レアル・ベティス前半戦評価vol.1

レアルベティス前半戦評価(17節セビージャ戦まで)

・成績 【6勝2分9敗(HOME 3勝2分3敗/AWAY 3勝0分6敗) 
勝ち点20(11/20位)20得点(9/20位)31失点(20/20位)】

GK 背番号1 ジョエル・ロブレス 9試合(先発9)15失点 評価点2
 ブラボの加入により出場機会の激減が予想されたが、ブラボが怪我ガチな為前半戦の約半分に出場。しかしながら15失点と結果が出せず。リーグワースト失点にも関与しているため評価は最悪。

DF 背番号2 マルティン・モントーヤ 4試合(2先発2途中)0G0A 評価点1
 今季エメルソンのバックアッパーとしてベティスへ二度目の加入。プレシーズンから参加しているため連携面は特に問題はない。しかし、エメルソン不在時の先発の試合でレッドカードを受け、さらには家族がコロナウイルスに感染し離脱。復帰後は本人が感染し離脱。不運な前半戦に。稼働率の低さからこの評価点。

MF 背番号3 ビクトル・カマラサ 0試合 評価点‐
 アラベスから帰ってきた今季だが、開幕前の練習で右膝の靭帯と半月板を負傷し長期離脱。手術は成功し復帰を目指している。怪我をしなければ、トップ下が置かれている今季はコンスタントに出番があっただろう。

MF 背番号4 ポール・アコク 4試合(4途中)0G0A 評価点2
 ペジェグリーニに気に入られプレシーズンからトップチームに同隊し昇格。ほぼ全試合でベンチには入っているものの、ウィリアン・カルバーリョの好調や中盤戦でのチームの不調により出番が限られ厳しいシーズンを送っている。

DF 背番号5 マルク・バルトラ 13試合(先発13)0G0A 評価点6
 素晴らしい内容の試合もあれば、酷い出来の試合もあったりして評価する側としては難しい。ただセンターバックの並びがコロコロ変わる今季、14節までほぼフル稼働で出場していたのは評価できる点だ。右サイドバックとしても出場し代えの利かない選手である。

DF 背番号6 ビクトル・ルイス 10試合(7先発3途中)0G0A 評価点3
 ベシクタシュからフリーで加入。ベティス初先発での試合でオウンゴールをして戦犯になるなど実力を証明できていない。正直この出来だとフェダルの方が良かったと言わざるを得ない。前半戦終盤は出場機会も増え、貴重な左利きのセンターバックとして後半戦の活躍に期待。

FW 背番号7 ファンミ 5試合(2先発3途中)0G0A 評価点1
 怪我でほぼ棒に振ってしまった昨季の挽回のシーズンだったが、決定的な仕事が全くできず、さらには負傷で離脱するなど、期待を裏切る出来。ベティスにはいないタイプのFWだが、今季活躍できなければ放出もあり得る。

MF 背番号8 ナビル・フェキル 15試合(15先発)1G(1PK)1A 評価点3
 チーム一番と言ってもいい程期待されていたが、ゴールに直結する仕事が少なく今季は期待を裏切っている。大事な試合で決定機を外したりPKも外すなど、ゴールもPKでの1点と悲しい結果。調子や結果がこのままだと売却必須。高い給料を支払っているため最低でも7G7Aは欲しい。

FW 背番号9 ボルハ・イグレシアス 11試合(4先発7途中)1G0A 評価点2
 失望でしかなかった昨季の挽回の為のシーズンだったが、今季は昨季より動きも悪くなった印象。レンタルから復帰したサナブリアにポジションを取られベンチが定位置。高額を払って獲った選手なのでゴールを量産してほしいが、現在は1点と望みも薄く期待はできない。今季だめなら売却必須。

MF 背番号10 セルヒオ・カナレス 11試合(10先発1途中)4G(2PK)4A 評価点7
 代表戦での怪我が無ければ今季前半戦のチームMVP。ベティスには欠かせない故に彼の負傷はチームの不調の原因にもなった。Wボランチでも起用されるなど、プレーの幅が広がっていただけに離脱が残念すぎた。長期離脱のはずが予想より早く復帰し3点取るなどチームの救世主として帰ってきた。

FW 背番号11 クリスティアン・テージョ 15試合(8先発7途中)4G1A 評価点5
 今季予想以上に活躍しており、一番ワンチャンを期待できる選手。開幕前はジョーカーとしての起用が予想されていたが好調により左サイドの1stチョイスに。昨季よりもドリブル突破や裏への抜け出しが増えゴールとして結果に。開幕戦の後半ATでのゴールが無ければチームはもっと悪い順位に居たかもしれない。

DF 背番号12 シドネイ 6試合(5先発1途中)0G0A 評価点2
 マンディのコロナ陽性や出場停止、バルトラの負傷など出場機会を得るチャンスはあったもののVルイスに第3CBの座を譲り第4CBとしてベンチに座っているばかりに。CBだがドリブルが上手くシュートも上手いので昨季のマドリー戦のような活躍を期待している。

GK 背番号13 ダニ・マルティン 0試合 評価点-
 プレシーズンに負傷。ブラボ加入の為レンタルでの武者修行が検討されたが負傷で話が無しに。復帰後も第3キーパーの為出場機会が無く、後半戦は出場機会を求める為武者修行へ行くだろう。

MF 背番号14 ウィリアン・カルバーリョ 14試合(10先発4途中)2G0A 評価点5
 ペジェグリーニに期待され今季は残留。既に昨シーズンより出場しており予想外のミドルシュートを決めるなどの活躍をしている。良くも悪くもチームの調子に引っ張られる印象で勝っている時は調子が良いように見えるが負けている時はミスなどが多い。しかしながらギリギリ取られないパスやボールキープなどは一級品。

DF 背番号15 アレックス・モレーノ 13試合(13先発)0G1A 評価点5
 今季は13節まで全試合スタメン出場し自慢のスピードや突破を見せてくれた。しかしペジェグリーニが選んだのは安定性のあるミランダだった。ポジションを取り返そうとした矢先にコロナ陽性になるなど運も味方せず。昨季のペドラサにポジションを取られた二の舞にならない為に頑張ってほしい。

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