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軟骨伝導補聴器を使ってみたよ

こんにちは。ふじえもんです。

今日は軟骨伝導補聴器を使ってみた感想を書きます。

今、一ヶ月ほど軟骨伝導補聴器をリオンから借りています。

軟骨伝導とか、軟骨伝導補聴器に関する説明は↑から読めるので、ここでは省きます。聴こえ方として、気導、骨導とありましたが、2004年に「軟骨伝導」があることが発見されました。

使っているのは、↑の「振動子について」という見出しで紹介されている3つの内の、イヤチップ貼り付けタイプになります。(多分)

昨年に、オーディオテクニカから軟骨伝導ヘッドホンが発売されたので、軟骨伝導という聴こえ方があるということをご存知の方もいらっしゃると思います。


(たまーに使ってるけど、骨伝導イヤホンと、聴こえ方でどう変わるのかよくわかってない。)

そういや、OpenRunPro Mini使ってるけど、記事書いてなかったのか。
記事ネタが発掘されたけど、当分書かなさそう。

Tweetしてた。ヘッドレストに干渉しないのがMiniの良さ。

振動子が浮くのはまだ改善できてないけど、まあ聴こえてるからいいや。
多分耳の形と微妙に合ってないんだろう。そんなに気にならない。



聴こえの体験に関する感想

軟骨伝導補聴器を装用しての、諸々の検査は骨導補聴器装用時よりだいぶ数値が良かった。とくに語音明瞭検査は、音量が小さくても音ごとの違いが明確だった。ついでに、自分の苦手な音もわかった。は行の音が苦手らしい。


感想Tweet。音がそのまま入ってくるのでかなりうるさいです。

今までは拾っていなかったような音、例えば、ちょっと離れた先の会話とかは、拾ってるけど小さくて曖昧に聞こえていました。軟骨伝導補聴器をつけると、病院帰りにそのままつけて帰ったのですが、小さいけど言葉として明瞭に聴きとれた記憶があります。(内容は文脈がわからないからチンプンカンプンだけど、言葉としてはわかった)

あとは、換気扇が回る音も拾ってる。病院で試着したときに、こんなに周りで機械とかが動いてるのか!ってビックリしました。
多分、今使ってる補聴の雑音除去とか諸々が優秀すぎて、気づいてなかったんだな。以前使っていた骨導補聴器も、たまーにつけてみるとほとんど加工されていない音はきこえるけど、そこまで拾ってなかったなあ。(デジタルに変換されているので加工されてないわけじゃないけど。)

補聴器としては、使いたい!と思うほどの体験が得られました。

面倒なこと

でも、自分の耳と相性が良い付け方がまだ見つかっていないので、当分買うことはないかな。

というのも、自分の耳って、小4~5にかけて、耳介形成の手術によってつくったものなんですけど、一般的な耳と比べると、耳の深さが浅いみたいなんですね。(ほかに表現が見つからない)

なので、耳掛け型のイヤモールド(耳の形状に合わせたオーダーメイドの耳栓)も、一般的に小さく、耳にはめても外れやすいです。

右耳は多分ずっと外れないだろうけど、左耳はイヤモールドがさらに小さいのですぐに外れます。10秒ぐらいで外れちゃう、或いはスキマが空いてどんどん接着面が剥がれてくのがネック。

少しずつ外れていくと、ハウリングが起きやすくなります。音が漏れて変に増幅されることにより起きる現象なんですが、これがまあうるさいこと。

ずっと喋ったり食べたりしてると、少しずつ外れていくので、ピーピーなり始めて、また付け直して..外れて、付け直して..の繰り返し。面倒だしやかましい。

こればっかりは、耳の形に依存するので、現状どうにもできないという結論に。


一応、対処法はいくつかあるけど、ズボラな自分にとっては面倒…(詳細は色々書きにくい事情があるので詳細は省きます。聞かれたら説明するかもしれないししないかもしれない。その時の気分。)

結局、試用期間で1か月いただいたけど、そんな事情があるので左耳はほとんど試してない…

外出するにしてもいつ外れるかわからないし、ちょっとの振動で外れそうになるのがとても不安だし、落ち着かない。。。

さいごに

結論。
右耳だけでも、聴こえには問題無いので、片耳だけの運用もアリかもなぁ。

とりあえず今の骨導補聴器でとくに不自由はしていないので当分このまま。


必要に応じて、例えば雑音がまあまあ含まれるような環境下での多人数会話の場面とか、静かなオフィスでの会話(声量が小さいので聴き取りにくい。補聴器を使ってもまだ聴き取りにくい)で、PHONAKのロジャーを補聴器と連携して使うのが、今の補聴の仕方。



似た状況の人が身近にいないので相談ができないし、参考になるケースがほとんどないのがなぁ。。。

補聴器。自作したりとかできるのかなー。骨導の振動子と組み合わせてテストできるならやってみたい。


他のメーカーの骨導補聴器、紹介いただいたけど、最近出たばっかりでまだ補償がないみたい。

んーむずかしい。

というわけで軟骨伝導補聴器のおはなしでした。

以上。ふじえもん。

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