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Happiness

No.28 大坪十維(神村学園)


こんばんは。
今年このチームの副主将を任されました、新3年生の大坪十維です。

まずは、日頃より富士大学サッカー部への多大なるご支援、そして応援ありがとうございます。

少し長くなりましたので、
トイレのお供や寝る前のひとときなど、時間がある時に読んでいただければ幸いです。



前回までの先輩方や同期の折笠くんのnoteはいかがでしたでしょうか。

折笠アツいな。好きだよ。

まだ読んでないよって人はぜひ読んでみてください。
結構いいこと書いてる人も多いので、よければいいねもしてやってください。


さて、僕がこの場を借りて書きたいことというと、

「4年生への想い」 

「僕のサッカー人生」

まあこの辺が妥当かなと。

4年生のことはもちろん大好きだし、書きたいこと、想いも多くある。
だけど、そんな御涙頂戴的な文は小っ恥ずかしいというか
まだ1年あるのでみんなにいじられそうで…。

前回の髙木先輩の言葉を借りれば、
「不言実行」ということで。

そういった類の文はまたの機会か、次回の人に託すことにします。

じゃあ、僕のサッカー人生について


と思ったが、まだ3年生。

これについても来年のnoteに取っておくことにします。



さあ、本題へ。


「憧れ」

皆さんには憧れの存在はいますか。

親父、母親、兄弟、親戚、
芸能人や歴史上の人物、プロのアスリート、
学校や部活の先輩や先生。

色々あると思う。




僕の小さい頃の夢は

“嵐の6人目のメンバーになりたい”

これでした。

幼い頃から家族や親戚の影響で車の中で嵐が流れていたり、テレビ番組で嵐を見たりする機会が多かった。

彼らのパフォーマンスをテレビで見たとき、僕は衝撃を受けた。


彼らは歌い、踊り、ファンに笑顔を向け、ファンに手を振る。
すると、どうなるか。

ファンは笑顔に溢れ、歓声をあげていた。


「カッコいい」

テレビの前の僕も自然と笑顔になっていた。

これが僕の憧れの存在である。

音楽番組に出る際は毎回録画するし、年末にはリビングとは別室で兄とガキ使を見ていたが紅白で嵐の出番が来ると親が呼びに来て、一緒に見る。
それが楽しみでもあった。

今でも兄とカラオケに行けば勝手に3時間嵐縛り、みたいなこともよくある。



おれも大勢の前で歌いたい、踊りたい、注目されたい。


いや、

それよりもキャーキャー言われたい、誰かを笑顔にしたい
そういう気持ちが強かった。


録画した音楽番組を何回も見返し、
テレビの前で一緒に踊って、歌ってと。
サッカーをしているとき以外はそんなことばっかりしていた。

嵐以外にも、

兄の影響で三代目J SOUL BROTHERS、
友達の影響でTWICEに、

大学生になった今でも、今をときめくK-POPアイドルのパフォーマンスを見ることが日課だったりする。

このようなアイドルと呼ばれるような人たちやアーティスト
というのが好きで、昔から勝手に憧れを抱くようになっていた。

どのアーティストやアイドルのパフォーマンスを見ても、

「カッコいい」「ああなりたい」

やはりこれだった。

それもあってか、僕は大勢に注目されることや目立つことは昔から好きだったような気がする。

実はね。



さあ、では

こんなやつは本気でサッカーしていたのかと、気になるでしょう。


それでは皆さん、サッカーの試合を想像してみてください。

ピッチには選ばれた22人の選手たち
それを応援しに来る大勢のファン、サポーター、
サッカーが好きな人たち。

ピッチでは大人の男たちが全力で戦い、
全力で喜び、全力で悔しがる。

それを見ている応援団の力強い応援、黄色い歓声、
子供たちのキラキラした視線、
ファンの笑顔。


そう、彼らもまた大勢の前でパフォーマンスを披露し、歓声を浴び、人々を笑顔にしているのです。

間違いなく僕もそれに魅了され、彼らのおかげで笑顔になれたし、僕の憧れの存在となっていた。


「カッコイイ」 「ああなりたい」

同じようにそう思った。



サッカー選手って本当にカッコいいんです。


そして、僕は高校サッカーのステージで素晴らしい経験をする。

高校サッカーをする者なら誰もが憧れる高校サッカー選手権。

その鹿児島県大会決勝。

鹿児島県民は分かると思うが、伝統の決勝。
神村学園VS鹿児島城西、白波スタジアムでの決勝。

両校全校応援、スタンドには赤と青の大応援団。
そして、大勢の観衆。




僕はピッチに立っていた。





ピッチから見るあの景色、
試合中に起こる歓声、
男子生徒の太い声と、女子生徒の黄色い歓声、
吹奏楽部の演奏、チア部、応援団の声、赤く染まったスタンド、
いいプレーをすれば沸く会場、
得点のときのあのスタジアムが揺れるような感覚。

そして、 優勝。






言い過ぎかもしれないが

まるで、自分がプロサッカー選手になったかのような気持ち。



そして、



いつしか見た嵐のライブのステージに自分が立っているかのような感覚。



全く規模は違うが、



そんな感覚だった。


たまらん。


思い出すだけでワクワクする。


サッカーやっててよかった。そのとき強く思った。



アイドルとサッカー選手。

全く違うように見えるが、誰かを笑顔にし、誰かに幸せを届け、誰かに応援してもらえる。
そして、誰かの憧れの存在になれる。

そういったエンターテイナー、誰かに夢を与えるという面では同じなのかもしれないと僕は思う。

だから両者に憧れを抱き、いつかは僕も……。



なんて思うようになっているのかもしれない。






最後に高校の監督がよく言っていて心に残っていることを、

『お前らのサッカーを見て、お前の姿を見て、小さい子たちが
サッカーっておもしろい、自分もサッカーがしたい。僕もあのチームでサッカーしたいって思ってもらわないと。

そして、応援してくれる人たちが笑顔になって、幸せになってくれないとやっている意味がないぞ。

お前らの姿で誰かを笑顔にして、
"よし明日も頑張ろう" って誰かの明日を生きる活力になってもらわにゃ。』


いや、深いなぁ。


こんな考えそれまでは全くなかった。
だけど今はこの考えが僕が頑張る一つの大きな意味になっている。

自分が頑張ることで、

誰かの笑顔になり、誰かの今日を頑張り、明日を生きる活力になっていればなと。

そういう想いで日々、一生懸命生きています。




おれも誰かの憧れになっていたらいいな。






長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。


次回は誰かな🧐

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