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Play frameworkを導入し、ブラウザ表示を確認するまで

Play framework導入のための環境構築(OS: Windows10, 言語: Java)

手順1:Java Development Kitのインストール

Play frameworkを利用するための要件として、Java バージョン SE 8 ~ SE 11と公式サイトに係れていますので、JDKをインストールします。コマンドプロンプトで確認してみると、私のPCにはインストールされていませんでした。

JDKは、オラクルのHPからダウンロード可能です。(https://www.oracle.com/java/technologies/downloads/

2022年6月現在、Java17や18などの最新版をPlay frameworkでは、サポートしていないようですので、Java8又は11をインストールするよう気を付けてください。私は、Java17をインストールして試しましたが、上手くいかなかったので、Java11をインストールし直しました。
※インストール後は、環境変数の設定をお忘れなく。

コマンドプロンプトでJava11がインストールされていることを上記の通り確認しました。

手順2:sbtのインストール

sbtは、ApacheのMavenやAntに似た、ScalaやJavaのプロジェクト用のオープンソースのビルドツールになります。sbtの公式ページ(https://www.scala-sbt.org/)からインストーラーをダウンロード可能です。

インストール前、コマンドプロンプトで確認
インストール後、コマンドプロンプトで確認

手順3:Play frameworkのプロジェクト用フォルダを作成する

Play frameworkを利用したプロジェクトの作業フォルダを作成しましょう。IntelliJ IDEAといったIDEやVisual Studio Code等のテキストエディタでこのフォルダを展開し、開発を実施していきます。例えば、Cドライブ配下に以下の通りPlayProjectフォルダを作成します。

手順4:sbt newコマンドでPlay frameworkのプロジェクトを作成する

手順3で作成したフォルダへ移動しましょう。そして、以下のコマンドを実行します。

この” sbt new playframework/play-java-seed.g8”はjava言語用のPlay frameworkプロジェクトを作成するためのおまじないと考えてよく、プロジェクトを作成するときは、いつもこのコマンドを利用します。

Enterを押し、コマンドを実行すると、プロジェクト名等を聞かれますので、sampleprojectなど好きなように名前を付けて、そのまま進めて行くと、作業フォルダ内に付けた名前のフォルダが作成されていることが確認できます。

手順5:sbt runコマンドでPlay frameworkプロジェクトを立ち上げる

手順4で作成したプロジェクトフォルダへ移動しましょう。そして、sbt runコマンドを実行しましょう。

エラーが発生することなく、サーバーが立ち上がれば成功です。「http://localhost:9000」へアクセスして、ブラウザ上で以下の画面を確認できれば、Play frameworkの環境構築は完了となります。

以下は、本作業を実施するために参考にした情報源となりますので、必要に応じてあわせてご覧ください。

・Getting Started with Play Framework(https://www.playframework.com/getting-started)
・IntelliJ IDEAでPlay Frameworkを導入する(https://note.com/yuinami/n/n3732943423c2)


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