人生は……

※注意※

この記事は2018年当時に書いたものを加筆修正したものです。

偏見8割、虚無2割の成分を含んでいます。

シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジファンは見ないでください。

不快に思われた方は早急にブラウザバック or 別の面白記事を見てね。





藤倉キョウです。

突然ですが、皆さんは「東京ディズニーシー」へ行ったことがありますか?

ディズニーシーといえば家族連れやカップルがよく来ることで有名な場所ですよね。

もちろんそれ以外の人でも楽しめるテーマパークなんですが、今回はそのディズニーシーで体験したこんな話を。


時は2018年3月26日。

高校時代の同期4人で東京ディズニーシー(以下、TDS)に行ってきました。最初は定番中の定番、「タワー・オブ・テラー」に乗ったわけです。

タワー・オブ・テラーといえば「絶叫系」っていう言葉が一番似合うことで有名なアトラクション。これに乗る人間たちは大抵、

「タワテラ怖いヾ(。>д<)シ 」

という感想しか言えなくなってしまうトンデモアトラクションなのですが、藤倉という人間は(実は)頭がおかしいので、

「これ無表情で乗ったらどうなんだろう」

というよくわからないことを思いついたわけですね。

タワーオブテラーに乗る前の藤倉キョウ

その結果は……お察しください。やめたほうがいい。


そんなこんなで色んなアトラクションに乗ったあと、

「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」

というアトラクションに乗ることになったわけですよ。


「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」というアトラクションは、ディズニーランドでいう「イッツアスモールワールド」のTDS版のような感じで、舟型のライドに乗って世界観を楽しむ、TDS開園当初からの歴史あるアトラクションなんです。

(説明しても伝わらないわ!という方はこのTDS公式の映像を見てもらえればおそらくわかると思います(多分))

このアトラクション、ストーリーも歌も素晴らしい。しかし絶叫系のアトラクションを乗った後だと、結構ゆったりしてるので流石に眠くなる。

いやいや夢と希望を与えてくれるのディズニーがそんな眠くなるなんてないでしょ!と思って、Google先生で「ディズニーシー シンドバット」と検索してみると、「休憩所扱いするな!」というまとめサイトが最初に出てきました(2018年3月当時)


元々そんな何度も乗るアトラクションでもないし、他に乗りたいアトラクションもあったので「もう乗らなくていいや」なんて思い始めたとき、ふと時計を見ると午前11時。

そろそろお昼時だ。食べる場所が混んでしまうので、シンドバットの近くにある「カスバ・フードコート」というカレー専門のお店で昼食を取ることにしました。値段は少し高めでしたが、そこそこのうまさだったので、満足。

次のアトラクションまで少し時間があったのでここで少し休憩したんですが、そこで友人の一人が3DSを僕に手渡したんですよ。なんだろうと画面を見ると、桃太郎電鉄。1台でも回しプレイで4人対戦ができるとあって白熱した。お店を出た後もアトラクション並んでいるときにずっとやってました。


その後潰しあいの連続で友情崩壊になりかけ、流石に中断。

気分転換に何か乗ろう。でもまだファストパスの時間まだだし。じゃあなんかすぐ乗れるやつ乗る?……なんてやりとりをしたあと、なんとまたシンドバットに乗ることになってしまいました。

そりゃもう……ね。4人とも桃鉄で疲れ切っていたのでぐったりしながら乗ってました。また連戦の次ぐ連戦で精神崩壊もしていたので約10分間が拷問と化していました。

(そんな状態で乗るな)

やっと終わって僕らはファストパスを取っていた「レイジングスピリッツ」に向かおう……としたのだが、まだあと20分ある。


……またシンドバットに乗った。乗ってしまった。

そう、桃鉄の疲労感から気性が荒くなり、シンドバッドを「眠い」だとかボロクソに言っていた。しかし、僕らはまたシンドバットに乗ってしまった。

それから僕らはぶっ壊れて、レイジングスピリッツに乗る前に友人(僕が最初かもしれない)が、「これはレイジング・シンドバットだ」と言っていた。このシンドバット(レイジングスピリッツ)はなんでシンドバットもチャンドゥ(シンドバットに登場する虎のキャラクター)もいないのだろうと疑問に思ってしまう自分。もうおわりです。

レイジングスピリッツに乗ればシンドバットの

「コンパス・オブ・ユア・ハート」

を口ずさむ。それを疑問に思う人は一人もいない。

...…本当はこのあとに「センター・オブ・ジ・アース」に乗る予定だったんですが、もう行く先はシンドバット。

もうシンドバットが怖い。コンパス・オブ・ユア・ハートが怖い。チャンドゥが怖い。


ありがとう人魚さん助かったよニャー(雷の音)


……気が付くととディズニーシーの外にいた。これは夢だったのか。なんかもう一回乗ろうとしたような気がするけど、それも多分夢だろう。

もう時刻は8時。帰りの武蔵野線は混雑していた。ふと電車の窓に映った顔を見てみると、目の焦点があっていなかった。

・・・という話があったんですよねぇ。


信じるか信じないかはあなた次第です。


……あれから5年。シンドバッドをリベンジをするときは今かもしれない。

待ってろシンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
次は眠いなんて甘いこと言わずに楽しんでやるぜ。


次回『シンドバッドを100%楽しむ』

いつかまた必ずやります。

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