2/11 通年マイズナークラス5回目

今日のレッスンの一環で怒りを感じる人を想像してリピテイションをするというものをやった。
その時ほとんど無意識に理詰めで淡々と怒っている(叱っている?)と指摘をいただいた。

自分の癖の1つでオートマチックに処理をしてしまうというものがある。
これは癖というものよりも社会において自分の良いところだと思っている。
よく人からはありがたいことに「行動力がある」とか「頭の回転が早い」と褒めてもらうことがある(めちゃくちゃ嬉しい)。

今日気づいたのは結果的にそう見えているだけで実は選択をサボっているということだ。
何かを選択するということはめちゃくちゃ疲れる。
だから自分の中であらかじめ条件分岐を決めておいてこういう時はこうするみたいなものをオートマチックに処理しているにすぎない。
これは先にも書いた通り人間関係や仕事においてめちゃくちゃ役に立つ。

しかし演劇においてオートマチックに処理して動くということは足枷になっている気がする。
例えば怒りを感じるようなことがあってもカッとならないように自動で弾き返してしまう。
そうすることで社会では心穏やかに暮らすことが出来ているけど演劇においてはちゃんと怒るという選択肢を能動的に選択したい。

そもそもなんでオートマチックに処理するようになったのかというと社会で役に立つというほかに「頭が良い」と思われたい自分がいるのだと指摘されて気づくことができた。
判断や行動が早いと頭が良い風に見られる。
自分は先にも書いたようにこのことを褒めてもらうのがめちゃくちゃ嬉しいと感じる性格なんだ。

このオートマチックに処理する癖をどう演劇に持ち込まないようにするか今のところ全然手がかりをつかめていない。
自分のいい所だと思っていたものが演劇に良い影響を与えていないと今日気づくことができたので今後段階的に持ち込まないようにしていくしかないのだろう。
まずはオートマチックに処理をした瞬間にそのことを自覚する。次に自覚したことを口に出す。
そうすることで徐々に良くなっていくのかな?
懸念リピテイションのテンポが悪くなりそうなことかな〜
これは慣れるまではどうしても思考が介入してくるから仕方ない。

長くなったけど社会ではオートマチックに処理をして、演劇においては感情の一つ一つを選択する、これができるようになりたい。


関係ないけどレッスンが始まる前にタイラとお互い働きながらよくやっているって話になって本当その通りって思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?