【3】20-21 Manchester City Third #10 Sergio 'Kun' Agüero
まえがき
3枚目のシャツ、「20-21 Manchester City Third #10 Sergio 'KUN' Agüero」を紹介します。優れた決定力でボックスの内外からゴールを量産した、Premier League最高峰のストライカー。日本のアニメが愛称の由来でもある'Kun' Agüeroです。
AGUEROOOOOOOO!!!
20-21 Manchester City Third #10 Sergio 'Kun' Agüero
Player Photo
エピソード
2011年の夏にAtletico MadridからCityに加入したアルゼンチンのストライカーは20-21シーズンでクラブを去ることになりました。正式発表されたのは2021年の3月29日でしたが、前々から噂されており、去るレジェンドに敬意を表してAgüeroのシャツを購入することにしました。
彼のシャツを買う時に、このシーズンのどれが一番良いか考えた時に、なんとなくこのThirdシャツが浮かんだんですよね。理由は分かりません笑。ただ、やっぱり彼の名前の入った水色のシャツが欲しくなってきているので、なんとか相応しいシャツを購入できないか画策中です。
Agüeroといえば、ボックス内で遺憾無くゴールへの嗅覚を発揮し、ロークロスを合わせたりこぼれ球を押し込んだりヘディングで決めたり、かと思えばボックス外からのミドルや相手GKと駆け引きして浮き玉で決めたりと、様々なシチュエーションにおいて、その高い決定力で得点を量産しましたね。ニアハイにズドンと打ち込むゴールも印象的です。トップ画像の試合でも、Crystal Palaceのゴールニアハイに強烈な一撃を決めています。
ライバルであるManchester Unitedと最後まで優勝争いを繰り広げた11-12シーズンには、最終節QPR戦で93分20秒に劇的な決勝ゴールを決めています。
ちなみに、21-22シーズンのHomeシャツはこの伝説的なゴールを決めた試合時刻である、93:20をモチーフにしていますね。
AGUEROOOOOOOO!
20-21シーズンは怪我や新型コロナウイルス感染症のため、なかなか出場機会は多くはありませんでしたが、ホーム最終戦はPremier League最終節のEverton戦、途中出場から2点を沈めて5-0の勝利に貢献しました。AgüeroのCityでの初戦(Swansea City戦)でも、この日と同じく途中出場から2得点を決めています。こういうエピソードがある選手、いいですよね。
Cityのレジェンドは、クラブレコードとなる260得点を記録したほか、プレミアリーグにおける外国人最多得点記録、同リーグにおける単一クラブでの最多ゴール数(184)、同リーグにおける最多ハットトリック数(12)など、数々の輝かしい功績を残しCityを去りました。
Aguero All 260 Goals For Manchester City
シャツの詳細
購入先:Manchester City Official Online Store
購入時期:2020年11月
Authentic Shirtsです。
白地にピンクと水色のペイズリー柄が結構可愛いくて好きなんですが、デザインは結構人を選ぶかな〜と思います。
19-20シーズンはLiverpoolがリーグ優勝したため、20-21シーズンのCityのシャツにはChampions仕様ではない、通常のPremier League Sleeve Patchが右袖に圧着されています。約8cmあるので、おそらくPlayer Issue Sizeですね。
そして、その下に「No Room For Racism」Patchが付いています。購入時点では付いてなかったので、Bambi Footballさんから単品で購入して自分で付けました。
ちなみに、人種差別反対運動のスローガンとして「No Room For Racism」が始まったのは2019年になります。
コロナ禍でリーグ戦の中止を余儀なくされた19-20シーズン、再開初戦となった2020年6月の試合では、Black Lives Matterを支持し、右袖にPremier League Sleeve Patchの代わりに専用のパッチを使用しています。
その後、20-21シーズンからはPremier League Sleeve PatchとNo Room For Racism Patchを着用することになりました。
再開初戦となったArsenal戦でのBlack Lives Matter-人種差別への抗議
Black Lives Matter Patch
また、シティファンや、前回の記事をご覧いただいた方の中には違和感にお気づきの方もいるかもしれませんが、このシャツには本来あるべきものがありません。
それは、左肩のNexen Tireのスポンサーパッチです。後から気づいたのですが、左袖の空白感が凄いです。
海外のECサイトでシャツを購入する様になってから、パッチ類の圧着状況が様々なもの(このシャツと同様に袖パッチがなかったり、胸スポンサーもないもの等)を見てきましたが、気づいた時には、公式ストアの商品でも無いものがあるのかと驚きました。(まあ23-24のOKXのスポンサーパッチも公式ストアでも着けられないのですが。)
色々と探してはいるのですが、20-21 Home用と明記されたものを見つけることができず、17-18 Home用を買ってみましたが、やはり色合いが違うように見えたので、とりあえずそのままにしています。
なにか情報をお持ちの方がいたら教えていただけると喜びます。
Pumaは22-23シーズンから、Authentic Shirtsにはかなり薄くて軽いULTRAWEAVE生地を採用しています(あんまり好みの質感ではないです)。このころはまだDRYCELL生地のため、Replica Shirtsとそこまで大きな差がないように見えます。
とはいえ、生地の加工や肩甲骨と前面の鎖骨のあたりに通気孔があるなどの仕様の違いがありますね。
そのころのManchester City
20-21シーズンのPremier leagueは、序盤こそバタバタしていたものの19節でChristal Paraceに勝利して以降首位をキープし続け、直近4年で3度目の優勝となりました。
UEFA Champions Leagueではラウンド16でBorussia MGに勝利、続くラウンド8でDortmund相手にも勝利しました。このときのDortmundにはBellinghamやHaalandがいましたね。のちにHaalandはこの試合の後にシティの選手たちから勧誘を受けたと語っています。
そして、初のCL決勝へ向けて準決勝ではPSGと対戦。勝利したもののかなり荒い試合になりました。途中交代で出てきたJesusがかなり削られていて不憫に思った記憶があります。
同国対決となった決勝Chelsea戦ではHavertzに決勝ゴールを決められ、初のCL決勝戦は苦い思い出となりました。
Season Results
Premier League 優勝(2シーズンぶり5回目)
FA Cup 準決勝敗退
Carabao Cup 優勝(4連覇、8回目)
UEFA Champions League 準優勝
今回は、「20-21 Manchester City Third #10 Sergio 'Kun' Agüero」を紹介しました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
シャツ紹介記事の目次はこちら
前のシャツ
次のシャツ
下記リンクからもシャツの紹介やその他の記事をご覧いただけます。
ユーザーフォロー、マガジンフォロー、スキをいただけると励みになります!
シャツの紹介:こちらのマガジン
シャツ紹介含む全ての記事:こちらのマガジン
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?