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コーヒーショップの向かいの席で、高校生のカップルが勉強をしている。

彼の方が、ペン変えた?と言った。彼女らしい女の子は、よく気づくねぇと答えて、言われないと誰もわからないよーと会話が続いていた。

ネイル変えた?とか香水変えた?とかとは違う、色気とは遠い会話だけど、相手の些細な変化に気づける見守り力を持っていて損はない。

先日、スナックすずの新店舗がオープンした。参加してくれるみなさんありがとうございます。

実は、新店舗ができる前に期間限定のお店を約3週間ほどオープンした。
 
そこでは、メンバー限定で、ツイートみたいなものができたり、音声で話すことができたり、ちいさな番組を聞けたりと、全国どこにいてもどこからでも参加できるインターネットのお店だった。

どうなるかなと思ったけれど、実験でオープンしたお店に30人ちょっとの人が集まってくれた。閉店日には、多くの人とここに集まれた喜びを話したりして、閉店してしまう寂しさをこぼしたりもした。

やってみて分かったけれど、お店って、箱ではなくて人なんだと思った。

スナックすずは、「GOOD SHARE」の考えを元につくっているお店。

ラジヲ番組から生まれたお店は、与えられるより、ほんの少し与える方が多い方がいい。みたいな人たちが集まってくる。(ラジヲ番組は、不定期で配信される番組で、みんなの愛しいツイートを勝手に紹介するトークバラエティだ。)

ここは、学校とか、職場とか。そういうところで生まれる関係性とは異なる、もうひとつの場所。

細かく説明してもわかりにくいかもしれない。参加して見るまでわからないかもしれない。

単純に言えば、大人になってから信頼できるなかまとほんの少し時間を共有する場みたいなもの。世間で言われるコミュニティみたいなものとは少し温度が違う。
 
とはいえ、わからないものに飛び込んでみるのは、とっても勇気のいることで、インターネットの世界だったりすると怪しいと思われるかもしれない。

ところで、とある頃から声が集まる場所が好きだった。

それは、人気のミュージシャンや、有名人のトークショーというより、少人数の対談イベントとか、喫茶店のカウンターとか。

そういうラジヲのような会話を聞いていたり、ほんの少し参加したり。そんな時間が好きだ。

イベントじゃなくても、会話が生まれる場をつくりたい。話したいと思ったときに顔を出せる場所がある。そういう場をつくりたいと思っていた。

例えば、誰かに聞いて欲しいことがあった日も、悩みに対してアドバイスが欲しいというよりも、色々な考えにふれて、自分で選んだ答えを出せるようなそんななかまがいてくれたらと思う。

映画館で同じ映画を見るみたいに同じところで声を出して笑ったり、泣いたりするのもいい。

うれしかったことなんか何回も思い出して喜んだっていい。それを許してくれる安心できる場をつくりたい。

そんな大人のあそび場をみんなでつくっていきたいと思っている。リアル店舗も準備しているけれど、場所が決まったら、通えない人が出てくる。

だから、スナックすずな人たちを集めて、どこにでもお店が生まれるようにしたい思ってる。

という感じで、新店舗がオープンしてるので、気になる方は声をかけてもらえたらうれしいです。

正直なところ、誰でも参加して欲しいと思えないところもあるので、相性のいい人がじっくり増えていってくれたらと思っている。
 
定期的にお知らせをさせていただくので、参加できるのはそのときにさせてもらおうかな。よかったらお声がけください。

みなさんのお越しをお待ちしてます。

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