オルソケラトロジー日記 Day1〜2

突然ですが、始めます。

『オルソケラトロジー』という近視治療を初めて知ったのはつい2日前のことだった。もともとホールICL(AKBの指原さんがやったことでやや話題になった眼球にレンズを挿入する近視治療法。「最悪の場合入れたレンズを抜けば元に戻せる」ことがメリット)の適合検査のために眼科の予約を取っていたのだが、病院へのアクセスを調べるために公式サイトを見ていたところ、ふと目に留まったのだ。『手術しないで視力回復』…へええ、そんなのあるんだ。説明を読んだらなんだか気軽にできそうだし、昼間は裸眼で生活できるというし、もともと少し手術は怖いなと思っていたので、検査時に併せてこちらの適合も診てもらうことにした。治療費がホールICLより全然安かったのもグッときたポイントだった。

オルソケラトロジーとは、夜間特殊なコンタクトレンズを装着して寝ることで角膜を矯正し、起床時の視力を回復させる療法のこと(詳しい説明はこちら(わたしが診察してもらった南青山アイクリニックのサイトです)を参照)。強度の近視の場合は視力の戻りがイマイチなこともあるらしいが、わたしは右0.3、左0.2と比較的軽かったので適合の範囲内だった。検査を経て診察のときに担当医に相談したところ、「毎晩装着するのが手間ではあるけどまあそんなに近視が強いわけでもないし、お試しもあるからやりたいんなら一回やってみたらいいんじゃないですか」くらいの気軽さでGOが出た。というわけで昨日からオルソケラトロジーの試用を始めました。せっかくなのでどんな感じで推移するのかレポートしてみたいと思う。

Day0

オルソケラトロジーで使うコンタクトレンズはほとんどハードコンタクトと同じなので、コンタクトユーザーであれば比較的スムーズに始められると思う。多少ゴロゴロはするけれども、寝てしまえば気にならない。

Day1

◾️装着時間:4時間半
初日から装着時間がやや短めになってしまった。昨晩はわりと早々に寝落ちして、気付いたら深夜4時だったせいだ。その後装着して寝直し、その4時間半後に目が覚めた。本当は6時間以上装着していた方がいいらしいが、もう全然眠くないので起きて外すことにした。視力は……うん?どうだろう。まだ初日ということもあるし、そもそも裸眼でもまあ生活できなくはないくらいの視力なので、そこまで大きな感動はなかった。あとオルソケラトロジーは暗いところでボヤける傾向があるらしい。わたしの部屋は日当たりがあまりよくないので昼間でも薄暗く、そのせいでボケているのかもしれない。洗面所の鏡を見たらコンタクトを着けたときのような見え方をしている気もした。

視力回復を一番感じたのは外に出たときだった。「あ、はっきり見えるな」という感じ。ただ、昼過ぎには戻ってしまっていたような気がする。あと屋内ではピントが合わせづらい。この日は映画を観たのだが、上映中はいつも使っている眼鏡をかけた。外でかけてみたときはちょっと度がきつい感じがしたのだが、映画館の中だとちょうどよかった。

Day2

◾️装着時間:5時間ちょい
昨日も帰るなり寝落ちしてしまい、結局同じくらいの時間しか装着できなかった。朝起きたときの視力感は昨日と同じくらい。今日は仕事なのでPCをよく見たが、ちょっとピントが合わせづらい気がした。遠くを見るぶんにはいつもより確実にクリアに見えているんだけどなあ。あと、左目の視力の戻りが悪い気がする。もともと左の視力が右と比べて低いガチャ目なので、そのぶん効きがよくないのかもしれない。視力の持ちもそこまでで、結局17時頃にはいつも使っている眼鏡をかけた。明日はもう少し長く装着して様子を見たい。

#レポ #体験記 #オルソケラトロジー

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