薄れていくもの。残るもの。

実はしれーっと今月の頭に誕生日を迎えた。
今年で31歳。

「思い描いていた◯◯歳とは随分と違うなあ。」

なんて思う事にも慣れてきて、
ありのままに31歳なりたてホヤホヤの日々を過ごしています。

去年あたりからAzamiとして密かに一丸となって取り組んでた事があるんだけど、
なんとなくそれが形になってきてる気がする。

完成するにはまだまだ時間がかかるし、やるべきことも沢山あるけど、
ひとまず実感が湧くくらいになってきたからよしとする。

今まで数え切れないくらいのライブを観てきて、音楽を聴いてきて、ここ最近は

「自分の中で何かが薄れてしまったのかな。」

と少し寂しくなっていたけど、
何となくだけど、そんな事はないのかもしれないなって突然思えた。

本当に全部が薄れてしまってたら、
自分の中に今でも鮮明に色濃く残っている
「あの感覚」
が存在してるはずはないし、もっと冷めきってるはずだ。

だから少し安心した。

安心したし、漠然と
「今なのかもな」って思った。

Azamiってバンド名は
「10年後くらいにかっこいいバンドになれたらいいな」
って思いで付けたけど、
ざっくり10年かけてようやく見えてきた。

そうともなれば後はお決まりの
「自分次第」ってやつですねー。

薄れていくもの。残るもの。

でも、

薄れていってるのは自分じゃないのかも。

気付けてよかった。

そんなこんなで31歳の関普円もよろしくお願いします。
割と元気だし毎日楽しめてます。

あ、
photo by 岩渕直人