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デザインのコツ

【レイアウト】
①ラフでデザインの構成を固める。
→実寸大に近い紙に書いて、サイズ感も確認。
→掲載したい情報を整理して、優先順位をつける。
→ソフトを使って仮配置
キャッチコピー・タイトルは一番大きなサイズにする。
詳細情報は小見出しと本文に分ける。
②グループごとに纏める
→関連性の高い要素は纏めて、違うグループは間隔を空けて判別しやすく
→近づける、遠ざける。区切る、囲う。揃える。強弱をつける。
→同じデザインを繰り返す。色だけ変える。
※1/3の法則:レイアウトを3分割する。余白を作る
→文章は「読ませる」でなく「見せる」!
※視線の流れ:Z型(横書き)、N型(縦書き)、f型(箇条書き)

【文字と文章】
①読みやすさ
文字サイズ、行間、文字間
(文字が詰まっていると読みづらい)
読みやすいサイズ(A4):子ども:12~23pt、大人7.5~10pt、9~12pt
小出し(本文の1.2~2倍)≧本文≧補足情報(6pt以上、本文以下)
長文の行間はやや広げる。(0.5~1文字分)
文字間は文字同士がくっつかないように。(10~20%程度)
②フォント
基本はゴシック、明朝、丸ゴシックの3つ
●ゴシック:文字の線の太さが均一で見やすい書体!
・文字の太さによる印象
太い(活気的・力強い、インパクト)
中間(ニュートラル、親近感、カジュアル)
細い(洗練、やわらかい、モダン)
●明朝体:可読性に優れた読みやすい文体
・文字の太さによる印象
太い(威厳、重厚、説得力)
中間(丁寧、知的、高級感)
細い(洗練、上品、繊細)
●丸ゴシック:やわらかい雰囲気を出せる。
・文字の太さによる印象
太い(幼い、ポップ、ユニバーサル)
中間(かわいい、ゆるい、やわらかい)
細い(懐かしい、優しい、ほっこり)
※使うフォントは1つのデザインに3つまで!
・メインフォント:タイトルや見出し
・アクセントフォント:サブタイトル、キャッチコピーなどでアクセントを加える
・ベースフォント:本文で使用するため、見やすいフォントを使用
③文字の微調整
カーニング:文字と文字の間のスペースが均等見えるようにすること。
→サイズや高さを丁寧に調整することで、ストレスなく読める。
(英数字は欧文フォントにすると全体の印象が纏まる。)
(数字は大きく、単位は小さく表記)
④タイトル
加工はシンプルに、メリハリをつける!
・メリハリ文字:強調したい文字は大きく、助詞や単位は小さくする。
・ずらし文字:傾けたり、上下にずらすことで、リズミカルなデザイン
・色変え文字:1文字ずつ色を変えるため,楽しいデザイン
お洒落な文字加工
・重ねフチ文字:フチ文字を少しずらして重ねる。
・アーチ文字:さりげなく注文したい。
・すきま文字:文字の一部を切り離して少しだけ隙間。
※欧文フォントはイメージ重視!
(場合によっては英語に置き換えてお洒落に!)

【配色】
①色の分類とイメージ
・暖色(赤黄系):暖かみを持つ
赤(活発、情熱、強い、危険、愛情、暑い)
桃(幸福、かわいい、甘い、春、若い、優しさ)
橙(元気、陽気、開放感、賑やか、親しみ、活力)
黄(希望、明るい、楽しい、子ども、幸福、注意)
茶(大地、温もり、古典的、温和、素朴、渋い)

・寒色(青系):冷たさを感じる
青(信頼、爽やか、知性、涼しい、冷静、清潔)

・中性色(緑紫系):温度を感じさせない
緑(自然、植物、癒し、健康、安全、平和)
紫(高貴、上品、伝統、神秘的、優雅、芸術亭)

・無彩色(白黒系):色味を持たない
黒(クール、高級、上質、強い、重厚、威厳)
灰(洗練、大人、シャープ、中立、控えめ、無機質)
白(シンプル、純粋、神聖、透明、清楚、無垢)

②配色の仕方
「色相」「明度」「彩度」の3つですべての色が決まる。
・ワンカラー
色数が多いとごちゃごちゃする。
→背景や文字、イラストなどをワンカラーに纏める
・3色
ベースカラー:面積が一番多く、全体の印象を決める(70%)
アクセントカラー:ワンポイントで注目をひく(5%)
サブカラー:2番目に面積が広い色(25%)
※あくまで基本の比率
※ベースカラーを決めて、の頃は同系色or反対色
例示
黒+2色(同系色or反対色同士)
写真と色と合わせる

【ビジュアル】
・写真を入れてみる。
→具体性、シチュエーションを想像させる、素早く正確に伝えられる。
→レタッチ(明るさ・コントラスト、色味、彩度を調整)
・イラストを入れる
→親近感が出る。世界観を作れる。難しい内容も伝えられる。
→癖がない、色数が少なくする、テイストを揃える。

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