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4月30日(日)中央競馬予想

本日の提供レースは、申し訳ありませんが天皇賞の1鞍のみとさせていただきます。
券種に関してはアレンジしてみても面白いと思いますが三連単は2点でまとめております。
タイトルホルダーが圧倒的人気を集めた今回、不安要素も多々ありますのでそのうえで絞った馬券を組んでおります。是非、皆様の馬券に役立てれば。



京都11R

天皇賞・春

今年の天皇賞において私が最も重視しているのは3年ぶりに京都競馬場で開催されることです。2020年の10月以来実に2年半もの間京都では競馬が開催されていません。ということは現5歳の馬が2歳の秋となりますので4歳、5歳の馬はまず未経験と考えて良いでしょう。そこで阪神と京都の違いでまず思いつくのは直線に急坂があるか平坦であるかということになります。
近2年の阪神開催だった天皇賞での最速上がりは36.4と36.7となっていて、それ以前の過去8年の京都開催では遅くともレインボーラインが勝った35.2秒となっていて34秒台も数多く記録されています。
1番人気のタイトルホルダーは前走の日経賞と昨年の天皇賞・春では上がり最速を記録していますがいずれも36秒台で勝ち鞍も全て中山、阪神と比較的時計の掛かりやすいコースでのものなので今回の圧倒的な人気は疑ってかかるには充分な材料になります。
更に血統に目を向けますと、過去10年の馬券内30頭のうち実に28頭が父サンデー系で残りの2頭がキングカメハメハ系となっています。そしてその2頭は昨年のタイトルホルダーとテイオーロイヤルです。母数の違いもあるとは思いますが京都における天皇賞では昨今の日本のスピード競馬の要素が色濃く反映されている結果となっています。それが3200mという長距離においてでもです。血統面からもタイトルホルダーを嫌って面白いと考えられます。
しかし、これまで強靭なスタミナを武器に数々のレースを勝ってきたタイトルホルダーをカットという訳にもいきませんが、軸として最適な馬を探してみるとやはり昨年の菊花賞で後続を突き放した上位3頭ということになってきます。
そこで特に注目すべきはディープインパクト(サンデー系)産駒のジャスティンパレスとアスクビクターモアです。ディープインパクト産駒で天皇賞・春を勝ったのはワールドプレミアとフィエールマンでこの2頭の共通点は母系がヨーロッパのスタミナ血統であるということ。ドイツ血統の代表的なアカテナンゴの血を引くワールドプレミアにニジンスキー系のフランス馬を母に持つフィエールマン。
となるとやはり米国産母のジャスティンパレスよりレインボークエスト産駒のイギリス産馬を母に持つアスクビクターモアが有力になります。レインボークエストというのは、かつて天皇賞・春を制したサクラローレルの父で特にスタミナに長けている血統です。
そして、アスクビクターモアのストロングポイントがもうひとつ。やはりダービーの内容です。日本の2200m以上のレースでスピードが要求されるのは東京の2400mに他なりません。そこでの2.22.2の3着というのは非常に評価できます。この持ち時計は京都での実績が計り知れない馬たちを比べる上で大いにプラスです。
展開的にはタイトルホルダーをアスクビクターモアが捉えたところで後ろから差してくるジャスティンパレスがタイトルホルダーの前か後ろかという決着を想定しています。

◎⑥アスクビクターモア
○①ジャスティンパレス
▲③タイトルホルダー
※◎からの馬連、三連単1着流し推奨

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