見出し画像

予約制の運試し。

福袋 触れる事すら 運がいる
…一句読めてしまった。

最近の福袋は中に何が入っているか
わかっていて当たり前
予約制だったり抽選だったり
無駄のなさが現代らしい。

私が若い頃はねぇ
中身なんて分からなくて
各ショップの前にワゴンで
3千、5千、1万円とかで出されてて
早いもの勝ちだったわよ。
無理矢理袋の隙間から中を伺う不届者もいたわよ。
そしてその隙間から私も覗いたりしてたわよ。
欲望には抗えなかったわね…


そうそう、我が家は初売りに行く習慣はなかった。
でもある時同い年の従姉妹が
「毎年雑貨屋さんの福袋を買うのを楽しみにしてる」
と教えてくれて
何それ!?私も買ってみたい!ワクワク!!
となったわけだ。

ぶっちゃけ初めて買った福袋に
何が入っていたか覚えていない。
なんか全体的に茶色のシリーズで
可愛い熊だか何だかイラストが
あったような、なかったような…
いやあっただろ。
ただの茶色になってしまう。あってくれ。

母と私は当時
雑貨が好きな女子であったので
二人でキャアキャア楽しんだ。


次に記憶にあるのはアパレルショップのもの。
二十歳前後じゃなかろうか?
当時よく服を買いに行っていたお店の福袋で
中身は時代が時代なので昨年の売れ残り。
あ、たぶんね、たぶん。おそらくね!!

まぁでも確かに
これはどんな風に着こなすのが正解ですか?
っていうゆるぅーーーーーーいニットベストや
おしゃれに見せかけて普通!!
っていうボトムスやTシャツが入っていた。

しかし当時の私は
他の人が着ていないような
ちょっと変わった形の服好きの民であったので
楽しんで着ていた。

今もその傾向はある。
そして着こなせないダサダサの民だ。
デザイナー泣かせの民、だ。
ごめんなさい。

で、
思い出したのだが
この思い出に残る福袋

に入ってたTシャツまだ持ってるわ。
何だったら着てるわ。

しわっしわっ。

ゆうに20年は経ってる…恐ろしい…
袖はボロボロだし
型も崩れているが
作業着・部屋着として大活躍しているので
手放せなくなっている。
たぶん大事なところが破れでもしない限り
付き合い続けると思う。
「大事なところ」はご想像にお任せする。


今年も福袋を買う予定はない。
買いに行く時間も残念ながらないし
予約制なら触れる事すら叶わないだろう。

可愛い!と思って買ったワンピースが
翌年の福袋に入っていて
同じワンピースが2着ワーイ
って体験もあるので
運試しには本当に向いている。
また、そのうち。


地震の被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。
ご無事と、早く日常の生活に戻れる事を
心よりお祈りしております。

年末に書き上げ、音声予約配信まで設定したものです。
このタイミングでこんな内容を上げる…?
とは思ったのですが、
どうしたってこんな内容のものしか書けませんし
偶然被災しなかった私はいつも通り生活する事が
大事だと思っております。

心はサワサワとしておりますが、
私のこんな一面にどなたかお一人でも
クスリと笑っていただければ幸いです。


音声配信アプリ Radiotalkにて
収録配信も行っています。
https://radiotalk.jp/talk/1109631

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?