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65年間で無駄にしたお金の正体~買い物の失敗7選とその教訓

年末になると、たくさんの人が、「今年、買ってよかったもの」という記事を書きます。

私も、先週、買ってよかったキッチングッズを紹介しました。

ですが、65年以上の人生を振り返ると買ってよかったものより、「買うんじゃなかった」と思うもののほうが圧倒的に多いです。

私はぐずぐず後悔するタイプではないので、「ま、仕方なかったか」と受け入れていますが、皆さんには私のような失敗や遠回りをしてほしくないので、今回、買って後悔したものを7つのカテゴリーに分けて紹介することにしました。

どれも、人生をやり直せるなら、買わない選択をするものばかりです。


1.安さに負けて買ったもの

20代から30代前半にかけて買ったさまざまな「安物」。私の後悔のナンバーワンです。

当時はまだ100円均一ショップがなかったので、スーパーの300円均一や400円均一商品を集めた展示品売り場(たいてい最上階)で細々としたものを買いました。

もともと私は実用性がないもの(たとえば絵画などの飾り物)はあまり買わず、実際に何かに使えるものを買うほうです。

300円均一でも、当時独身だったのに、収納雑貨、キッチンツール、洗濯ネットといった日用品やすでに山のように持っていた文具などを買っていました。

どれもほとんど使いませんでした。

文具はストックがたっぷりあったから出番が来ず、便利用品のたぐいも、あまり使わないまま放置してしまいました。

便利雑貨は、「あると便利だけどなくても大丈夫」なものですから、「切実に必要な場面」はありません。

パスタ計量器のように、特定の用途にしか役立たないものが多く、汎用性が低いので、結局、しまい込みました。

今もパスタを茹でる前に重量を測っていますが、キッチンスケールを使っています。

便利雑貨を購入するとき、「これがあれば生活が変わる! もっと便利になる!」と期待しますが、それを使うより、手やもっと一般的な道具を使ったほうが早いことが多いものです。

「一見便利そうだけど、実は不要なもの」を買った理由は、安いものが好きだったからです。「得をした!」という快感を感じるためだけに購入していました。

「安いから」という理由だけで買ったものは、すべて後日断捨離しました。

こうした雑貨に支払ったお金をすべて溝(どぶ)に捨てたようなものです。

どんなに安くても、必要でないものを買うと、結局はお金を無駄にすることを学びました。

安いものはプラスチック製品が多いので、すぐにゴミにすると環境にもよくありません。

2.おまけ欲しさに買ったもの

若い頃、通販で物が買うのが好きで、特に頒布会を利用していたのもあり、毎月コンスタントに衣料品や雑貨を注文していました。

使っていたのは、ブログで何度も書いていますが、フェリシモです。

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