6話前の氵ン夕おさらいコーナー

みなさんこんにちは。
不断草と申します。

いよいよ6話更新まであと3日ですね。

エイムをしっかり定められているシンタさんの行く末が気になるところです。

ということで、1話から5話までのシンタさんについて振り返ってみましょう。
(※この記事はシンタさんにフォーカスを当てたものになります。予めご了承ください。)


1話

記念すべき第1話。ピューロランドにやってきた園児および先生たちがゆぅろぴあに迷い込んでしまいました。

登場シーン

多分作中でいちばん元気なシンタさんです。
早速ブラックに「だらしないぜ!」とふんぞり返るシーンからはじまりますが、ルミ先生に怒られるのを想像してうぅ…と引き下がるくらいにはちゃんとコドモらしいやんちゃさをしています。かわいいですね。ゆぅろぴあに迷い込んだあとはちゃっかりブルーに荷物持ちをさせられたりと、そういった素直さも出ています。改めて考えるとキャラ描写がすっごいよくできていますね…

キラキララビリンス

さて、重要シーン、キラキララビリンスです。「本当の自分はどこか」というのがテーマのこちらのアトラクションでのシンタさんの発言がこちら。

「ち、ちがう…!うるさい…!
オレは……オレはヒーローだ……!
そんなのは、オレじゃない……!
そんなの全部ひとりでできる……!
……オレは、つよいから……!」

このセリフだけで、シンタさんが無理している様子がうかがえますね。すごいですね。
彼がヒーローとして自分を取り繕っているところ、弱さから目を背けているところ、ひとりぼっちが苦手なところ。それらがこの台詞からわかりますね。
ちなみにひよこは出てきません。
(私はその後の「オレはブラックにつかまって歩く……」がかわいくて好きです。)

その後

たそがれ横丁ではヒーローごっこの勢いで障害物をこわせるお助けキャラとしてつかえます。
ヒーローキックと言うあたり、レッドは蹴り技主体のようです。
その後もマリアさんが自分でアトラクションに挑戦する姿を「すげー…!」と感心したり、「いつもヒカルにお世話になってるぶん、今日はオレたちの出番だな!」とかっこよく登場したり、たまごになってしまったダイゴロウさんの末路に怯えたり、色々ありました。

2話

この回はシンタさんおよび戦隊にとって大きな分かれ道となる回ですね。序盤では寄せ書きの提案をするアキさんに「そんなことしてる場合なのか?」と現実的なことを言ってきたりと、彼はそれなりに現状を深刻に受け止めている様子でした。
その後、資材を調達するために戦隊メンバーでゆぅろぴあを探検することに。

探検隊

倉庫の中に入った戦隊メンバーで誰よりもびびっていたシンタさん。
「オ、オレは大丈夫だが、ほら、仲間たちがびびってしまうのだ…!」と、かなり見栄を張っていました。(パープルさんの叫び声を添えて)
おばけが苦手な彼が、「なんかあったら、大声で助けを呼ぶんだぞ…!たとえば、お、おばけが出てきたりとかしたら、な……!」とブラックに言うシーンは彼の可愛らしさが詰まっています。まったく、岡田はあなたじゃないんですよ!
その後ブラック、レッドに代わってお手柄!となり主役交代のヨカンを匂わせながら倉庫から出た戦隊のメンバーたちでした。

回想

ここからレッドのヒーローデビューから戦隊発足までの回想が始まります。全体に丁寧に散りばめられている回想の流れをここでまとめてみましょう。

  1. シンタさん、弱きを助け悪をたおすコドクなキューセイシュとしてヒーローデビューするも、新人保育士岡田ユウの登場によって出番を奪われてしまう。

  2. ヒーローはひとりで十分なのでライバル岡田ユウに「やい、ユウ先生!」と一騎打ちをもしもしこむ。しかし大人なのに本気を出してしまった岡田ユウに敗北後、「またかけっこしような、シンタ!……じゃなくて、シンタさん。」と激励され「……なかなかやるな、ユウ先生……。」と、岡田ユウを認めるレッド。

  3. コドクなキューセイシュやヒーローはひとりで十分という思想を捨て、「やはりヒーローにはなかまが必要」とワタルさんをブルーとしてスカウト。ワタルさんは乗り気ではなかったが、お菓子をくれたらブルーをやるということで参加。ついでにマドカさんも半ば無理矢理パープルとして参加。(漫画版と参加の順が違うのが面白いですね)

  4. 園庭で和んでいたマモルさんリンリンさんのもとに「ぐわ〜〜〜!わかんね〜〜〜!」と、岡田に出されたなぞなぞがわかんねーが故にぶち転ぶレッド。絆創膏を差し出すリンリンさん、そして「……っわ、わるいな!ま、まあ、こんなの全然いたくないんだけどな……」と涙目で強がるレッド、そして自慢の頭脳でなぞなぞを解いてしまうマモルさん。レッドは感銘を受けリンリンさんとマモルさんをそれぞれグリーン、シルバーとしてスカウトしました。

  5. ただの庭のはじっこの木のかげひみつきちで、戦隊のひみつの合言葉を考えようと提案するレッド(ここのスチルだいすき シルバーかわいい)シルバーの優秀な頭脳より、一人は五人のために…という意を込めて「わんふぉーふぁいぶ」という合言葉になりました。このひみつの合言葉が、後の彼らに強く影響を与えることになります。

ブロックアンサー

ヒキョーな頭脳戦アトラクション、ブロックアンサーに挑戦することになった戦隊メンバー。
問題に答えていく中で、とある問題がシルバーとグリーンの行く手を阻みます。それは、
シンタの戦隊5人の中で、
戦隊のことがだ~いすきな人は何人デミ?

という問題。またしても何も知らないレッドは「サービス問題」と豪語するものの、答えられないシルバー。シルバーもグリーンも、戦隊のメンバーみんなが戦隊をだ~いすきというわけではないことを知っていました。だからこそ答えられなかったのです。(漫画版では答えられたものの、レッドがいじけてしまいました。)
その後もSくんWくん問題などプライバシー侵害問題ばかり出される中、レッドがサービス問題を引き当てます。
「シルバー!グリーン!レッドの助け、ありがたく使うがよい!」

ひみつの合言葉

そのサービス問題は、前述したひみつの合言葉を答えろというものでした。
シルバーは、この問題に答えられれば有り余るほどのメダルを貰え、答えなければ大きな損失を受けてしまいます。彼は、仮面を壊して、心を壊して、ようやく正しい方向へ向けられる。これでメダルがもらえる。ひみつの合言葉を口にしようとしたその時。
グリーンが、シルバーを止めました。
時間切れになってしまいました。
それでも、心を守ることができました。
最後まで、大事な物を守り切ることができました。

そんな二人の勇姿を目にしたレッドの顔は、青ざめていました。時間切れということは、マイナス100点。その深刻さを、レッド自身わかっていたのでしょう。

そして、シルバーの口から発された最後の言葉。
「僕は……
……シンタくんの戦隊にふさわしいヒーローでいられたでしょうか?

その言葉を聞いたレッドは、
「あ、ああ、よくやったぞ!
シルバー!グリーン!」
と、拙い笑顔で言いました。しかし、
「おまえたちは、我が戦隊のひみつを守った立派なヒ……」
と言いかけたところで、シルバーとグリーンは、いなくなってしまいました。
一番伝えたいことを伝えられないまま、戦隊は崩れてしまいました。

3話

「ヒーローは、ヒーローの判断で動く!心配するな!」

………と、豪語するシンタさん。
2話の出来事の後とは思えないほど元気な姿がそこにはありました。ブルーを連れ回し、自分の力でメダルを集めようとするレッド。
そんな彼ら、オオカミさんチームはメリーゴーサーキットというアトラクションに挑むことに。
ユズリハさんの脱落後に脱落しかけるも、ハヤテさんの機転によって「た、た、たすかった〜〜〜」レッドさん。
しかしパープルことマドカさんは、ユズリハさんの脱落で、やや自暴自棄になってしまいます。

4話

「……まだそんなこと言ってるんですか?」

「ユズリハちゃんが、あんなになってすぐなのによくそんなヘラヘラしてられますね。
マモルとリンリンのことも全然気にしてなさそうだし……。」
3話にて活躍を見せたハヤテに対し「次はオレも輝いてみせる」と豪語したシンタさんに向けてのマドカさんの発言。唖然とするシンタさん。
その後のシンタさんの落ち込みっぷり。
そんな彼は消極的で大抵の行動は便乗という形で起こすことになります。そんな落ち込みっぷりを見せる彼に、爆弾発言をする人が。一体誰なのか…!?
答えはCMの後!
(CM:サンリオキャラ大投票よろしくお願いいたします)

さっきからずっと静かな「ヒーロー」もそう思ってるんだ?

答えはカナタさんでした!
この問いかけに「いや、オレは……」とどもるシンタさん。ワタルさんに腹痛を心配されている程度には元気がありません。そこへヒナタさんが一言。
「自分なんて、全然ヒーローじゃないなって気付いちゃったのカ?」
この一言、シンタさんには図星でした。
シンタさん、図星の顔をしてしまいました。
それはそうです。漫画版同様、ヒカルさんという本物のヒーローを見てしまったのですから仕方ありませんね。
さて、いよいよ最新話。
ヒーローレッドはどうなってしまうのか。

5話

レッドのお面

「ブラック!!ない!!
レッドのお面がないんだ!!」
4話のテンションからせっかく回復したのに、お面を盗まれてしまったレッドさん。
「お面のないレッドなんてあんまりレッドっぽくなくなっちゃうだろ…!」と主張するシンタさん。しかしワタルさんいわく、「シンタはお面、そんなに大事にしてないのら!なんならよく置きっぱなしにしてるのら!」とのこと。そんなんだから生クリームを仕込まれるのではないでしょうか。 
また、「もし返ってこなかったら、また買ってもらわないといけなくなるし…。」と言っており、正直なところ他の子の大切なものに対し、唯一無二というわけでもないようです。ないと困る、程度のものです。そんな彼に、またしも爆弾発言が。

大切なもの

シンタさん、カナタさんとマドカさんがカメラをめぐって争っているところに直面。
「ふたりとも、落ち着くんだ…!」という仲介もむなしく、流されるプールに飛び込むマドカさん。
そんなマドカさんに対し、
「我が戦隊のパープルとして活躍すればきっといくらでもバズれるぞ…!
カメラなんかなくなっていいだろ!
…と説得しようとするシンタさん。
しかしカメラを手放すよう言うシンタさんに、
「シンタにはわからないんです!
本当に大事なものなんてなんにもない、
上っ面だけのシンタには……!!

と、マドカさんは発しました。
これに対し、シンタさんは沈黙。
言い返す言葉が見つからないのか、図星なのか、はたまた両方なのか…。
後々、大切なものを見つけた、守りきったマドカさんに対しシンタさんは「パープル…勝手なことを…」と。
彼は納得がいっていないようです。
戦隊のメンバーが、なんであんなことをしたのか。
彼は、カナタさんの一悶着が解決して和やかなムードの中、一人曇った顔でプールを見つめていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
6話、怖いですね。私も震えています。
6話は、きっとシンタさんやワタルさんが大切なものについて触れられると思います。
大切なものを守りきって脱落した戦隊メンバーに対する彼らの行動が楽しみですね。

みなさんここまで読んでいただきありがとうございます。
また、サンリオ様。素敵なコンテンツをありがとうございます。
そして、シンタさん。

がんばれ、レッド!


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