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シン夕ってなんなの?

カバー画像は2話のスチルです!かわいい!

注意事項:
・※~23/12/22までのネタバレ要素(ゲーム版5話、漫画版13話までの内容)を含みます。
・推敲などしていないので色々ガバガバ考察であり文にまとまりもありません。
・推論・推測が多く含まれます。
・話す内容故にキャラクターに対してやや辛辣な発言が見られます。

以上のことを踏まえてご拝読くださると幸いです。


シンタって誰?

これを読んでいる方はおそらくみんな知っているのでスキップして、本題に移ります。
彼のことを改めて分析・考察したいなと思ったので不束かながら自分なりの解釈を書かせていただきました。

シンタの長所とは?

①物怖じのしなさ・行動力

 ご存知、彼はマモルに「僕も、赤いあの子みたいに誰にでもどんどん話しかけられたらな…」と言われるくらいにはコミュ力があります(ハヤテには「マモルはあの赤いバカみたいにうるさくないしな」と言われていますが)。でもこれはコミュ力というよりは物怖じのなさですね。シンタは基本的に物怖じしない性格で、行動力があります。キラキララビリンスに行こうと言放ったのも、2話で探検隊を作ろうと言ったのも、彼でした。健全的な状態の彼は「レッド」らしく率先して動くような子供なんですよ。それが彼の本当の姿かどうかは置いといて、そういった点では理想として振る舞うことができていると考えられます。
 しかし、4話は彼の行動力があまりありません。「お前らが行くならオレも」、「じゃあオレもメダルを出すぞ」等、言い方はあまりよくありませんが便乗する形になっています。また、ライオンを追いかけるかどうかの時に「いや、オレは…」以降どもってしまったのですがおそらくこれはヒナタの「自分なんか全然ヒーローじゃないって気付いた」が図星っぽいです。
 つまり彼の行動力の源は「ヒーローだから」が強いのでは?と思いました。皆を助けるのが、ヒーローだからな!とか、ヒーローはヒーローの判断で動く!とか、かなり自我というか意志がヒーローである自身に依存しているんですよね。だからこそ、「ヒーローならこうする」という彼の意志がこういった性格を作り出しているのではないかな、と思いました。

②明るさ・元気さ

結論から言いますがシンタは太陽です。
 これは他のユーザー様の受け売りになってしまうのですが、戦隊のメンバーってワタル/雨合羽、マモル/かたつむり、リンリン/かえる、マドカ/雨戸…と、基本的に雨モチーフが多いんですよ。すごいですよねほんと… 気づいた方もサンリオ様も。
 で、彼はあじさい保育園の中でもかなり明るいキャラでして(悪く言えば、危なっかしくて落ち着きがない)それ故に彼の明るさに救われた子もいます。マモルとか…。でもその明るさは天然の彼なのかヒーローとしての彼なのかが微妙にわからないんですよね。なにせヒーローデビュー以前の描写がびっくりするほどないので…。
 でも正直、彼の明るさとかは天然ものなのではないかと推測しています。まんがえんでは色々素で「カイゾーマンだろ?」や「そんなのカンケーあるか?」など、彼の明るさ(というよりはピュアさ?)が著しく反映されたシーンだと思っています。というかシンタは発言に対する責任感はなさそうですしおそらく深く考えてません。(2話回想で「ヒーローはひとりで十分」と言ったあとに「ヒーローはひとりではなく仲間とともに立ち向かうもの」と言っているので。ただこれは彼がひとりぼっちが苦手なのが関係しているかもしれません。)深くかんがえずにああいう光属性発言ができるのはやはりシンタだからですね。ビバ・シンタ
 また、彼は一貫して明るくいようとする傾向にあります。というか、明るく振る舞うのがヒーローなのかもしれません。四コマでのハヤテへの憧れの描写から多分クール路線にも行きたいのでしょうが、シンタのヒーロー像はごちゃまぜなので(公式)日曜の朝とかでよくやってる明るいレッドとして振る舞うのがスタンダードなのかもしれません。しかし、一貫してそうしようとするには彼は不器用なんですよ。4話なんか、「よくそんなヘラヘラしてられますね」ってマドカにつっこまれてその後しばらくどんよりしていたので、どう振る舞えばいいのかもわからなさそうです。やっぱり、子どもですね。そして一貫して明るくいようとする弊害が先述のような空気が読めない状態になることがありますが…
 シンタの「明るさ」に関して、漫画版とゲーム版でかなり違うと思いませんか?漫画版はブロックアンサー後はかなり元気がなさそうでしたがゲーム版はわりとあっさりしていました。それこそ「マモルとリンリンのことも全然きにしてなさそう」な。3話の冒頭の会話とか、びっくりするほどドライで正直驚きました。2話終盤のマモルからかけられた言葉に応えようとしている時の焦りっぷりからの切り替えが半端ないです。正直、違和感を覚えますよね。
 そこで5話の終盤。みんななごやかムードの中シンタだけ納得のいかなそうな顔をして後ろを向いていました。これはただの推測ですが、おそらく!!明るい太陽☆ヒーローレッド!!を演じることに支障が出てくるほどの精神的負担があるのではないかと思いました。漫画版だと仲間の脱落に対しての怒り悲しみなどの感情をある程度発散できていたのですが…
これからどうなっちゃうんでしょうね。

③統率力

 統率力…?と言って良いのかわかりませんが、一応ポジションがリーダー(?)なので、なくはないと思われます。
 で!ここで注目してほしいのがシンタが風邪をひいたときの四コマです。なんとびっくり、戦隊メンバーがバラバラです!
 ただマドカとワタルはほぼ無理矢理参加なのでこれは統率力と言って良いのかわかりませんが、彼が戦隊というグループにおいて必要不可欠(そもそも独りよがりのグループなので必要不可欠なのは当然かもしれない)なため、そういう点ではリーダー…なのかなぁ…?

シンタの短所とは?

①若干横暴

「うるさいうるさい!ブルーならレッドをちゃんとサポートしろ!」
 3話の台詞です。正直横暴ですね。そもそも名簿にも「仲間を手下だと思っている」と書かれており若干横暴な面があります。わりと言いくるめられやすい彼ですが、彼自身も圧で支配しようとする一面があったりなかったり………
 ですが根が小心者かつ気が弱いので反論ができなかったりそういう面が相殺されてはいます。そういった根の部分を隠すためにそう演じているのでしょうか。

②不器用

 はっきりいいますがシンタは不器用だと思います。不器用じゃなかったら4話でマドカに空気の読まなさを指摘されてもずっとヒーローとして振る舞っていたはずです。それこそ図太く。漫画版の12話もですよ!ヒーローであろうとすることに固執するあまり仲間の脱落を悔やむ言葉として真先に出たのが「裏切り者」です。ゲーム版でかなりドライだったのもあり、彼自身ドライであろうとしているのでしょうか?
 はっきり言って、彼は子供です。しかも年相応の。だからこそ、ゆぅろぴあという過酷な場所で一貫してヒーローであり続けるにはあまりにも幼く、不器用なんです。だからこそ「本当はヒーローなんかじゃない」彼のボロがより出てしまうのではないでしょうか。1話からじっくりと化けの皮を剥がしていくゆぅろぴあ、素敵です。そもそも「ひとりぼっち」が苦手なのに、「そんなのぜんぶひとりでできる…!」、「ぼ…オ…オレだけになってもヒーロー戦隊は解散しない…!」とか言い張っていて、自分で自分の弱みを理解せずに誤魔化しているスタイルです。これは幼さゆえの行動であり彼の不器用さの象徴でもあります。
 四コマもシンタの不器用エピソードがあり、
・ハヤテに走り方を聞けず喧嘩になる
・サワビタ回で「え、ブルーがいないと…」と言いかけるもごまかす
などかなり彼の不器用さが出ています。というか、名簿やキャラ紹介ページで「素直」と言われてますが正直そこまで素直じゃないと思います。強がりなあまり「素直で優しく」の面が相殺されてしまっているのがちょっぴり惜しいですね。

シンタの持つ課題

 彼は「素直で優しく小心者で気が弱い」ところをヒーローであろうとすることで押し殺してしまっているところが課題であるのではないかと思いました。 
 上記の短所、「小心者」「素直」の裏返しなので。おそらく彼は素の自分はあまり好きではないのでは?と思いました。だからこそキラキララビリンスでも自分に必死に言い聞かせていました。
 このことから彼が経験する成長痛は、「素の自分を好きになる」ことだと思います。仮に漫画版とゲーム版で感じた感情が似ているとしたら、本当は怒ったり泣いたりしたい感情を「ヒーローだから」隠しているのではないでしょうか。彼の行動理念は「ヒーローだから」であって「自分自身がそうしたいから」という意図はあまり感じられません。
 彼が自分自身と向き合える時が、成長痛を乗り越える時ではないかと思いました。

ワタルとの関係

 で、ワタルはそんなシンタにくっついており、選択をシンタや岡田に委ねています。基本的に人任せ…ちゃっかりしています。おそらくワタルは誰と一緒にいても上手くやっていけるでしょう。(他のキャラクターとの会話からの推測ですが…ただし単純な分シンタといるほうがやりやすそう)
 そこで彼の苦手なことを思い出してほしいです。「深く考えること」です。彼が選択を他者に委ねるのは、深く考えなくていいからなのでは?と思いました。ただ、漫画版のセリフから彼がシンタといるのはやりやすいからではなく「楽しいから」だと思われます。はっきり言ってヒーローも戦隊もどうでもよくて、ただ一緒に遊べればそれでいい。

あれ?この関係、どこかで見たことがありますね。

ゲーム5話冒頭の岡田とマイさん、岡田は「俺の手下としてキビキビついてこいよ!」、マイさんは「ユウくんと遊べればそれでいいから…」と、わりと似ています。

…びっくり!

ここからは純度100%の推論ですが、ゲーム版のシンタとワタルは「幼少期の岡田とマイの疑似ロールモデル」として動くのではないでしょうか。
 岡田は幼少期、間違えちゃいました。間違えちゃったよね、ユウくんは。この推測が当たれば、シンタも取り返しのつかない間違いを犯すことになるでしょう。ここで、ワタルのポジションがとても重要になると思います。
 自分自身で選択をとろうとしなかったワタルが、いかに行動するかが展開の鍵となるでしょう。

さいごに

長文かついまいちまとまりのない文章でしたが最後までご拝読いただき誠にありがとうございます!
粗が目立つ文章だったと思うので「ここはこうなんじゃない?」などの解釈があればマシュマロに投げてくださると幸いです!

それでは!

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