富士バカ2008、第四章①
2008年08月23日22:51 全体に公開
◇第四章①、旅一日目前半 ~品川→神奈川県境~ ◇
よっしゃーーー!!
行くぜ、富士山!!
登るぜ、富士山!!!!
という訳で、ついに、
品川~富士山徒歩無一文の旅が
始まったのさ。
といっても、
特に細かくルートが決まってる訳じゃないんだけどね。
ま、先に進んで行けばどうにかなるでしょう、
という事で、まずは、
『目指せ横浜!』
とりあえず、横浜を目指す一行たち。
このアバウトさが、
自分にはまた最高だったんさ。
なかなか自分一人では、
無計画な旅なんてしないのだけれど、
でも無計画だからこそ、道中、
どんな出来事や人物に出会って、何に気付いて、
得られて、
そこから自分がどう変わるのかが
全く読めないゆえのワクワクさがある。
この旅で学んだことのひとつ。
さて、進み始めて間もないこの頃は、
当然だけど、まだチーム内では
お互いを探り探り。
だから話題にも事欠かずに
グイグイ進む。
途中、公園で水浴びとかしながらね。
ワイワイはしゃぎながら進んでたよ♪
気がつけば、蒲田に到着!
蒲田に着いたら、
まず真っ先に目に飛び込んできたものがある!
そう!商店街!!!!
キター☆
物乞いのチャーーーーーーーンス!!!!!!!!!!(爆)
物乞い、した事ある?
ないよね?
当然、自分もした事なかった。
でも、そんなの関係ねえ!
だって、文無しだもん♪
「あのー、すいません。
僕たち、今、
品川から富士山まで徒歩無一文で行くっていう旅をしているんですけど、
良ければ何か分けて頂ける食べ物とかって、ないですかね?」
この旅の、営業基本マニュアルは、
終日このセリフだった(笑)
すると店主
「ない!!」
負けじと
「そこを何とか」
とりつくシマもなく
「ダメダメ」
撃沈・・・・・!!
そんな感じでメンバーが
声かけしているのを見て
(俺が声かけしてるんじゃなかったんかーーい☆)
さすがに、負けてられないと感じて、
参加者と一緒に声かけをしてみる。
目の前に現れた、良い感じのお豆腐屋さん。
飛び込む。
ゴニョゴニョ・・・・・(交渉中・・・・)
3分後。
おから、もらったどーーーーーー☆☆☆
記念すべき、初の食糧ゲット。
豆腐屋のおばちゃん、ありがとう!
そしたら皆、おからに食いつく食いつく。
早速、大量に掴んで、口に含んでみるも
「ぬおーーーー!!
口の中の水分があーーーーー!!
貴重な水分が奪われてゆくーーーー!!」
「味しねえーーーー!!
誰か、しょう油くれーーーー!!!」
とか(><)
おからひとつで、こんなに騒いだことないよ。
マジ、超ハッピーじゃんね☆
そしたら何か、不思議なテンションが好を奏したのか、
みんなドンドン食糧を集める!
そして、集まる!!
すしゲット!
バナナゲット!
パンゲット!
レモン水ゲット!
そんで自分は、
コロッケゲットしました~~~~~♪♪♪
まさか文無しで、コロッケが食べられるとはね(**)
メンバーのアシストのおかげだね。
チームのみんなで、コロッケをシェア。
美味しかったよう。
商店街のみなさん、ありがとうございました!
ほんでまたグイグイ進んで行くと、
河川敷にぶつかり、多摩川発見◎
即、ダイブでしょ!
若干、泥っぽかったので
「俺は、荷物番に徹するよ!」という事にして、
自分はすぐに川から上がる。
若さがほしいぜ。
多摩川沿いでは、
小学生が段ボールで坂すべりやってるトコに、
メンバーのおっくん、ひろが「俺にもやらして~☆」って
混ざりにいって、
一緒になって滑ってたら、
小学生に(多分、3~4年生ぐらい)
「段ボール、かえして下さい」
って、いい歳した大人たちが
敬語でたしなめられてて(笑)
それでもめげずに、また一緒になって遊んでて、
そしたら
「もう段ボールいらないからあげる」
って事で、
段ボールもらってさ。
その段ボールが、
最初はどう活かせば良いかわからずにいたけど、
活かし方を見出してからは、
最終的に奇跡の連続を巻き起こすようになって。
全ての出来事は、「点」と「点」で在って、
思わぬ所で「線」になるんだなーと気づいたりしてさ。
マジ面白かったなあ。
そんな小学生との交流もありつつ、
ようやく辿り着いた神奈川県境。
他チームも、ぞくぞくと合流してくる。
記念にって事でやっちゃいましたよ!
あいのりジャンプ!
別に恋なんかしてないんですけどもね。
ええ。楽しければそれで(^_^)v
全員で手を繋いでの、
県境越えをして、
ついに、神奈川県突入!!
ここから、4日間に渡る、
長い長い神奈川県との死闘が始まるのだった・・・・・・!!
続。
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