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おもしろ画像は面白くない

私はかなりスレた人間だと自分でも思う。特に笑いのツボに関してはスレにスレていて、お笑い番組や面白画像で笑うことはあまりない。バイトの同僚が蛇口を破壊したときは声を出して笑う。


決して大衆に迎合しない自分カッケーなわけではない。これだけははっきりと真実を伝えたかった。

できることなら私もTiktokで盛り上がり、Youtuberの身内ネタで大笑いしたい。クラスのお調子者の扇動するノリについていきたい。そのほうが今より友人も多く、華やかな大学生活を送れていたはずだ。


私がこうなったのは、小学生のころから「中居正広のブラックバラエティ」「ガキの使いやあらへんで」を観ていたことが原因だと思われる。ダイナマイト四国で大笑いしていた。ダウンタウンの笑いが大好きなのである。

私のバイブルである「かってに改蔵」では、笑いのネタは狭ければ狭いほど面白いんだよ と語られている。

ドラえもんのクソコラ画像より、本家の藤子・F・不二雄のブラックなジョークのほうが何倍も面白い。


しかし、所詮私はマイノリティーなのである。発言力も影響力もない。

今日も私は、自分だけがその面白さを知っていればいい、と自分に言い聞かせつつ、Tiktokの広告を5秒で飛ばす。たまに全部見るけど。