名古屋飯が旨過ぎてウマになった話
名古屋飯を紹介しようと思ったらTwitterのチンケな容量じゃ書ききれなかったのでここに記す。小学校の頃読書量学校一位の実力出て来い
クラロワで知り合ったあっつん(愛知県民、今回の現地ガイド)とマッチョ(筋肉)との3人で名古屋駅周辺のお店に行ってきた。
お店の名前
歌志軒(かしけん又はかじけん)
場所
名古屋駅から歩いて3分程
最初うたしけんって読んでた。名古屋駅周辺にたくさん店舗がある。
メニュー
油そば チャーシュー並盛
並盛 大盛 倍盛 でら盛と種類が4つずつあるのが興味深かった。でら盛(確か1110円)は初めて見る表現かな、方言ぽい!と興奮。
チャーシュー並盛(940円)を注文。チャーシュー無しだと700円位だった。油そばっていうのを初めて食べる。
具は麺とチャーシューとメンマ、ネギ。普通だな!
食べ方については店内の張り紙があったのでちゃんと読む。
あっつんがラー油と酢をドバーってかけてたから「おいおいおい」って思いながら張り紙にもかいてあったし思い切って2回回しかけてみた。
そしてよく混ぜ混ぜして、麺を口に入れてみたところ…………油である。油の味がする!!
麺に油がコーティングされており、そこにラー油のほのかなチリ辛さと酢の酸っぱさの強過ぎない風味が拡がり、なんとも言えない感触が口に広がった。
なんだこの味は。
今まで食べた事無い。分からん。でも箸が止まらん。
油がそばについてるだけじゃこんなに箸が進むとは思わない。でも隣のマッチョも美味いうまいと言ってそばをかっ込んでいる。
どういう事だか分からんがとにかくラー油と酢を追加し、あっつん一押しのゴマをふりかけにんにくを掛けてみる。なんとここで味が不揃いにならない。全ての調味料が油によって丁度よく薄められるのか、気になるところだがまだ1回の実食では分からない。
食べれば食べる程箸が進む。普通に油とラー油と酢を入れただけとは納得出来ない味がそこにあった。宇宙か?マクロコスモスなのか?
俺史上最速で飯をかっ込んだかもしれない。
今まで食べたどのラーメンよりもつけ麺よりも旨いと断言できるんだけどどういう事…
次。
お店の名前
まぐろ小屋
場所:名古屋駅の中
あっつん激推しのメニュー「まぐろ唐揚げ定食
そもそもあっつんが「世界がひっくり返る旨さ!」と言ったのがこの旅の決め手だった。
名古屋駅には大量の飲食店がこれでもかと並んでいるが、あっつんはそんなに目立たないこの店が良いと言う。
名古屋って言うとまずひつまぶしとか味噌カツとかが検索ではよく出てくるのだが、何故……?と思ったが世界をひっくり返してみたいから入店。お値段は基本安く、800~1200程度のメニュー。
まぐろ唐揚げ定食の他にオススメとかないの?と聞いたところ5回くらいまぐろ唐揚げ定食しか食べてないしそれで良いとゴリ押された。っょぃ。
まぐろ唐揚げ定食(1200円)を注文。さぁどうなるか。
見た目は普通の唐揚げ。すこし揚げ方が違うのか色が少し黒っぽいかなと思ったが関東と関西では揚げ方が違いそうだし大分のとり天なんて全く揚げ方が違うし色々地方差がありそう、おもしろ。
まず何もかけずに一口。むっ、これは!?
カリッとした食感から、衣とまぐろの間の部分からジュワッと油が出てくる。普通の唐揚げだとここからさらに肉の油が追い討ちをかけ油っぽくなってしまうところだが、そこはまぐろ。しつこさの無い油っこさを実現している。味は控えめだがしっかりとした醤油味か。旨い。いかん、書いてるだけでヨダレが。
そして二口目、レモンをかける。
コレガマタウマイ。噛む度にじゅわじゅわしてくる油に透き通る様なすっぱさが加わり口の中で2つの味がくぅ~。自然に箸が進んでしまう。
そしてラスボス、タルタルソース。
唐揚げにマヨネーズをかけるとウマ過ぎて昇天する事は高校時代に隣りの田村君に教えて貰ったのを鮮明に覚えているが、タルタルソースときた。
マヨネーズだけでも充分昇天するのにタルタルソースとか約束された勝利のソースだろ…と思いつつ食べッあッウマっ
衣の油とマヨネーズの油分、それに卵のまろやかさが加わり最強に見える。そして衣とまぐろの間からまた油がじゅわりと出てきて最後にレモンとまぐろの後味の良いさっぱりとした味で〆。はぇ~完璧…。
間違いなくこの2つのメニューは安くて旨いから両親にも友達にも兄貴にも彼女にも自信を持ってオススメできる。彼女いないけど。
以上、本日のお相手はフチとあっつんとマッチョでした。バイバイ。
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