漫画の話

おはようございます。堀です。


今日は僕の好きな漫画の話をしようと思います。

いやあ、ノートで漫画の話とかゲームの話とか、自分の大好きなものの話をするとなるとワクワクしますね。麻雀の話を書くときのテンションとは全く違います。

麻雀の話?何を辛気臭い事言ってんの!!

いーのいーの!今日は俺のおごりだから!

みたいに、気持ちよく酒飲んでるなにかいい事があった酔っ払いみたいな気分で書けますね


画像1

少し前にこんなツイートが流行っていたので流行りに乗って僕もツイートしましたが、おそらくランキングに入れるのを忘れているような作品があるので、たぶん正確な10選ではないんですが、

一つ確かな事があって、一位だけはもう不動の一位と言っていいくらい抜けてるんです。

それは、僕がノートにもよく名前を出し崇拝している冨樫さんじゃない方の作者、木多康昭さんが書いてる

喧嘩商売→(稼業)です

めちゃくちゃ面白いです。ただこの作品、今も連載中なんですけど、冨樫さんと一緒で作者の木多さんがサボりグセのスキルを持ってるので、週刊誌で連載されてるにも関わらず、更新頻度が月刊誌より悪いので、めちゃくちゃ面白いのになかなか続きが読めないのでヤキモキしてしまうという圧倒的なマイナス要素があります。

僕は自分の本を出したときに締め切りに追われる苦しみを充分理解したうえに、自分が嫌な事は当然ほかの人も嫌なんだという事を小学生のとき道徳の授業で学んでいたためいくらでも気長に待てますが、本を出した事がない待つのが苦手な人には全くオススメできません。

で、この作品の何が面白いかと言うとですね、

(注ここから先はネタバレ含みます)


まあ色々あるんですよ。色んな分野の格闘技のスペシャリスト達を集めた、この本の題名にも使われている「喧嘩」のトーナメントを開催するという、グラップラー刃牙を彷彿とさせるような、なんとも中二心をくすぐるようなメインストーリーの設定もさることながら、

そのトーナメントに出る人物1人1人の過去などを描いたストーリーが全員にしっかりあってですね、これが本当にいい話だったり泣ける話だったりするわけですよ。

さらに素晴らしいのが、この猛者達の喧嘩のシーンなんかの思考を細かく書いてて、それがとてもハイレベルで、なんというか、やってる事は喧嘩なのにとても知的な感じがするんですよね。

なんか普通、漫画で喧嘩って言ったら

「ウラァー」 

ドガっ!!

バキッ! !

「ぐゔっ」

「俺のパンチは宇宙一や」

「ゴムゴムの〜‥」

「アータタタタッ」

「ひでぶぅ〜プチューン(破裂)」

みたいな感じじゃないですか?

ちなみに、僕はそれはそれで好きなんですよ。昔はクローズとかワーストとかキューピーとか全巻持ってたくらいに、それはそれで好きです。


この作品は同じ「喧嘩」がメインの作品にも関わらず全然そんな感じじゃないんです。(たまに芸能ネタも出てきます)

ただ喧嘩シーンに限らず、随所で登場人物の思考がはっきりと細かく書かれてる事で、すごくリアリティを感じるんですよね。本当に木多さんは天才だなぁと思います。ちょっとデスノートにも似てます。

そしてその、レベルの高い騙し合いや駆け引き的な思考を書いたシーンを読んでるとなんか、麻雀と通ずる部分あるなぁって思うんです。

ちなみに実際に木多さんは作中で


画像2


このように、喧嘩中の思考を、麻雀を例にし、麻雀の絵を用いて表現しています。

全くその通りだし、これは「麻雀においての最善手というものは、対戦相手のレベルによって変わる」という事を明確に理解してなければ書けません。麻雀中級者くらいでこれを例にあげる事を思いつく事はおそらく無理でしょう。捨て牌を見ても「なるべく自然に」感が溢れています。これは相当やってますね。普段から漫画を見てのリスペクトも相まって、僕は木多さんがかなり麻雀強いと思ってます。(妄想)

この漫画の主人公は幅広い知識を持った本当にズル賢いヤツで、相手が何を考えているか?自分は相手にどう思われているか?それらをふまえて自分がどう動くべきか?と、深く思考を巡らせていくんですね。

メンタリストDAIGOが喧嘩に勝つためだけに本気になっていると思っていただけたらわかりやすいと思います。

なんか麻雀に似てないですか?

主人公に限らずこのマンガにはこのような「自分が勝つための思考」を書いたシーンがとても多いです。それを表現したり最後まで隠したり、うまくバランスをとって面白くしてるんですね。

それでいて熱く、盛り上がるところはどっと盛り上げていく。そこも麻雀と似ています。誠一さんがすごいアガリを決めたシーンなんか思い浮かべていただけるとわかりやすいと思います。

おっと、今回は麻雀の話をなしにしようと思っていたのに、ふと思い出して画像まで用意して麻雀の話になってしまいました。最悪です。

とにかく、喧嘩商売→喧嘩稼業

まだ読んだ事がない男性の方は是非読んでみてください。(たぶん女性にはあまりウケなさそうです)

今回このノートを書いて思ったのですが、ほんとなら2位から100位くらいまで全部紹介して漫画評論家を目指してもいいくらいノートを書くのが楽でした。しかし、僕はあくまで麻雀が専門で、麻雀以外の知識はからっきしなので、今回はどうしても書きたかった1位だけの紹介にしました。実際に100位まで書いていったら100位を書く頃には5人くらいしかこのノートを見なくなっている事でしょう。それくらいは僕も心得ています。

ただ麻雀の話は、書きたい事があったとしても、これは書いて大丈夫なんだろうか?とか、言葉選んだりだとか、こんな僕でも多少は気使ってるので、とにかく疲れるんです。この記事も本当は今日のMリーグの事を書こうとしてたんですが、もう考えるのが面倒になって、気づいたらMリーグの話は次々に消していってこうなってました。

大きく変貌を遂げたなぁ‥と自分でも感心してるくらいです。

というわけで、これからもまた定期的にこのようなリフレッシュノートも書いていこうと思います

それではまた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?