国を訴えることにしました

こんにちは。性風俗店を経営しております、FU-KEN(フーケン)です。

タイトルのとおり、国に対して訴訟を起こすことにいたしました。

性風俗業の届け出事業者が「持続化給付金」と「家賃支援給付金」の支給対象外となったことについてです。
※性風俗店で働くキャストは持続化給付金の対象になっています

訴訟に向けてのクラウドファンディングを本日から開始いたします。よろしければ応援いただけたら幸いです。

これまでは中小企業庁に陳述書・署名簿を提出するなどの活動を私はしてきました。対象へと変えてほしいのは勿論のこと、「国がこういった扱いをする根拠を知りたい」という気持ちがありました。「職業差別ではないか」とも思いました。それを裁判で知りたい、そして裁判所にハッキリと判断してもらいたい、そう考えて決めました。

ありがたいことに、行政訴訟に詳しい弁護団に依頼をさせてもらうことができました。弁護団は、性風俗業についても理解が深く、働く人たちのことをさらに知ろうと勉強してくれる、とても心強い人たちです。これからみんなで闘ってゆきます。

訴訟提起は9月中頃になる予定です。原告は私のみです。

弁護団の把握する限り、持続化給付金・家賃支援給付金の訴訟として日本で初めてになるのではとのことです。

すでに様々なメディアに取材をしていただき、訴訟についての様々な想いをお話しさせてもらいました。そういった記事やインタビューもご覧いただけたらありがたいです。

また、訴訟の内容だけでなく、性風俗業・セックスワーカーのことを世の中に広く知ってもらうための活動も行う予定です。セックスワーカーの権利について、より多くの人に興味を持っていただけるよう取り組んでまいります。

今後は、公共訴訟に特化したクラウドファンディングのサイト「CALL4」や、SNSなどを利用して、訴訟の経過やイベントごとのお知らせをしてまいります。

長い闘いになると思いますので、末永く見守っていただけたら嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

★クラウドファンディングと訴訟の告知用のTwitterアカウントを作りましたので、よろしければフォローしてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?