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GRAVO“うんていやぐら”購入体験記

なんだか長くなってしまったので、知りたいポイントが明確な人は、目次から目的のポイントに飛んでください(そのために見出しを細かく付けています)


この記事で伝えたいこと

私はGRAVOの中の人ですが、この記事はいちユーザーとして書きます

私は新参GRAVOのため、GRAVOに参画してから“うんていやぐら組立キット”を購入、利用し始めました。そこでユーザー体験の改善点探しも含め、いちユーザーとして“うんていやぐら組立キット”を購入した体験記を、良い点/悪い点含め、正直ベースで記載します。

参考にしてもらうことを目的に書きます

この記事は、“うんていやぐら”が気になっている人、買おうとしている人、買わないと決めようとしている人、みなさんに参考にしてもらうことを目的にしています。記事に対する追加質問は記事のコメント欄に、GRAVOや“うんていやぐら”に対する問い合わせはGRAVO問い合わせフォームやSNSからご連絡ください。

X :@gravo_jp
Instagram:gravo.jp
Bluesky:@gravo.jp


気になり始めてから購入を決めるまで

知っていたけど買っていなかった

私はGRAVO代表の長福くんとは本業の同期であり、家族ぐるみでの付き合いなので“うんていやぐら”の存在は知っていました。でも購入していなかったのは“うんてい”に対して無関心だったからでした。良い印象も悪い印象もなく、要は興味がない状態でした。
我が家は“キッズパーク”や“ボーネルンドのキドキド”によく行きます。そこで次男がトランポリンを楽しんでいる姿を見て、2歳の誕生日プレゼントとしてトランポリンをプレゼントしました。すると私の想像以上に毎日(時間は数分間ですが)楽しんでいて、気付くとポンポン跳んでいます。
我が家はマンションの2階なので、自由気ままに走り回らせることはできません。19時すぎからは「走らないで」と注意することが多くなります。厚手のジョイントマットの上に置いてあるトランポリンは音があまり響かないので自由に楽しませられるのも良い点でした。
また、私は元来、「空間を上手に使いたい」と考えます。部屋の角にはL字の棚を置いたり、モノはできるだけ床に置かず、浮かせる方法を探します。無印良品の“壁に付けられる家具”は大好物です。

ここまでをまとめると、下記3点が「私が“うんていやぐら”を気になり出した理由」です。

  1. 子どもに運動させるのは好き

  2. マンションでも騒音問題にならないことが必要

  3. 空間を上手に使うのが好き

kusu-guru kids park

購入を決めた理由

私は「公園は公園、家は家」と考えていて、“うんていやぐら”で公園に行くのを代替しようとは考えていません。「家で身体を動かせる選択肢がひとつ増える」くらいに考えています。
そのため、仮に、前述した「2. 騒音問題にならなそう」「3. 空間を上手に使い、日常生活の邪魔にならなそう」がなければ、買わなかったと思います。

単純に子どもに見せたら欲しがった

結局、最終的に購入を決めた理由はこれです。これがすべてです。


購入を決めてから購入するまで

サイズはすぐに決まった

設置するならここしかない、という場所(リビングに隣接する子ども遊び部屋のクローゼットと干渉しないところ)は分かっていたので、そこに収まる最大サイズにしようと考え、サイズはすぐに決まりました。

ベースもすぐに決まった

長男・次男ともに公園にあるボルダリング風の遊具に一切興味を示していなかったのでボルダリングは不要と考え、ベースは「肋木+ステップ=基本形」にすぐに決まりました。

天井下地調査に乗り気じゃなかった

そもそも、天井内部の構造も知らないし、コンコン音が鳴る作業ならやりたくないし、と思い、天井下地調査になかなか乗り気になれませんでした。しかし、年末年始の時間を利用し、GRAVO WEBサイトでおすすめされているチェッカーをAmazonでポチり、いざやってみるとなんてことはない超簡単作業でした。

  1. チェッカーの先端を近づけ、磁石が反応すれば金属の梁があり、反応しなければ木製の梁があるので細い針を刺してみて、石膏ボードじゃないところを探す

  2. 梁の位置、方向、太さ、間隔を知るために、養生テープでバミる

  3. 自分が設置したいと思っていた方向と梁の方向を確認する

我が家はマンションなので金属の梁があり、天井に磁石がくっつくのが楽しくて、天井からチェッカーをぶら下げて遊んでしまいました。

左右の養生テープを繋ぐように梁が通っていることを確認

“うんてい長さ”を追い込みたくなる

無事に設置要件を満たすことを確認できたので、ワクワクしながら注文フォームを入力していくと、“うんてい長さ”は5mm単位で指定できることが発覚。急に「壁と壁の間の長さに対し、どのくらいマージンを空けたら良いのか」「壁に近すぎると、肋木に手をかけるとき爪で壁紙をひっかいちゃうんじゃないか」「壁から遠すぎると、部屋空間に侵食し邪魔に感じるんじゃないか」などの不安が生じ、GRAVOに問い合わせました。すると、

  • 壁と壁の間の距離に対し、30mm空いていれば十分

とのこと。我が家は壁間の距離が2660mmだったので、“うんてい長さ”は2630mmに決めました。

問い合わせには親身に対応してくれます

私が言っても説得力がありませんが、問い合わせには驚くほど丁寧に対応してくれます。私は中の人なので自分以外の問い合わせに対するやり取りも確認していますが、事細かく対応していると思います(たぶん、代表の長福くんの性格に依るところが大きい)。気になることがあったら悩む前にぜひ問い合わせしてみてください。


購入から届くまで

注文⇒支払い⇒制作⇒お届け

WEBサイトから注文すると「①注文内容の確認」「②代金のお支払い案内」が記されたメールが届きます。メールには総額が記載された見積書と、“うんていやぐら”の詳細な図面が添付されています。
改めて、図面で寸法を確認し、問題なければ、入金(銀行振り込み)し、制作開始です。注文の状況や時期により変わると思いますが、一例として、私の場合のスケジュールはこちら。

  • 注文と入金:2024年1月

    • この時点で発送見込みは【3月上旬〜3月下旬頃】

    • 発送見込みのメールには領収書と取扱説明書(組み立て方法も記載)が添付されています。私は気付かず、長福くんに怒られました。。

  • 受け取り:2024年3月中旬

購入品とサイズ

  • ベース:基本型 YRS

  • うんてい長さ:2630mm

  • 天井高さ:2450mm

  • 追加仕様(畳仕様、塗装):なし

  • オプション:ロープ、梁ベルトカラビナ

  • 別購入:Amazonでヨガ用ハンモックを購入


組み立て

受け取り

ピンポンが鳴り玄関を開けると佐川のお兄さんが「荷物のうちのひとつがエレベーターに乗りません、どうしましょう?」とのこと。私は焦り「私も手伝いますので階段で運べますか?」と一緒にダッシュ。結局、力持ちの佐川のお兄さんがひとりで階段から登ってくれ、事なきを得ました。私の部屋は2階だったので運んでくれましたが、高層階の方はぜひ事前にエレベーターのサイズの確認をしてから購入した方が良さそうです。(はい、私は「大丈夫っしょ」と確認していませんでした)

どんな状態で届くのか

こんな状態で届きました。なかなかの大物感です。

長い方がエレベーターに乗らなかったとのこと

ひとりで運べるのか

それぞれ黄色い紐を持つことで持ち上げられました。軽くはありませんが、腰を痛めそう、ってほどでもありません。

どんな工具が必要なのか

必要な工具は基本的に付属していますが、プラスドライバーと「直角な何か」は自分で用意する必要があります。もちろん、曲尺が理想ですが、我が家にはなかったので、私は説明書を見ていたiPadを使いました。

ひとりで組み立てられるのか

ひとりで組み立てられました。実は作業は単純で「うんてい部」「肋木部」「架台部」の3パーツを倒した状態で仮組みして、起立させ、天井に突っ張るための「天井板」を取り付け、突っ張って、本締めする、というものです。
起立させた後は高い位置での作業になり、工具を落とす危険があるので、作業中はお子さんは遠ざけた方が良さそうです(どう考えても近くで見たがるので)。

組み立てにはどのくらいの広さが必要なのか

うんてい長さ(私は2630mm)×天井高さ(私は2450mm)が必要です。当初、下の1枚目の部屋の状態で組み立てるつもりでしたが、右の棚と奥のぬいぐるみたちの場所を空けないと組み立てられないことに、途中で気付きました。
2枚目のとおり、右の棚を部屋の真ん中に移動し、“凹”のような形のスペースを確保し、組み立てることができました。

当初はこの状態で組み立てようとしていたがスペース足りなかった
まず作業場所を確保
仮組みした起立前の状態
起立後は先に棚を元の場所に戻し、棚とうんていの距離を確認(久しぶりに棚を動かしたのでちょっと順番を変えました)
突っ張って、本締めして、オプションを付けて、完成

何分で組み立てられるのか

私の場合、トータル2時間強かかったと思います。最後にプラスドライバーを締めるビスに時間を要したので、電動ドライバーがあればもっと早かったと思います。

組み立て工程

渾身のタイムラプス動画を撮影したのでぜひご覧ください(GRAVOアカウントから公開中)

①開梱から起立まで

②突っ張り

③垂直と並行を確認し微調整

④オプションを取り付け、大人が試してみて完成

どのくらいのゴミが出るのか

最終的にゴミは、外側を梱包していた薄手の段ボールと、緩衝材(プチプチ)が40Lゴミ袋×2、が出ました。

薄手の段ボール+緩衝材
緩衝材は40Lゴミ袋×2に収まりました

増し締め(重要)

設置した瞬間は左右に揺らしても突っ張っているのでズレませんが、わーい!うんていだー!とガシガシ遊ぶと、木が馴染み、突っ張り部分がズレます(逆に言えば最初はそのくらいの突っ張り力でOK)。そうしたら、子どもたちをいったん落ち着かせて突っ張り部分を増し締めします。物理的に絶対に転倒はしないので、ズレたら増し締め、これを繰り返すことで必要以上に突っ張ってしまうことを防げます。
私の場合、夕方に完成して子どもと私がひととおり遊び、夕飯後に再び遊んだときにちょっとズレたので増し締め。2日目はズレず、3日目の朝にズレることに気付き、さらに増し締め。それぞれナットを半周ほど回したくらいで締め付けトルクが上がる感触があり、そこからさらに半周回しました(計1周)。今後も、定期的にズレるか確認し、ズレたら増し締めします。

(2024/3/23追記)

設置後、5日1回くらいのペースで「お、ズレる⇒増し締め(ボルト半周くらいで締め付けトルク上がる⇒もう半周締める)」を繰り返し、2週間くらいでズレなくなりました。


家族の反応

長男(7歳)は、まだうんていはできずちょっとぶら下がるだけ。まずはうんていとハンモックブランコを謳歌していました。

初日に1番楽しんでいたのはハンモックブランコ

次男(2歳)は、ロープの一番下のコブに脚を絡ませることにハマっていました。最初は私が補助しないとぶら下がれませんでしたが、寝る前には自分でぶら下がれるようになっていました。いやはや、子どもの成長にはいつも驚かされます。。。

次男はハンモックよりロープ派

結局、初日は遊びすぎて寝る時間が普段より30分遅くなりました。

私も数年ぶりに懸垂をし、妻はハンモックで楽しんでいました。いやはや、楽しい楽しい。


気づき

部屋が少し暗くなる

我が家は電気のほぼ真下に設置したため、分かってはいたものの、部屋は少し暗くなった気がします。

木の匂いがする

窓がなく、無機質な部屋でしたが、木の匂いがするようになり、なんかちょっと良い感じになりました。

本当に生活の邪魔にならない

ハンモックを片側に寄せれば、全く生活の邪魔になりません。身長171cmの私でもかがまずに下を通れます。

洗濯物が干せる

子どもたちが寝た後、いつの間にか洗濯物が吊るされていました。夜は夜で活躍してくれそうです。


最後に

以上、長々と書きましたが、『GRAVO“うんていやぐら”購入体験記』は以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今後は、経過観察もしていこうと思いますので、またご報告します。

ハンモックのある生活

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