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ブログ・エッセイ

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毎日の何でもないことや、エッセイぽいことなど
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#ほっこりサークルことば部

山ぶきの

先日の日曜日に、近所の方達と出掛けまして、パワースポットに行きまして、上の方に上がらせて頂きました。 その前に、本を読んでいたら、山吹の出てくる和歌が載っていました。高市皇子の作られた一首で万葉集2-158 やまぶきの たちよそいたる やましみず くみにいかめど みちのしらなく とても美しい和歌です。 私の心には、深く染み入るものがありました。 若くして亡くなった美しい恋人を思って、読まれた詩と、説明されていました。 そんな昔から、人の心には、定番の様な、深い気持ちがあ

レビュー御礼

kindle本へ戴きましたレビューを、ここにまとめさせて戴きたいと思います。 地味な本を地味に出版しています。 有難い事に、レビューも戴けました。 yokoさん、有難うございます💖そして、お祝いのお言葉も、有難いです。 yokoさんは、エッセイストとして本も出版されています。綴られる言葉はいつも優しくて、親切さに満ちています。 いつわさん、有難うございます💖流れるような文面にうっとりとするレビューと思いました。 五輪さんは、書家です。noteで、❤をクリックすると、た

山桜:ふみ エッセイ

エッセイを出版致しました。タイトルは「山桜」です。 昨年秋頃に、なんとなく考えていたのは、単にエッセイというタイトルの、短編を数個まとめたものでした。 その頃、ある方の30年ほど前のエッセイを手にして、読みふけっておりました。 高知の古本屋さんからやってきたその本は、余程大切に保管されていたのでしょう。とても綺麗な状態でした。 こんなに大切に保管される本。 そして、主人公が亡くなる直前に「故郷高知の山桜を書きたい」と言われたと書かれていました。 故郷の山桜。 そう

新刊を発刊致しました。 22-26日感謝キャンペーンを行います(╹◡╹)♡ 山桜: エッセイ  https://www.amazon.co.jp/dp/B09QSRP4DD/ref=cm_sw_r_tw_api_glt_EGSM37MRWJZBBHT2ZKSS #Amazon

エッセイ5 ある夏の日

ある年の8/14。この夏は猛暑で、数日間、記録的な温度が続いていた。 1日を終え、寝床につく時にふっと、 もしかしたら、明日まで、もたないかも。 と不安が脳裏をよぎった。身体がかなり、きつかった。暑さが続くって、こういう事なのかあ、と思った。 もし、明日の朝、目が覚めなければ、家族が、もろもろやる事になる。 あの人に知らせて。あの人には知らせられるだろうか。 家の片付けは、数年前の年末に同じ様に不安がよぎった時に、ほとんど済ませてあった。 気になる事って何だろう? 家族

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広告・自己PR 考えてみた

自己PR、苦手です、多分。自分を売り込むっていうのができきれていない。自分の良い所や売りをどんどんアピールするのは苦手な方なのです。 数人でのディスカッションに参加したことは何回もあります。もう、これでもかってくらいに、売り込みまくる。時間を与えられたら、その中で頑張るんだけど、数人とかなると、一歩引いてしまう。 でもでも、ハンドメイドや創作は大好きなのです。せっかく作った物を押し入れにしまっておくのはもったいない。時間がたつと古くなってしまう。最近の寒暖差の激しい雨の大

エッセイ4

祖母の食堂に、おじさんは来た。 いつからだろう? 人見知りな母と、忙しい祖母の代わりに、私はそのおじさんのテーブルの真正面に座ってじーっと、おじさんを見ていた。 おじさんは無口で、温かな人だった。下にしまった手をたまに出して、コップに注がれた日本酒を飲む。 ふみちゃんも飲むか?

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新刊出版いたしました

デジタル書籍新刊出版致しました。 今回は、noteのつぶやきをまとめています。今年の春ごろに、ほとんど毎日つぶやいていた「愛」をテーマにした短文です。 それに合わせて、未発表の短文も収録いたしました。 タイトルは、つぶやいていた時から、なんとなくこのタイトルで出版しようかな~と考えていました。 前回出版の にも一部収録されています。 そうそう、この「ふみふみ」 9/24~28の間、「kindle1位」を頂いていました。 確かこの間、新刊出版感謝の無料DLキャン

エッセイ3

ドンっ 鈍い音が家中に響いた。 イタイイタイイタイ 祖父が食堂の入り口から家に入ってきた。 自分で建てた家だから、正門に当たる食堂の入り口から入りたくなるらしい。 わくわくして入るのだ。

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私の『始まる世界』です。

私の世界。私の幸せ。私は幸せなのだろうか?それは何故? <これでも母さんの募集説明記事より抜粋> これからの時代を生きる人たちへ  やさしい世界が1ミリずつでも広がりますように 私の世界は「優しい」 それは、私が弱いから。 今まで、一人で生きてきたなんて、とても言えない。それを言わせようとする人がいるんだけど、何をたくらんでいるんだろう。とんでもない。 人は一人では生きられない。どんな人も。 一人暮らししていたって、買い物に行ったり、誰かが来たりする。人と接触し

お花を生けに行っていた話

随分前ですけど、近所の建物に飾るお花を生けに行っていました。 週に一回くらい。 1階と2階と3階、それぞれ、指定の場所に飾るお花を花器に生けるんです。 場所によって花器の大きさもそれぞれで、お花の量もそれぞれです。 入口近くには、大きめの華やかな、季節のお花。 花器も、大きめ。 たっぷりと、大らかに生けます。 食堂には、小さめの、ジャマにならないけど、ほっとするお花。 美味しいお食事や、美味しいお茶を頂いたり、テレビを見たり。 数人だったり、お一人だったり。 寛いで頂ける

新刊を出版させていただきました ふみふみ

皆様のお陰様です。有難うございます。(10/27追記) * 天岩戸に籠って、こつこつと・・・ 新刊を出版させていただきました。 9/24~28 感謝の無料キャンペーンをやっています。 時差?があるのかな?多分29日の午前中くらいまで、無料DLできるんじゃないかと思います。 今回は、noteの記事を収録しています。 なのでnoteで見れるんです。でも、探すのが大変かと思います。 企画に参加させていただいたのとか、オマージュとか、そんな作品を収録していまして、各ク

エッセイ2

お母さん、早く、早く行かなきゃ、早く! 私は母のお腹の中で、急がせていた。 母は、人見知り気味で内向的。接客は苦手なのだけど、お店を手伝わなくてはいけない。 祖母は食堂をやっていた。ラーメンやお寿司、お酒も扱っていた。お客さんが来る。注文をとる。作る。お出しする。片付ける。それらを全て、祖母はやっていて、母はそれを手伝わなくてはいけない。 時間ないよ、早く行かなきゃ。お婆ちゃんが大忙しで大変だよ。 母は、もじもじいじいじしていた。身体が萎縮して足が動かない。できない気持ち

大賀蓮 (企画)写真で魅せる世界 きゃらをさん企画参加②

毎年6月になって雨がしとしと☔️☂️降り始めると、大賀蓮を見にいくんですけど。今年の6月は、しとしとなんてもんじゃなかったですね。 とても大賀蓮を見に行こうなんて感じじゃなかったですね。 曇りか小雨の午前中が、大賀蓮を見にいくのには最適で。しっとりとした美しい大賀蓮を拝めることができます。 ちょっと降ってるけど、まあ大丈夫だろう、7月になっちゃったし。って、長靴を履いて行ってきました。そしたら降りやんで。気持ち良い大賀蓮日和でした。 7月に見に来たのは初めてだと記憶して