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7/23安倍晋三元総理の人間を理解するには、 やはり母方の祖父であった岸信介の肚を見抜くことが必要
亀さん: 2022/07/23 (Sat)
安倍晋三元総理の人間を理解するには、
やはり母方の祖父であった岸信介の肚を見抜くことが必要ですね。
岸がCIAエージェントだったのかどうかは、以下の動画で大枠が分かります。
この動画が叩き台にしているのは、
孫崎享氏が著した『戦後史の正体』ですが、
さらに立体的に岸信介、すなわち安倍晋三を理解するには、
〝ライバル〟であった吉田茂の人間を把握する必要があると思います。
そのあたりについては、
以下の拙稿「証言 陸軍中野学校 3」に書きました。
mespesado : 2022/07/23 (Sat) 11:30:11
この動画を見たら、岸信介がCIAのエージェントだったなんてとんでもない。
単に手段としてCIAと付き合っていて、ホンネは対米独立にあった。
だから安保闘争の学生運動を仕掛けられて失脚し、
まんまと対米従属の池田内閣に挿げ替えられた。
これこそがCIAの思惑だった、という筋道が明確に理解できます。
そして、第一次安倍内閣のスローガンである「日本を取戻す」に対して
「誰から取り戻すのか?」と問うという発想が斬新でした。
考えてみれば当たり前の問いなんですが、恥ずかしながら、
そのように問うという発想がありませんでした。
確かにそう聞かれたら「米国から」という答を引き出すのは容易であり、
安倍さんが岸さんの信念だった「対米従属からの独立」を引き継いだ、
ということも自然にわかる。
もう、それ以外の解釈は考えられない、となります。
「CIAの人間と付き合ってるからCIAのオナカマだぁ」とか
「日本を取戻すなんて抽象的なスローガンで具体性が無かったから
短命に終わったんだぁ」なんていう論評が、
いかにイメージ戦略に過ぎない表層的で非論理的な批評であることが、
この動画を見て、改めてよくわかりました。
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