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アントニオ・グテーレス国連事務総長:イスラエルとヒズボラの間の壊滅的な紛争の可能性を指摘

2024年06月22日(土) 
https://www.rt.com/news/599729-un-catastrophe-middle-east/

アントニオ・グテーレス国連事務総長は金曜日、
イスラエルとヒズボラの間の壊滅的な紛争の可能性を指摘した


シーア派民兵の長であるハッサン・ナスラッラーは、
水曜日に、ヒズボラは
西エルサレムとの全面的な紛争の準備ができており、
さらにエスカレートした場合には、
ユダヤ国家の北部領土に侵攻する可能性があると警告した。
この声明は、同グループの上級司令官の一人である
ハッジ・サミ・タレブ・アブドゥッラーが、
先週、レバノン南部に対するイスラエルの攻撃で殺害された後に出された。

国連事務総長は記者会見で、
「たった一つの軽率な行動、
一つの誤算が、
国境をはるかに超え、
率直に言って、
想像を遥かに超える大惨事を引き起こしかねない」
と述べ、
「世界はレバノンがもう一つのガザになるわけにはいかない」
と付け加えた。
彼は双方に和平への「緊急の再コミットメント」を求めた。

「世界は声を大にしてはっきりと言わねばなりません。
即時の緊張緩和は可能であるだけでなく、不可欠である。
軍事的解決はない」と彼は述べ、
レバノンとイスラエルの両方で、
すでに多くの人々が命を失ったり、
家を追われたりしていると付け加えた。

グテーレス事務総長は、
現地の国連平和維持軍は、
すでに「極めて困難な環境の中で、緊張を緩和し、
誤算を防ぐために取り組んでいる」と付け加えたが、
具体的な詳細は明らかにしなかった。

イスラエルとヒズボラのロケット弾の応酬により、
過去9カ月間に53,000人以上のイスラエル人と
約100,000人のレバノン人が家を追われた。

今週初め、イスラエル・カッツ外務大臣は、
ユダヤ国家はシーア派民兵に対する
「ゲームのルールを変える」決定に
「非常に近づいている」と警告した。

伝えられるところによると、
アメリカは、イスラエルとハマスの戦争が、
ヒズボラと潜在的にアメリカ軍を巻き込んだ、
より大きな中東紛争に発展する可能性について
「ますます懸念」を強めている。
何人かの匿名のホワイトハウス高官は、
今週のアクシオスとの討論で、
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、
ワシントンが「イスラエルから武器を差し控えている」と主張して、
緊張緩和の努力を妨げていると非難した。

イスラエルは
昨年10月、約1,200人の命を奪い、
251人が捕虜となったハマスによる致命的な攻撃に対応して、
ガザで大規模な軍事作戦を開始した。
イスラエル国防軍による9カ月にわたる攻撃は、
激しい爆撃とガザへの地上侵攻を含み、
地元当局によると、3
万7500人のパレスチナ人の命を奪った。

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