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(2/19更新)キッシンジャーが認めるプーチン

(まだ続きます。
文字起こしは、後日になりますがこの内容は必聴です:フランク)

2024年2月16日 

キッシンジャーが認めるプーチンは、パート2の中間です。


最も影響を受けたアメリカ人の思想家:
1)アーヴィング・バビット、
2)T.S.エリオット(ノーベル文学賞)、
3)ラインホルド・ニーバー、
4)ジョージ・ケナン、
5)サミュエル・ハンテイントン(文明の衝突)、
6)ケネス・ウオルツ(ネオリアリズム・ストラクチャー・リアリズム)、
7)キッシンジャー


キッシンジャーの栄光と残虐!!! Part③

`Political correct:別名ポリコレ。人種・信条・性別・体型などの違いによる偏見や差別を含まない中立的な表現や用語を使用すること。
Woke:: Awake(目覚める・悟る)をベースにしたスラング。社会で起きていることに対する認識があることを意味する。社会問題に対して認識や理解を深めようという意味。

キッシンジャーの勢力均衡議論(パワーオブバランス)に結びついている。
世界に覇権国は不必要である。均衡を崩さないように国際政治を運営するのが一番いい。
ある特定の国が自分たちの政治イデオロギー、もしくは自分たちの道徳批判は他の国よりも優れているといって、他の国に自分たちの価値判断・イデオロギーを押し付けてはいけない。
この定義が確立されたのが、1648年のウェストファリア条約(30年戦争の講和条約)からである。
キッシンジャーは、メッテルニヒとキャッスルリーのBalanceofPower外交を何年も研究した。キッシンジャーの国際政治に最大の影響を与えた人物は、
①クレメンス・フォン・メッテルニヒ:
 オーストリア・プロイセン王国の外交官・政治家、
②ロバート・スチュアート(キャッスルリー子爵):
 イギリスの政治家外交官、
③シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール:
 フランスの政治家
④オットー・フォン・ビスマルク:ドイツの政治家

キッシンジャーの物の考え方は、性格的にメッテルニヒとタレーランに似ている。メッテルニヒとタレーランは、ウソをつきまくる。2人とも騙された方が悪いという考え方。外交官はウソをつくんだという姿勢。
しかし、4人とも戦争が大嫌いであった。価値判断として、戦争して勝っても碌なことにならない。4人ともキリスト教に影響されている。
キリスト教の教えは、人間は必ず罪をおかす。原罪を負っている。
人間は、自己欺瞞と偽善と独善の3つから逃れられない。
この4人の影響を受けながら、キッシンジャーが大統領安全保障補佐官になり、国務長官になって行った政策は、他国に戦争をふっかけ、他の国にクーデターを起こさせたり、残酷なことをやってきた。
キッシンジャーは、矛盾した不思議な人物である。



ここからは関連情報


ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー: Henry Alfred Kissinger
1923年、ドイツのフュルトでユダヤ系ドイツ人の家庭に生まれた




日本はなぜ世界の国際政治のリアリズムを理解できないのか①|伊藤貫×室伏謙一

日本はなぜ世界の国際政治のリアリズムを理解できないのか②|伊藤貫×室伏謙一


「歴史の真実が公になる時代に…次期大統領候補が危険を伴いながら言及し続けるアメリカの裏側」西田昌司×伊藤貫 外交安保対談Ⅱ VOL.3

ヒラリーの内幕暴露

【最終回】「プーチンは分かっている…執拗にロシアを虐げてきたアメリカが迎えるこの戦争の終着点」西田昌司×伊藤貫 外交安保対談Ⅱ VOL.4



(似非保守派の有本香如きは、プーチン大統領と比べれば、幼稚園児レベルにしか見えない:フランク)


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