「世界の主要企業は『ビッグ3』に所有されている」
第89回
ブラックロックとWEFの「グレートリセット」:
巨大な金融ピラミッド
事実上規制されていない投資会社は、今日、連邦準備制度やこの地球上の
ほとんどの政府よりも多くの政治的および財政的影響力を行使しています。
世界最大の資産運用会社であるBlackRock Inc.は、
ドイツ連邦共和国の年間GDPの2倍以上の驚異的な9兆ドルを
世界中の顧客ファンドに投資しています。
ブラックロックは、ムッソリーニがコーポラティズムと呼んだものの縮図であり、選挙で選ばれていない企業エリートが国民にトップダウンで指示します。
世界最大の「影の銀行」が世界に対してこの巨大な力をどのように行使するかは、私たちに関係する必要があります。
ブラックロックは、1988年にラリー・フィンクが設立して以来、
他の事業体にはないユニークな金融ソフトウェアと資産を組み立てることに成功してきました。
ブラックロックのアラジンリスク管理システムは、
取引を追跡および分析できるソフトウェアツールであり、
連邦準備制度や欧州中央銀行を含む200の金融会社の18兆ドル以上の資産を監視しています。
ブラックロックは、金融の「スイスアーミーナイフ—機関投資家、
マネーマネージャー、プライベートエクイティ会社、
グローバル政府パートナーが1つにまとめられた」と呼ばれています。
しかし、主流メディアは同社を単なる別のウォール街の金融会社として
扱っています。
ブラックロックとは?
世界市場にこれほど大きな影響力を持つ金融会社が、
これほど世間の監視から隠されていたことはかつてありませんでした。
それは偶然ではありません。
技術的には銀行融資や預金を行う銀行ではないため、
HSBCやJPモルガンチェースのようなほとんどのメガバンクが行っていること、つまり利益のために証券を購入および販売しているにもかかわらず、
連邦準備制度からの規制監視を回避します。
2008年以降のドッド・フランク法の下で、ブラックロックやバンガードファンドなどの資産運用会社を「システム的に重要な金融機関」または
SIFIとして含めるように議会が推進したとき、ブラックロックからの
大規模なロビー活動の推進により脅威は終わりました。
ブラックロックは本質的にそれ自体が法律です。
そして実際、ブラックロックの主要株主でもあると言われている
バンガードを除いて、他に類を見ない「体系的に重要」です。
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