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(更新)【これだけは避けたい添加物】人工甘味料の危険度ランキング アスパルテーム、アセスルファムK、サッカリン、スクラロース、ネオテーム

2023年10月18日(記事2022年11月14日) みのり管理栄養士
https://www.mutenka-mama.com/additive-artificial-sweetener/

アスパルテーム、アセスルファムK、サッカリン、スクラロース、ネオテーム

アスパルテーム

砂糖と同じで1g当たり4kcalの熱量
砂糖の180〜220倍の甘味があるため、
砂糖よりも使用量を減らしてカロリーを抑えることができる人工甘味料
日本では、1983年に認可された添加物

アスパルテームは、
アミノ酸の1種であるフェニルアラニンとアスパラギン酸、
そして劇物に指定されているメチルアルコールから作られます

フェニルアラニンは、
幸福感や興奮状態を引き起こすドーパミンや
ノルアドレナリンの元となるアミノ酸です。

体内で合成することができないため、
食事から摂る必要がある必須アミノ酸の1つですが、
フェニルアラニンの代謝ができない
「フェニルケトン尿症」の方が摂取すると
脳に障害が起きる可能性があります。

そのため、注意喚起として
「アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」
という表示がされています。

また、劇物に指定されているメチルアルコールは、
自然界にも微量存在しています。
アスパルテームに含まれるメチルアルコールの量は、
自然界に存在する量よりも少なく、
人体への害は報告されていません。
しかし、化学的に合成された人工甘味料からの有害物質の摂取は
避けるべきです。

アセスルファムK(カリウム)

砂糖の200倍の甘味があります。
日本では、2000年に認可された比較的新しい添加物です。
アセスルファムKのほとんどは、
体内で分解されず尿や便として体外へ排出されます。
そのため、カロリーを抑えることを目的とした
ダイエット甘味料に多く使用されています。

アセスルファムKの製造工程には、
厚生労働省が「発がんの可能性がある」
と指定した化学物質の塩化メチレン(ジクロロメタン)を
溶媒として使用しています。

サッカリン

サッカリンは、砂糖の200〜700倍の甘味があります。
戦後の食料不足を補う目的で、戦後に主に使われていました。

しかし、サッカリンは発がん性が疑われ
一度は一般食品への使用が禁止されました。

その後、FAOとWHOの専門家会議(JEFCA)が
サッカリンが引き起こす発がん性の検討を行い、
現在の使用量で人工甘味料として使用することが認められました。

現在は歯磨き粉に使用されることが多いです。

スクラロース

スクラロースは、砂糖の600倍の甘味があります。
日本では、1999年に認可された比較的新しい添加物です。
スクラロースはまろやかな甘さが特徴で、
他の甘味料と併用することで甘味の相乗効果があります。
そのため、他の人工甘味料と併用して使用されることが多いです。

スクラロースは、化学合成された「有機塩素化合物」です。

有機塩化化合物は、
自然界にほとんど存在しないため毒性が強く、注意が必要です。

ネオテーム

ネオテームは、
アスパルテームを変化させたもので
砂糖の7000〜13000倍の甘味があります。

日本では、2007年に認可された新しい添加物です。

ネオテームは、
アスパルテームと異なり、
フェニルアラニンを含む旨の
「L-フェニルアラニン化合物」の表示義務がありません。

ネオテームがすべて「 L-フェニルアラニン」に変換されて
摂取される可能性は小さいことが表示免除の理由ですが、
フェニルアラニンの代謝ができない
フェニルケトン尿症の方の摂取は注意が必要です。

人工甘味料が危険な理由

腸内環境を変化させてしまい人体への様々な悪影響を与える可能性があることが


科学雑誌ネイチャーに掲載されています。
更に、詳細は下記noteを参照してください。
腸内環境を変化させるというよりも、まさに破壊するからです。

人工甘味料は糖の代謝異常を起こす

2014年9月ネイチャーに公開された研究結果によると、
一日の摂取許容量のカロリーゼロの人工甘味料(サッカリン)を
マウスに摂取させることで、
食事で上がった血糖値が下がりにくくなります。

糖の代謝異常が起きるのは、
「腸内細菌そう」の変化が原因の1つとして考えられます。

「腸内細菌そう」は、
腸内フローラとも呼ばれ、
近年では生活習慣病との関連があることが明らかになっています。

参考文献


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