【これだけは避けたい添加物】体に悪い保存料ワースト3 ソルビン酸K、安息香酸Na、パラベン

2023年10月18日 (記事2022年11月14日) みのり管理栄養士
https://www.mutenka-mama.com/additive-preservative/

消費者庁が令和2年度に行った「食品添加物の理解」に関するアンケートでは、着色料と人工又は合成添加物に次いで、3番目に保存料が避けられているという調査結果があります。
ソルビン酸K、安息香酸Na、パラベン

ソルビン酸K(カリウム)

主な使用食品   漬物、ジャム、佃煮、ハム、ソーセージなど

ソルビン酸カリウムは、
水に溶けやすく汁の多い食品に使われることが多いです。

ソルビン酸カリウムは、染色体の異常を引き起こすとされています。

さらに、腸内のソルビン酸カリウム濃度が高まるにつれて、
善玉菌から順番に死滅していくことが
チェコの研究チームによって明らかになっています。

腸内環境の変化によってアレルギー発生率が
上昇しているかは定かではありませんが、不安なデータです。

安息香酸、安息香酸Na(ナトリウム)

主な使用食品  清涼飲料水、しょうゆ、シロップ、マーガリン

安息香酸ナトリウムは、
水に溶けやすく
清涼飲料水や栄養ドリンクに使われることが多い保存料です。

2006年3月にイギリスで清涼飲料水に添加されていた安息香酸と
ビタミンCから発がん物質のベンゼンが発生していることが判明したため、自主回収された事件があります。

日本でも、平成18年に安息香酸とアスコルビン酸の両方が添加されていた
31商品中1商品から、水道水におけるベンゼンの基準値である
10ppbを超えた量が検出されたとの報告があります。

参考文献:
対象外物質評価書
厚生労働省:清涼飲料水中のベンゼンについて (mhlw.go.jp)

パラオキシ安息香酸(パラベン)

主な使用食品 しょうゆ、シロップ、果実ソース

パラオキシ安息香酸は、通称パラベンです。

パラベンは保存料の総称で、

イソブチルパラベン、
イソプロピルパラベン、
エチルパラベン、
ブチルパラベン、
プロピルパラベン

の5品目が現在の日本で使用が認められています。

パラオキシ安息香酸(パラベン)は、
FAO/WHOの合同食品添加物専門家会合(JECFA)によって、
弱いながらも女性らしい体をつくるホルモンである
エストロゲンの作用があることが明らかになっています。

人体にエストロゲン作用がどのように関連するかは、
はっきりしないとしていませんが、
内分泌をかく乱させるため生殖機能への影響が懸念されています。

参考文献:
食品添加物パラオキシ安息香酸エステル類について

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