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広島原爆投下78周年にあたり、日本国民と世界へお詫び申し上げます

August 07, 2023 Emanuel Pastreich
Apology to the Japanese People and the World on the 78th Anniversary of the Bombing of Hiroshima - Global ResearchGlobal Research - Centre for Research on Globalization

1945年8月6日、
アメリカ陸軍航空隊は広島に原子爆弾「リトルボーイ」を投下した。
それは、アメリカ人の魂を捕らえた恐ろしい狂気の始まりだった。

アメリカ政府は、
原爆投下後の数ヶ月間、
日本から寄せられた放射線病や
その他の症状に関する報告をすべて否定し、
そのような報告は陰謀論に過ぎないと主張した。
この原爆が通常兵器とは異なるものであることを
最終的に米国に認めさせるには、
米国内だけでなく世界中で膨大な戦いが必要だった。

しかし、陸軍省の誰もが、
どのような爆弾が投下され、
それが人々に何をもたらすかを正確に知っていた。
原爆を開発したマンハッタン計画では、
放射線の人体への影響を調べるため、
恐ろしい人体実験を行っていたのだ。

しかもアメリカ政府は、
日本の降伏が数日後に迫っていたこの時期に、
この大規模な原爆投下がいかに無意味で残虐なものであったかを、
正式に認識したことはない。

私はこの機会に、
アメリカ大統領選に立候補しているアメリカ人として、
歴代のアメリカ大統領が良識に欠けていたことを行いたい。
この残虐行為の責任を取りたい。

1945年8月6日に米国が行ったことについて、
日本の皆さま、そして世界の皆さまに深くお詫び申し上げます。
私は、米国が原爆を開発したマンハッタン計画および原爆投下を計画した
陸軍航空隊に関するすべての資料の機密指定を解除し、
その全容を世界に向けて公表することを誓います。

私は、当時、法的責任を特定できる企業や
その他の明確な行為者が存在したと考えており、
そのような法的責任を追求するプロセスは有意義だと考えている。

私はまた、米国が今後10年間ですべての核兵器を廃絶すること、
そして米国が世界中の核兵器廃絶の取り組みを主導することを誓います。
私たちがこのような誓約をし、
その誓約に基づいて行動して初めて、
他の国々が核兵器廃絶の夢を止めることを望むことができるのです。

私たちは今まさに、
さらに恐ろしい核戦争の淵に立たされている。
米国の行動を先送りすることはできない。

また、ジャーナリストのジョン・ハーシーが、
1946年8月23日付の『ニューヨーカー』誌に掲載された
「ヒロシマ」という記事で、
広島の放射能汚染の話を打ち明けたことも特筆に値する。

思慮深い市民というよりは、
裕福なアッパー・ウエスト・サイドの家庭をターゲットにした、
今日のますますふわふわした陳腐なニューヨーカーが、
今日このような記事を掲載できるのか、
私は真剣に疑問に思う。

エマニュエル・パストライヒは、
ワシントンDC、ソウル、東京、ハノイにオフィスを構える
シンクタンク、アジア・インスティテュートのプレジデントを務めた。
パストライヒはまた、未来都市環境研究所の事務局長も務めている。
2020年2月、無所属で米国大統領選に立候補を表明。

グローバル・リサーチのレギュラー寄稿者。

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