「毒をもって毒は制されないのに」:人類は次はワクチン被害を打ち消す画期的な医療技術という詐術に騙されていくのか…
2024年06月23日(日)
このタイミング…
6月21日に、コロナワクチンの有害事象の検死からの研究論文が
査読されて公開されました。
内容の中心は一言でいえば、325件の検死の結果、
「死亡者の 73.9%が COVID-19ワクチン接種が直接の原因であるか、
またはワクチン接種に大きく寄与していることがわかった」
というものです。
論文は以下にあります。以前、医学誌ランセットで蹴られた研究です。
COVID-19ワクチン接種後の死亡例における剖検所見の体系的レビュー
A Systematic REVIEW of Autopsy findings in deaths after covid-19 vaccination
論文著者の中には、アメリカの心臓医ピーター・マッカロー博士や、
カナダの医学者ウィリアム・マキス博士など、
過去に引用させていただいた方々も何人かいらっしゃいます。
著述者のひとりのマキス博士は、X で以下のように書いていました。
大変お喜びのようです。
そしてまあ…確かに「ゲームチェンジャー」にはなったようで、
この論文が公開された当時の 6月22日に、
この論文の著者のひとりであるアメリカの心臓医ピーター・マッカロー博士が、
「コロナワクチンの有害性を無効にする画期的な研究を発表」
したのです。
これは、日本語の
「マッカロー博士、ワクチン接種をなかったことにする画期的な
アプローチを発表」という記事で紹介されています。
プレプリント論文は以下にあります。
mRNA COVID-19ワクチンの戦略的不活性化:
RIBOTACとsiRNA療法の新たな応用
Strategic Deactivation of mRNA COVID-19 Vaccines: New Applications for RIBOTACs and siRNA Therapy
「あーあ、結局こうか…」 ┐(´ー`)┌ …ヤレヤレ
という感じにはなりましたけれど、
一番感じましたのは「発表のタイミング」です。
先ほどのウィリアム・マキス博士の投稿に、
> 私たちの論文の公開は 1年遅れ…
とありまして、つまり、この
「 死亡者の 73.9%は COVID-19 ワクチン接種が直接の原因か、あるいは…」ということについては、1年前には研究が完了していたのです。
この論文が、1年ほど遅れて公開されたのが、今年の 6月22日。
そして、ピーター・マッカロー博士の
「 mRNAコロナワクチンを不活性化する画期的な方法」が
報道で取り上げられた、あるいは、マッカロー博士自身が X で、
この「画期的な方法」をご自身で述べられたのが、
「 6月22日」
です。
まさに、先ほどの「 死亡者の 73.9%は…」という論文の公開を待っていましたとばかりのタイミングで公表したのでした(マッカロー博士らの論文自体の公開日は 5月31日です)。
ちなみに、この「画期的な方法」の論文の筆頭著者は、先ほどの 1年遅れて公開された「 死亡者の 73.9%は mRNAコロナワクチンによる…」の論文と同じニコラス・ハルシャー(Nicolas Hulscher )という人です。
つまり、
「 mRNA コロナワクチンの害はひどいものであることがわかった」
ということを数字で述べた論文の公開の直後に、
「そして、こんな解毒法がありますよ」
という論文を即座に公開したということになります。
このビジネス的展開にもやや思うところもあるのですが、
その「解毒法」の内容が、素人目にはどうもひどいものに見えるのです。
毒をもって毒を制することはできないのに
マッカロー博士たちの「画期的な解毒法」の論文の概要をまず
ご紹介します。少し長いです。
ここまでです。
ここに出てくる siRNA というのは、以下のようなものです。
> siRNA は RNA干渉(RNAi)と呼ばれる現象に関与しており、
伝令RNA(mRNA)の破壊によって配列特異的に遺伝子の発現を抑制する。 Wikipedia
これを医療に応用するというような場合は、
以下のようなことになるようです。
マッカロー博士の言う「解毒法」とは、このようなもので、
「結局、遺伝子治療」
なのだと解釈する以外ないと私には思えるのです。
たとえば、マッカロー博士たちの論文の 17ページには、
以下のようにあります。
ナノ粒子ベースというのは、
ファイザーやモデルナのワクチンと同じであり、
つまり、この場合(脂質ナノ粒子を用いた場合)、
「脂質ナノ粒子自体の毒性の問題が考慮されていない」ことになりますし、ウイルスベクターというのは、
たとえば、アストラゼネカのコロナワクチンがそうでしたが、結局、
「従来の mRNA などの遺伝子技術と何らか変わらない方法で
解毒剤という名の薬剤を開発しようとしている」
わけです。
まあ、先ほど出てきました高コレステロール血症の治療薬の
インクリシラン(inclisiran)というものは、
脂質ナノ粒子を使っていないもののようですが
(資料 112ページ)。
これ以上、詳しいことは私にはわかりません。
しかし、
「遺伝子治療の解毒法としての遺伝子治療」
という概念に驚いた次第です。
そして…。
仮にですけれど、今後、コロナワクチン(他もですが)の有害事象や、
接種との有害性の関連性が「明らかになってきた」ときがある場合、
すでに、有害事象などに苦しんでいる人たちは、
「ワラにもすがりたい気持ちで治療法を待っている」
はずです。そこに「希望が出てきた」と。
しかし、そのワラとして、遺伝子治療が川に投げ込まれる…と。
もちかすると、その「解毒法」こそが、
最後の一撃になるのかもしれなくとも。
企業側や開発者側から見れば、
それが収益になるならば、
内容は何でもいいのだと理解しています。
たとえば、コロナを防ぐでもガンの予防ワクチンでも
帯状疱疹のワクチンでも、
あるいは、「コロナワクチンの被害を軽減するワクチン」でも。
はっきりいえば、
後遺症や有害事象に対しては、
「スパイクタンパク質に対しての解毒だけ」なら
何らかの方法が出てくるかもしれないですが
(それでも次から次へと永続的に生産されるスパイクタンパク質に、
永続的に対抗し続ける方法があるかどうかは不明です)、
その他のこと、つまり、
・脂質ナノ粒子
・混入 DNA
の害についての解毒法など存在するはずがありません。
それぞれの有害性については、
過去記事(脂質ナノ粒子、混入 DNA)にありますが、
これについて時計の針を巻き戻すことはできないと見られます。
この 3年間、あるいは 4年間は、
コロナとコロナワクチンをめぐって、
さまざまな「トリック」が仕掛けられてきました。
グラフェンについては以下にあります。
(記事)酸化グラフェン含有の明確な否定根拠を読み、
この3年間、数々なトリックの攻撃を受け続けていたことを再認識する
In Deep 2023年12月24日
これらが、どういう「側」から提示されたのかは、
今も明らかではないですが、
コロナワクチンの解釈の世界に混乱をもたらしたことは確かで、
それは今でも続いていると思います。
そして、次は、
「ワクチンの有害性を取り除く画期的な技術」というほうのトリック
というのか、ビジネスというのか、
そういうものが各方面から出てくる可能性もあります。
本当にカリ・ユガを思わせる暗い時代です。
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