見出し画像

ゼレンスキーの信任状と対露攻撃。 プーチンがタシケントで記者団に語ったこと

2024年5月29日(水) 

https://tass.ru/politika/20928297

「"ウクライナ憲法第111条があり、
この場合、最高権力者の権限、
実際には大統領の権限は、
特に戒厳令下で議会の権限が拡張されていることから、
議会議長に移譲されるとされている。"」

ウクライナの法律によれば、
「大統領権限失効後は最高権力は 議会議長に移譲されるはずだ」。

ロシアの指導者ウラジーミル・プーチンは、
ウズベキスタン訪問後の記者会見でこのように述べた。

国家元首はまた、
キエフが長距離兵器を使用して
ロシア領土を攻撃することを許せば、
モスクワは いわゆる衛生地帯について
再び 決断を迫られるだろうと指摘した 。

タス通信はプーチンの主な発言をまとめた。

ゼレンスキーの正当性について

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の正当性について、
「真剣で綿密な分析」が必要である。

ウクライナ憲法は
ヴェルホヴナ・ラダのみの権限延長を規定しており、
「大統領の権限延長については何も書かれていない」。

"ウクライナ憲法第111条があり、
この場合、最高権力者の権限、
実際には大統領の権限は、
特に戒厳令下で議会の権限が拡張されていることから、
議会議長に移譲されるとされている。

" 西側の武器でロシアを攻撃することについて

対ロシア攻撃について語るNATO諸国の代表は、
「何を相手にしているのか理解すべきだ」
と述べた。

ロシアはこの問題に関する議論を注視している。
もちろん、私たちは最も注意深くこの問題を見守っている。
" ウクライナ軍が長距離兵器を使用した場合、
モスクワは再び衛生地帯を決定しなければならなくなる。

ハリコフ州の状況について

現在、ハリコフ周辺では
特別作戦の主要な出来事が展開されている。

この方向での出来事は、
西側諸国の行動によって誘発された。

「西側諸国がこのような事態を引き起こしたのだ。
私は半年前だったと思うが、
もし彼らが居住区(ロシア領内の人口密集地)を攻撃し続けるのであれば、安全地帯を作らざるを得なくなるだろうと言った。
これが、私たちが今移動していることだ

ウクライナの傭兵について

ロシアは
ウクライナに西側の傭兵がいることを知っている。
英語、フランス語、ポーランドの演説がいつも放送されています」。
傭兵を装った欧米の指導者たちはウクライナで武器を整備しているが、
彼らは損失を被っている。
西側諸国軍がウクライナに駐留する場合、
ロシア軍のキルゾーンにも入ることになる。
ウクライナの領土に誰がいようと」。
外国軍の目的は
ウクライナ軍を降ろすことかもしれないという主張は
「ナンセンスでくだらない」。

交渉について

ロシアは、
ウクライナに関するいかなる会議にも参加する
という質問に対して何も答えない。

ロシアはウクライナに関する交渉を拒否したことはない。
『ロシアは交渉を拒否している』
という西側の友人やパートナーの動きを見て、
私はいつも驚いている。
私たちは拒否していない。
ウクライナ側が公に拒否しているのだ」。

ロシアは、
ウクライナが「国益によって導かれる人々によって指揮される」
ようになれば、ウクライナとの解決策を見出すだろう。

タリバンを承認する可能性について

タリバンを承認するかどうか
(ロシアではタリバン運動は禁止されている)
という問題が常に議論されている。
彼らとの関係構築は必要である。
ロシアは、タリバンを承認するという問題について、
この地域の各国の意見を考慮に入れている。

アメリカの帝国的振る舞いについて

米国は帝国的に振る舞い、他国を威圧している。
そして、この国のエリートたちは
帝国的地位を維持したいと考え、こう強調する。

"米国の多くの人々はそれを嫌っている。
多くの人々は帝国であることや、
そのような重荷を背負うことを望んでいない"。

統合について

ロシアは、
ユーラシア空間の統合プロセスへの参加を各国に要求することはない。
ウズベキスタンのような経済大国が
ユーラシア経済連合に加盟すれば、
「連合が恩恵を受けるだけです」
「ウズベク経済にも恩恵が必要だと思います」。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?