下院共和党員は手に負えない戦争屋です

August 18, 2023 Laurence M. Vance
House Republicans Are Incorrigible Warmongers - Global ResearchGlobal Research - Centre for Research on Globalization

下院には222人の共和党議員がいる。
彼らは皆、強力な国防を主張しているが、
そのほとんどは攻撃と防御の違いもわからない、
無類の戦争主義者である。

国家非常事態法が成立して以来47年間、大統領が宣言した国家非常事態は41件あり、そのうちの最も古いものは1979年にさかのぼる。ポール・ゴーサー下院議員（共和党、アリゾナ州選出）、イーライ・クレーン下院議員（共和党、アリゾナ州選出）、マット・ゲッツ下院議員（共和党、フロリダ州選出）は最近、これらの国家非常事態のうち5つ（コンゴ、リビア、イラク、イエメン、シリア）を終わらせようとしたが、下院の共和党議員の支持を得ることができなかった。

ゴーサー議員によれば

緊急事態とは一時的なものである。そのため、国家非常事態宣言に関する法律は、大統領に一時的な権限を与え、宣言後6ヶ月以内、その後は6ヶ月ごとに議会の審査と監視を必要とするものである。

ここで問題になっている「緊急事態」は、10年から20年前のものであり、緊急でも一時的でも短期間でもないことは明らかである。議会は、行政府の権限をチェックするという憲法の最も基本的な義務を果たしていない。議会は、法律で義務づけられているように、何十年も前の緊急事態宣言を見直したことは一度もない。

悲しいことに、多くの場合、このような国家非常事態宣言によって課される制裁は、何千マイルも離れた紛争を幇助し、罪のない人々の生活を破壊し、人間の苦しみを悪化させる。

党派を問わず、大統領に白紙委任状と、通常の民主的プロセスを回避し、憲法上の権限を超え、権力の均衡を侵害するために使用できる無限の特別権限を渡すべきではない。

緊急事態は憲法に勝るものではありません

さらに彼は、「コンゴ、リビア、イラク、イエメン、シリアに関連した国家非常事態宣言の延長によって、大統領は135の特別な法的権限を利用できるようになった」と言う。

もし私がアリゾナ州に住んでいて投票するなら、ポール・ゴーサーに投票するだろう。

H.J.Res.68は、「ジョージ・W・ブッシュ大統領が2006年10月27日に宣言した、コンゴ民主共和国の紛争に貢献した特定の人物の財産を封鎖する国家非常事態」を終了させるものである。共和党の賛成は24票、反対は191票だった。

H.J.Res.70は、「オバマ大統領が2011年2月25日に宣言したリビアに関する国家非常事態」を終結させるもの。共和党の賛成は26票、反対は189票。

H.J.Res.71は、「ジョージ・W・ブッシュ大統領が2003年5月22日に宣言したイラク安定化に関する国家非常事態」を終結させるもの。共和党の賛成は22票、反対は194票。

H.J.Res.74は、「イエメンの平和、安全、安定を脅かす特定の人物の財産を封鎖する、バラク・オバマ大統領が2012年5月16日に宣言した国家非常事態」を解除するもの。共和党の賛成票は23票、反対票は192票だった。

H.J.Res.79は、「2004年5月11日にジョージ・W・ブッシュ大統領が宣言した国家非常事態を終結させるもので、シリアがイラクでのテロ活動を支援していることなどに対応し、特定の人物の財産と特定の物品のシリアへの輸出を阻止するもの」。共和党の投票結果は、賛成20票、反対193票であった。

共和党の下院議員は無類の戦争好きだ。

特にイラクに関しては、ゴーサー議員はワシントン・タイムズ紙の論説でこう書いている：

「2003年、ジョージ・W・ブッシュ大統領は、イラクが実際には米国の国家安全保障に対する脅威ではなかったにもかかわらず、国家非常事態を宣言し、それをイラク侵攻の法的根拠とした。この決定は行政権の乱用であり、国際法に違反し、議会の権威を損なった。

米国の外交政策が無謀で、好戦的で、干渉的なのは、共和党の戦争屋がそうさせているからだ。