【クイズ大会参戦記】Re:Q 2022秋 -OPEN-

 今回は「クイズから離れている人が戻りやすいような大会」「クイズをここからまた頑張ろうと思っているプレイヤーの、まず最初の目標となるような大会」であるRe:Q 2022秋 -OPEN-に参加してきました。大会の詳細はこちら。

 また、昨年も同大会に参加させて頂きました。

【1次予選】「1○1×」5セット
 全員を3グループに分けて「1○1×」を繰り返す形式。各セット早く勝ち抜けた方が多くポイントをもらえる形式で、最初の組み分けはくじ引き、以降はポイント順に分けられます。
 私は最初の組み分けで第2グループでしたので、第1グループの問題を先に聞いて押しやすい問題という傾向は掴めました。とはいえオフラインのクイズの場は慣れていないのもあって確定ポイントが来てから「あれだよな?あれでよかったっけ・・・。やっぱあれだわ。」と一通り考えてから押しました。それが何と1問目。巡り合わせが良かったのだと思いますが良いスタートが切れました。
 そんなわけで第2セットからは上位陣との早押しになります。いやー、ボタンが着かない。わかる問題が多くても押し負けばかり。上位陣が抜けまくってからペースが下がったところで分かるけど自信ない問題が来たのでゆっくり考えて押して6抜け。
 第3セットも上位組残れたので上位組で続行。段々上位組が洗練されていくのがこのルールの特徴。1問目は自分の知らない前振りで押されたり、2問目は自分の得意ジャンルが取られたりとやはり厳しい。ここでコテコテのベタ問が来た。トップレベルの押しからはワンテンポ遅かった気がしますが、運よく解答権取得。無事3抜け出来ました。
 さて、次は第4セットなのですが、この大会の特徴として問題作成者が3人いて、セット毎に割り振られていることがあります。ここまでは同じ人の問題でしたが、第4セットから2人目の問題(B問題)になります。
 数問聞いてわかりましたが、自分と傾向が合わない。良い意味で現代的なのかな?この辺は現代のクイズに触れてないので間違っているかも。いわゆる昔ながらのベタ問題やベタ振りを避けている感じでした。分かる問題がガクッと減ったかつ、振りも聞き慣れないものばかりになった印象です。
 こうなったら誤答に厳しいルールなので、とにかく我慢。何とか最後のひと枠で抜けましたが、これも比較的最近の問題でした。
 最後の第5セットはまた問題群が変わりC問題。こちらは前振りは難し目だけど後振りで簡単な問題に落ちるものが多い印象で、B問題よりは傾向合っていそうでした。数問聞いて押しても良さそうという感触があったのでギア上げ気味に構えていました。そうしたら2振り目で聞いたことあるワードがきたので指が反応して回答権取得。。。。。。ヤベェ、何だっけ。でも傾向的に簡単なのに落ちそう、1振り目も確かに合ってそう。とカウントをフルに使って何とか捻り出して正解。4抜けでした。

【2次予選】「2○特殊休」3セット
 2次予選は2○で勝ち抜け、誤答は誰かが勝ち抜けるまで休みという形式で、1次予選と同じく各セット早く勝ち抜けた方が多くポイントをもらえる形式でした。
 組み分けも継続してポイント順。ここまで運よく上位に残っているので上位組でのスタートです。上位組の中でも上の人たちは結構実力が抜けているので、序盤の誤答は比較的早く復帰できそうと予測を立てて臨みました。
 3問目、たまたま知識検定対策で勉強してた問題が出てきてゆっくり正解してリーチ状態に。続く4問目、「○○○○○○、/su」。読ませおしに成功。でも確定していない。ベタなら2択だからと答えたら残念ながら誤答でもう一つの方。でも良い攻め方だったと思います。(問題が気になる方は問題集でたら購入してみてください。)そして最初の予測通り、この後2問後に抜けが出て即復帰。
 この後はなかなかボタン付かず、最終的には5抜け。とはいえ、2次予選は限定問題数の関係でポイント入らない人も多い形式なので、5抜けでも十分。
 2セット目は問題のB問題。ここは箸にも棒にもかからずという感じでした。1問ついたけど思い出せず誤答。この辺も問題相性が出るところだよなぁと思いつつ終了後、初の2グループ落ち。次が予選最終セットなので何とか巻き返したいところ。
 3セット目はC問題かつトップ層がいない場になったので慎重かつ大胆に行きたいところ。いや、全然押し遅くならん。皆さんお強い。自分がボタンつけられないまま3人が次々抜けていき、そろそろ抜けておかないと危ないところ。
 とここでベタな前振りが着て回答権取得、がまたしても自信なし。何だっけっと3回ほど呟きながら自信なさげに回答し無事正解。1問挟んでまたベタ振りで奪取、最後は自信持って回答して何とか4抜け。最終枠でA決勝に捻り込みました。

【A決勝】7○3×
 昨年はB決勝だったので、A決勝進めただけで嬉しかったのですが、出たからには一矢報いたいところ。ちなみに問題群はC問題。
 まあそんな甘くない。知らん前振りでもそこで押されるし、ベタも押し勝てない。でも5問目ぐらいで良い感じの勝負できる問題が来てくれて1○して一安心。そこから暫く進んでベタ問でも1回ボタンがつき2○。ゆっくりしている間に(してるつもりはないけど)リーチの方が。こうなったら全員チャージ合戦。その中で出てきたベタ振りベタ問3問を拾えて5○。その後普通に1問誤答して5○1×に。でも良いところまで来た。
 全く確定していないけど4択の前振り。ここは勝負。4択とはいえ、自分の頭の中に浮かんだよく聞く前振りから回答・・・が誤答。これは、比較的新しい振りでした。知らない前振りではないので傾向踏まえて超冷静だったら答えられたかもしれない(C問題は古い振りより新しい振りが使われる)。
 気持ちを切り替えてまだまだ勝負。また暫くして、得意ジャンルを示唆する前振りが来たので勝負の読ませ押し。「○○○○○○○/suko」。前振りは完全に分かった。後は何を聞かれるか。最近読んだ問題集で聞かれてたのはこれだ!と回答したが玉砕。結果5○3×で終了しました。

【総括】
 とても楽しかったです。クイズを再開してから上位に絡める経験をしたのは初めてで、昨年参加した時と比べると自分の実力も上がっていることが実感できました。OPENレギュレーションとはいえ最後のA決勝はとても見応えのある勝負になったと思います。
 あと全体的に問題が良かったです。ベタを基礎にしつつ、面白い問題、ゆるい問題を結構織り交ぜていた印象で、クイズの楽しさを感じるのに丁度良い問題群でした。B問題が合わなかったと途中書いていますが、自分が出ていないグループでめちゃくちゃ刺さってる問題があったりして前振りで笑いを堪えるのに必死だった場面もあります。
 ゆるい問題が出て鋭い押しが出た時には笑いと拍手が発生していて雰囲気もとても良かったです。
 今後もクイズ頑張ろうと思える1日になりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?