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デジタル庁の面接をお手伝いしていた

最近、ふと、自分の年齢と今後のことを考えたんです。

あと20年経つと、生命保険がモデルとしている死亡率が上がり出す年齢に、ほぼほぼ到達してしまうことがわかって愕然としていました。特にBASE社はみんな若いので、自分の年齢のことを意識せずに、まるまる40代を捧げて頑張ってきています。

でも、あぁ、20年後って2041年だから、21世紀の変化が50年遅れたとすると本当のインターネットの世界を見れないかもしれない、そもそも35年ローンなんてもう組めないじゃん!とか、いろんなことを捨てて生きていることに愕然とします。そんな年齢まで今の仕事してるイメージないし、どうやって生きていこうか、なんてことを考え始めるわけです。

まあとりあえず僕の人生の目標の一つに、孤独死しても床に溶けちゃわないソリューションを作り出し、高齢になっても賃貸契約できる世界を作るってのがあるので、それにはまだ時間はありますけど。

さて、それはともかく、CTO協会の繋がりで、デジタル庁創設に向けた先行・民間人材採用の採用検討委員というのをやらせていただいておりました。デジタル庁のスタッフ採用における面接プロセスの一部に参加させていただいて、数人の候補者の方に関して参考意見としてレビューさせていただくというものでした。

普段は、BASE社やPAY社の社員採用の面接をさせていただいていて前提条件が決まっているので、全く違う採用に携わるのは大変勉強になるわけですが、自分よりキャリアがあり年齢が高い人を面接することは非常に珍しい機会でした。

普段はWeb系のバックエンド、フロントエンド、マネージャ候補の採用が主たる対象ですが、自分より高い年齢の人を面接する機会はまぁありません。

僕の年齢ってサイバーエージェントの藤田さんと同い年で、すぐ上に堀江さんがいるので、年齢層としてはWebビジネスのトップバッター世代ですから、今後、僕が知らない人で自分より年上のWebスタートアップの起業などはほぼほぼ期待できないので、仕える相手は必然的に年下になります。ペパボ時代の家入さんは7歳下ぐらい?で、現GMOペパボのケンタロウさんは10歳くらい?下で、BASEの鶴岡君はもはや一回り以上下の年齢。一方で自分の年齢は毎年++されていきますから差は開く一方です。

Web業界の生存戦略としては如何に若者に気に入られるかってのはあるのですが、それはまた別の機会に。

今回の面接体験では、多くの人は自分の年齢に近しいか年上の方で、大きなプロジェクトのPMをやられてきた歴戦のツワモノの方を面接させていただいたのですが、とにかくパワフルで、その年齢なのにマジで若々しい!!!という印象の方もいらっしゃいました。

当然、選考に関しては性別や年齢のことは考慮してはいけないのでそこは切り離して客観的に考えるわけですが、一方で、一人の人間としては先輩方がどういう人生を送られてきたのか?というのはどうしても気になってしまいます。それ故に面接をしていて楽しくなってくるところもあり、こちらが元気をもらって楽しかったです。

インターネット業界では、インターネット老人会などとまるで先のないエクスキューズの世界を目の当たりにしながら生きているわけですが、まだまだ自分のキャリアの未来はありそうだなって思ったのが、今回の面接に参加させていただいた最大の収穫でした。

もしデジタル庁に参画されましたら是非日本を変えるべく、皆さん頑張ってください!!!微力ながら応援しております!!




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