見出し画像

一過性大腿骨頭萎縮症になった話

こんにちは。不良Pです。
今回はコスプレ制作の話ではなく、ここ数ヶ月で私がなってしまった病気の話を書いていきます。

10月頃より足の付け根の痛みが出てきて、
一過性大腿骨頭萎縮症という診断を受けました。

なお、似ている病名の
大腿骨頭壊死症ではないです。


今はもうほぼ治っていますが、あまり聞いたことがない病気なので、今回記事にしてみようと思った次第です。
医者も「珍しい病気」と言っていました。

大きな病気ではありませんが、
同じ病気に罹ってしまった人の参考になればいいなと思います。

病気の始まりから治療まで時系列で書いていきます。
そのあと病気に至った原因や治すために行ったことを補足します。



左脚の付け根に違和感を感じるように

10月の頭くらいから、歩いている時に左脚の付け根(股関節)に違和感を感じるようになりました。ぶつけたとかはなく、原因は全くわかりません。
初めは、何か引っかかるな?くらいの印象で痛みは感じなかったのですが、ジワジワとだんだんと無視できない痛みに変わってきました。

次第に股関節だけでなく、左足全体に痛みが走るようになりました。



整形外科を受診

これはおかしいなと思い整形外科を受診。まだ10月頭位。
レントゲンでは異常なし。ここではまだはっきりとした診断がおりませんでした。

私は仕事が介護職なのですが、そのせいもあって筋肉痛の類いではないか?との見解で、理学療法士のマッサージやストレッチを行いますが、なかなか改善しませんでした。それどころか痛みは強くなっていきます。

この辺りで私は痛みから左脚を引きずって歩行するようになります。
特に階段昇降がかなりキツかったです。
痛み止めを1日3回飲まないと動けない状態です。飲んでもきついです。



MRI検査~都内の病院へ

なかなか改善しないため、理学療法士が精密検査を勧めてくれました。
しかし行きつけの整形外科ではMRIがなく、別の機関で検査を受けました。

結果、左の大腿骨に謎の白い影?が写っている。
亀裂のような稲妻のような白い線が走っているのがわかりました。

結果、よくわからないが専門の医者に診てもらってほしいとのことで、紹介状を書いてもらい都内の大きな病院を改めて受診することになりました。

正直、この時は結構怖かったです。悪性腫瘍の類じゃないかと余計な事を考えました。


都内の大病院を受診

11月の上旬に都内の大病院を受診することになりました。

ここでようやく一過性大腿骨頭萎縮症という診断がおりました。

ただ、腫瘍の可能性も全く捨てきれないので、腫瘍の専門医がいる時にまた来てほしいとのことでした。(その後12月に入ってからわかりましたが、結局、腫瘍ではなかったです)


治療

私の状態だと症状は軽いとのことで、特に手術などは必要なく、安静にしていれば治るというものでした。

安静に、とはいえ仕事を休むわけにもいきません。

ひどい人だと足を着くことができないという事でしたが、私は脚を引きずって動けているのでまだマシなほうらしいです。

医者には介護職であることも伝えましたが、「仕事を休めとまでは言わない、でもなるべく負荷はかけないように、」との事でした。

会社では、状況を伝えて、負荷の大きな業務は仲間に任せて、私は比較的に負担の小さな仕事を回してもらうことにしました。


その後の経過

その後、すぐにはよくならず、痛みで眠れない日などが出てきたため、近所の整体院に通ったりしてみました。一生懸命色々やって貰ったんですが、正直なところあまり変わりませんでした。2週間くらい通いましたが途中でやめました。一回3000円で週2回とかだったので結構出費も痛かったのもあります。

症状はひどい日も有れば良い日もあり、波がありましたが、
痛み止めを一日3回の服用を続け、なるべく負荷のかからないように生活をしていたところ、12月中旬くらいになってからだんだんと回復してきました。

12月19日に病院の予約が入っていたので受診しましたが、この時点で殆ど痛みが無くなっていたので、医師からは治療終了と伝えられました。
因みに、再発した人は見た事が無い、とのこと。

今この記事を書いているのは1月15日ですが、現在では痛みは感じません。
ベッドから降りる際などに捻ったりするとたまに若干痛む事がありますが、気にはならない程度です。



結局原因は何だったのか

原因は医者からは不明と言われてるので、正直ハッキリとした原因は分かりません。
大腿骨頭萎縮症自体が、妊婦の方やステロイド薬を服用されている方、中年の男性に生じるとされています。

私の場合は、今36歳なので、中年?というところなのでしょうか。
とはいえ全ての中年男性に生じるわけでもないですよね。

以下は私の勝手な予想ですが、思いつく事と言うと、

まず仕事の不規則な生活。シフト制で夜勤もあるし早番もある生活なので、早起きもあれば夜中の2時まで起きている事もあり、それを繰り返します。絶対身体に悪いですよね。原因の一端かもしれません。

あとはお酒。夜勤の日以外は殆ど毎日飲んでいたので、これも良く無かったと思いました。大腿骨頭萎縮症と症状の似ている、大腿骨頭壊死症については(過度な)飲酒が原因の一つとされています。私の場合はほぼ毎日350ccの缶ビールか酎ハイを2本位飲んでいました。


脚が痛い間は飲酒は控えていました。いま痛みが無くなってからは、以前よりも量と頻度を減らしていますが飲酒を再開しています。



どうすれば最善だったのか。

整体に行ったりとかマッサージとか、温めたり、冷やしたりなど思いつくことは色々やりましたが、結局…


安静にしていること。なるべく動かない。
痛かったら痛み止めを十分に使う。


これしかないと思います。
できたら仕事なども負荷も減らしたほうがいいと思います。

因みにお酒は控えていました。
お酒を飲むと余計に痛みが悪化した気がします。

あと、寝ているより座っていたほうが楽な印象がありました。
寝返りするたびに捻って痛みが出ていた気がします。


以上です。
もし、私に質問などあればツイッターにDMかコメントくださいませ。
お返事できる範囲でお答えさせて頂きます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?