125ccのバイクで日本一周【60日目】 新潟県上越市〜長野県松本市
この旅も、やっと半分来ました。長いような短いような。でも、北海道を過ぎると県を跨ぐのが早く感じますな。気づいたらあっという間に東北を抜け中部地方です。
やはり北海道がデカかった。そりゃあもうデカかったんだなあ、と改めて思わされましたね。ほぼ一ヶ月かかりましたからね。まあ、離島をエンジョイし過ぎたってものあるが。
さて、いよいよ後半戦ですが、ここからが良い意味で大変だ。なんせ見所が多すぎてルートが決めづらい。もう、ずっとマップと天気予報見てる。これがバイク旅の辛いところ。分かってはいたけど、悩んでると日が暮れちまうのです。
この日も朝からルートで散々悩んだが、結局、日本沿岸を離れ長野に向かうことにした。行ったことのない「戸隠神社」へご挨拶し、あの杉並木で有名な奥社参道を歩いてみたかったのです。サヨウナラニイガタ。
と言うわけで今日も朝から登っております。連日の登りでございます。戸隠神社、奥の院までえらい歩かされましたよ。結構朝早くに到着したのだが、それでも結構人がいましたね。
随神門の年季の入った茅葺屋根もかなり凄かったが、やはり、そこから続く杉並木が実に見事だった。これは凄いぞ。写真だと分かりづらいが実際に見る圧倒感は感動する。あと空気が美味かった。楽しいぞ。
そして、戸隠神社で元気をもらった後は長野市に向かう。もちろん「善光寺」だ。以前にも来ているが、やはり信州通って此処を無視するわけには行きませんでした。
しかし中部地方に入ると山が濃いな。前後左右山だらけ。あらためて日本人ってのは、山の隙間の少ない平らな所で何とか生活してたんだなと思う。で、その猫の額ほどの隙間でも稲作をするという健気さ、魅力的です。
はい、そして到着善光寺。まあね、ここはいつでも凄い。言うことなし。国宝と重文が目白押しだ。
そうそう場所は忘れたが、境内のどこかで三面大黒の原型が観れたんだが、これがメチャクチャキュートだった。欲しいくらいだ。うん。
興奮していたら天気が少し怪しくなって来たので、次の目的地に向かうことにする。いそいそと行きますよ。善光寺からバイクで1時間くらいさらに南下し、たどり着いたは「上田城址公園」だ。そう、あの真田の城をこの目で見せてもらいますよ。
いやいやいや、こう言っちゃなんだが、思ってた以上に中々見応えのある城だぜ上田城。二の丸からグルッと歩いてみたが作りが面白い。伊達に2度の上田合戦を勝ち抜いたわけじゃないのな。なんだよ、良いじゃない。素敵じゃないですか。
景色も良いし思った以上に満足出来たので、城内にある真田神社にお参りし本日は終了とする。いやいや天気がもって良かった。
このあと松本市にある宿へ向かったんだが、到着した後も夕焼けが素晴らしくてね、思わず缶ビール片手に散歩に出ましたよ。
夕陽に燃える松本城が美しかったな。