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125ccのバイクで日本一周【83日目】 鹿児島県鹿児島市

だから何度も言っている。悪い時もあれば良い時もある。止まない雨は無いのです。鹿児島2日目、見事晴れました。アリガトウゴザイマス。

この日はノーバイクdayで、鹿児島市内を堪能する。まずはフラっっと散歩だ。昨日は歩けなかったからな。知らない町は何処を見ても興味深い。

山形屋1号館

あっち行ってこっち行って30分ほど歩く。とても楽しい。

そして到着したは「鹿児島港 桜島フェリーターミナル」。いやあ来ました桜島。本日はドカンとその姿を披露してくた。が、なんと頂上部がメチャクチャぶ厚い雲に覆われていて見えない。何だこれは、まるで噴火しているようだ。と言うか噴火しているのか?

桜島


何という迫力。やるなあ、そう来ましたか、とにかく力強い。色々見せてくれるぜ桜島、凄いな。薩摩隼人はこんな姿を毎日拝んでいたのかね。

鹿児島港から桜島港までフェリーに揺られることおよそ15分。その間、目の前の大桜島をずうっと堪能させてもらう。感動だ。

島に到着して、まず向かったのは「桜島ビジターセンター」。何しろこちとら知識が足らないので、まずは学ばせてもらいますよ。思ったよりも綺麗な建物に密度の高い資料と展示物。これで無料とは懐が深い。

なるほど、現在の桜島は大隅半島の一部だが、以前は本当に島だったのですね。ほうほう大正噴火の溶岩で陸続きになったのですか。すみません知らなかったよ。面白いねえ。

センター内には自分の他には何故か海外の方が多く、その中でも学生さんと思われる男子2人組がとても熱心に見学していた。

その後センターを出て、近くにある「桜島溶岩なぎさ公園」へ向かう。ここではこれまでと逆に桜島から鹿児島市内を眺める。海無し県で育った自分にとっては、こういうシチュエーションで見れる景色がとても面白く感じれるのです。


海を見て自然を見て、島内を歩ける範囲で散歩をし「月讀神社」に参拝して、満足したところで市内に戻ることにする。

月讀神社


帰りのフェリーでは、名物のソウルフード「やぶ金のフェリーうどん」を食す。たしかに注文したらすぐ出てくる。そして普通に旨い。

味の長老やぶ金 フェリーうどん


フェリーを降り振り返ると、やはりドカンと桜島。さっきまであそこにいたんだな。さて、今度は西へ歩いて「鹿児島城」へ向かいます。別名鶴丸城だな。ああ、俺は遂に来ましたよ薩摩島津氏の居城。遠かったよ南の端だもの。こんな遠くから京へ江戸へと向かったわけですか。そうですか。

近くまで来ると2020年に再建された日本一デカいと言われる御楼門が待ち構えている。確かにデカい。これが当時のサイズなのか、凄いね。そして堀を埋め尽くす蓮が実に見事だった。管理が大変そうだ。

御楼門


御楼門を抜けるとすぐ目に入ってくる「西南戦争の弾痕」がすざまじい。一体どれだけの弾が打ち込まれたんだ。この石垣を見るだけでも十分に歴史に浸れる。それくらいの迫力だ。

西南戦争の弾痕


そしてその先に抜けた所にある鹿児島県歴史資料センター「黎明館」を見学し、その後しばらく城内を散策する。天守は無いが十二分に堪能。


城を出てからは、またフラフラと散策する。折角なので「西郷隆盛銅像」を見に行く。上野と違ってメチャクチャ凛々しい西郷どん。近づきたかったが、こんなに遠くからしか見れないのな。

西郷隆盛銅像


そして、そこから西へ10分ほど歩き、津斉彬公を祀る鹿児島最大の神社「照国神社」へ。やはり斉彬侯にはちゃんと挨拶しておかないとな。

照國神社 神門
照国神社 拝殿


拝殿から望む緑と空の抜け感がとても良い。大きな境内には色々見どころが多く、気付いたらけっこうな時間が過ぎていた。この日は気温が高く、まずまずな疲労感。汗だらけになってきたので宿に戻ることにする。

道中、大きな境内が目についたので覗いてみると「本願寺 鹿児島別院」。折角なのでご挨拶して行く。

本願寺 鹿児島別院


東京ではあまり見かけない「サンポー」の焼き豚ラーメンを夕飯用に購入し本日は終了、早々に寝ることにする。

実は明日は大変忙しい。なんせフェリー泊だからな。この旅でフェリーには何度も乗ってきたが泊まるのは初めてだ。ワクドキだ。

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