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125ccのバイクで日本一周【64日目】 石川県金沢市〜福井県福井市

この日も快晴だ。北陸は俺にやさしいな。

アリガタイが結構気温が上がってきましたね。着る服を考えねば。

この日の朝一で向かうは「ひがし茶屋街」。以前来た時は大混雑していたが、流石は朝一、ガラガラだ。人がいないと大分違う雰囲気になりますね。こんな感じだったんだな。思ったより広い。

ひがし茶屋街


30分ほど、ゆったりと散歩して改めて出発する。金沢から西へ一時間半ほど走り小松市へ向かう。目的地は高野山真言宗別格本山「那谷寺」だ。紅葉で有名だそうだが、俺初めてお邪魔する。

山門
金堂華王殿
参道


いやいや、さすが「自然智の森」と言われるだけありますね。素晴らしい緑。すごく綺麗で整っています。手入れ大変だろうなあ。

大悲閣
三重塔
護摩堂
鐘楼


境内は見応え満載で非常に面白い。重文だらけの伽藍も良いが、奇岩も含め自然と融合した全体の景観と空気感がなんとも言えん。これは素晴らしい。うん、堪能しました。季節変えてまた来たい。


そして、寺で満足したら次は城だ。現存12天守の一つ「丸岡城」に向かう。寺城のコンボは違和感無いな。さらに西へ進む。

中部より西になると山間の道が増える。やはり125ccだとしんどいのだが、それよりも何よりも途中で自動車専用道路になられるのがキツい。遠回りは良いが、Uターンは肉体的にも精神的にも堪えるのです。必死にMAPをチェックです。

走っていると驚くほど暑くなってきた。流石にTシャツでは走れないので、慌ててワークマンに飛び込む。我慢ならん。クール何たらのジャケット買ったら本当に涼しいのな。やるなワークマン、ズボンも買うぞ。

そして福井県に入りました。サヨウナラ石川県、また今度。なんだか昨日からテンポが早いな。

丸岡城
天守
天守内

丸岡城は、なんだか小ぶりで可愛いが、見た目が非常に年寄りだ。本当色々古いよ。良いよ。石瓦に野面積み。構造も古いし、とても良いよ。初めて来ましたが非常に気に入りました。いやあ古くて最高だ。

さて、寺→城と来たら、また寺でしょう。

バイクで走ること30分。たどり着いたは、曹洞宗大本山「永平寺」です。我が家系は両親とも曹洞宗な訳で、勿論永平寺には一度ご挨拶しておりますが改めて参りますよ。

久しぶりに来ましたが、永平寺は水の寺だったなと思い出しました。そして境内の大きさは流石です。関係ないが京極夏彦の「鉄鼠の檻」の舞台は此処だと勝手に思ってます。


いやいや流石は大本山、身が引き締まります。無事に旅を終えることが出来るように、改めてお参りさせてもらいました。ああ、空気が旨いぜ。


さて、寺→城→寺と来たら、また城でしょう。見事なコンボです俺。

福井城趾


はい、福井城天守跡です。

ええと、目の前の県庁が邪魔過ぎて何がなんだか分かりませんね。結城秀康が築城し、松平春嶽までという見事なネタいっぱいのはずですが、ちと残念ですな。春嶽なら龍馬迄引っ張れたので、少々もったいない気がします。

しかし、全然心配ありません。
何故なら福井は恐竜の街として生まれ変わるからです。

福井駅


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