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125ccのバイクで日本一周【73日目】 山口県萩市

人間、生きていると日々色々ありますよね。良い事があれば悪いことも、辛いことがあれば嬉しいことも、そして大雨の日があれば快晴の日も。

と言うわけでド快晴の萩の朝でございます。いやあ、有難い。この日は萩の街を歩いて満喫するノーバイクdayだったので非常にアリガタイ。ウキウキソワソワしながら朝飯食って出発です。

まずは「旧萩藩校明倫館」へ向かいます。素晴らしい天気で鼻歌まじりな俺。見慣れない景色に見慣れない建物、知らない街を歩くのはいつだってご機嫌だ。

萩の街並み


と思って歩いていたんだが、気づくと予想以上に気温が上がって来た。30分も歩くと汗が止まらんぞ。しかも萩は高い建物が無いから日陰が少ないのな。うっかり炙られまくりだ。

旧萩藩校明倫館


なんとか到着明倫館、とりあえずは日陰と水分補給で体力回復。一息ついたので、歴史に浸りに行きます。

有備館


少々驚いたが、この明倫館内の施設はどこも綺麗に修繕されていて非常に見やすく、かつ見どころが多い。特に明倫学舎本館内にある幕末博物館は相当な展示量だ。これはヤバいぞ楽しいぞ。あっと言う間に日が暮れるぞ。

萩・明倫学舎本館
南門


いやいやいやいや大満足。と言うか時間が足らん。2時間以上いたがキリが無いので次へ向かう事にしましたよ。

そして萩城下街へ。当時のまま残ってるのは本当に凄いな。爆撃されたのは南側、瀬戸内ばかりで助かったんだと地元のオッちゃんが言ってたが、空襲もそうだが地震も少ないのかね。


十年以上前にツアーで来た時は、バスで来て要所で降ろされて見学するだけだったのだが、今回は自分の足で見て廻るので土地勘や街の雰囲気を楽しめた。これぞ旅ですな。

木戸孝允旧宅
高杉晋作誕生地


「木戸孝允旧宅」「高杉晋作誕生地」と続けて見学。しかしアレだ、昨日見た伊藤博文宅や松陰宅に比べると、やはりこれだけ城に近い所に住んでたんだな。なるほどな。

晋作の銅像の前で写真を撮っていると、近所のオッチャンが話しかけてきた。この銅像は何処を見ているか知っているかい? と聞かれたので萩城と答えると、ニヤっと笑って静かに去って行きました。ナイスコミュニケーション。


いやあ楽しいぞ萩、のんびりマイペースで歩いて行きますよ。折角なのでメインの「萩城跡」に向かう前に美しいと評判の「菊が浜」へ寄って行く。なるほど確かに綺麗な海岸だ。地元であろう若い娘達が、初めて来たけど最高だと歓声を上げていましたね。


そして遂に到着「萩城址」。堀のカタチが非常に面白く、石垣も綺麗に残っていて美しいぞ。自由に歩き回れるのがちょっと楽しい。あっちこっちウロウロするぜ。

少々残念なのは天守が無い事だが復元しないのかね。どうせなら新しく作ってしまえば良いのに。知名度の高い城なのだから街全体の良いシンボルになると思うのだが、城下町から天守は見えなかったらしいので印象薄いか。色々ムヅカシイな指月城。


城周りを散々歩いて、暑さで軽くフラフラになりながら武家屋敷の「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」を見学。最後に重文の「常念寺」の表門を拝見して本日は終了。結構歩いたせいか、なんだか妙にバテましたね。

常念寺表門


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