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ビリーブ 未来への大逆転 レビュー&感想(ネタバレなし):アメリカの法律を変えた女の話

本日から1日1本映画のレビューを書いていきます。主観入りまくりですがあしからず。

本日紹介するのは「ビリーブ 未来への大逆転(原題On the Basis of Sex)」日本では2019年3月22日に公開され、所要時間は120分です。現在全国で26館で上映中。→https://movie.jorudan.co.jp/cinema/37111/schedule/
評価:★★★★

現在85歳で現役のアメリカ最高裁判の判事を務めるルース・ベイダー・ギンズバーグの半生を描いた物語。つまり実話。

#Me Too運動の活発化など女性が声をあげることも増えたが、まだ完全には消えていない男女差別の問題。

日本でも、医大入学問題・レイプの泣き寝入り等問題は山積みだ。

アメリカの法律を変え、男女差別是正の立役者となった彼女の半生の物語はぜひ男女関係なく劇場でみてもらいたい。

〇予告編

〇あらすじ

貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース・ギンズバーグは「全てに疑問をもて」という亡き母の言葉を、名門ハーバード法科大学院に入学する。夫と共同のもと育児・家事を両立しながら、首席で卒業するが、彼女を雇ってくれる法律事務所はなかった。時は進み、1970年代、大学教授として働くルースはいまだ弁護士の夢を捨てきれぬまま、後進の育成に励んでいた。ある時、夫が持ってきたある訴訟が、男女差別の歴史を変えるのではないかと気づき、その訴訟の弁護に挑むのだが、、、(filmarksより引用)

〇感想

こんなに賢くすごい女性がいるとは恥ずかしながら映画を見るまでは知らかったです。
近頃、♯Me too運動など女性差別に関する問題で声をあげる女性が増えました。「差別である」と声を上げることを許されない状況。そんな中、ルースはアメリカの男女差別問題に取り組んだ最初の1人だと思います。未だに残る家庭の形の1つである「女は専業主婦」「男は働く」という長くから続くルールに疑問をもち、実際に行動に移す彼女の姿に感動を覚えました。世の中を変えるということは、パワーもいるし、勇気も必要。彼女の勇気が今のアメリカ社会の男女差別是正を変えた立役者といえます。

夫であるマーティンのサポートも素晴らしかったです。彼女の1番の理解者でお互い支え合う関係がうらやましいの一言です。
これを見ると、こんな旦那さんほしい!とほとんどの女性が思うと思います(笑)

個人的に大好きなシーンは反論弁論のシーンです。特に女性は心響くのではないでしょうか。
日本でも今ホットワードとなっている「男女差別」の問題。この状況だからこそ、男女問わずぜひ劇場で見てほしい作品です。






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