作品提供を休止します

しばらくの間、朗読台本の提供を休止します。

誰かに作品を朗読してもらうことで、私の作品が広がっていくことをうれしく思っていました。

読み手の方がどう受け取り、どう表現していただいてもいいと思っていました。

楽しく読んでいただいたり、目的のために使ってもらえればいいと思っていました。

私の拙い文章を素敵に読んでくださった方もたくさんいて、とても感謝しています。

ただ、とある方に目の前で無理やり読まされているようなステージングをされてしまい、フリートークでも「嫌だ」という言葉を連呼されてしまい、自分でもびっくりするほど疲れてしまいました。

心が落ち着くまで作品の提供するのは休止します。

全ては私の心が弱いせいです。

すみません。

なぜこの話をするかというと、この件で病みツイートをたくさんしてしまい、その結果、関係のない方に「自分のことではないか」と思わせてしまったからです。

ご本人には信頼できる方からお話ししてもらっています。もしやと思わせてしまった方がいたら申し訳ありません。

この話はもうこのnoteで終わりにすることにします。

ここからは少しくだけた文章で詳細を説明していきます。

とある方(以降Aさん)とはオープンマイクで何度かご一緒したことがあって、ステージ上でネガティブな発言が多くて元々ニガテでした。

朗読イベントでAさんご一緒することになり、さらに作品提供することになったので、短めのかわいらしい作品を提供したんですよ。

当時、会場に行くとAさんはずっとため息をついて「作者の前で読むなんて聞いてない」「嫌だ」を連呼していました。

私は「楽しい作品なので、楽しく読んでください」と言いました。

しかしAさんはステージでもその調子でした。

フリートークでも「呼ばれたからやってあげてる」と取れるようなことを言っていて、朗読を軽視するような発言もありました。

私は自分の作品や朗読が悪口を言われていじめられているのを見ているようでした。

疲れ果てて家に帰って、相方に「地獄だった」と言いました。

翌日は他のイベントがあったのでそれに参加して、翌々日は起き上がれなくなりました。

その次の月の朗読イベントでも作品提供することになったのですが、状況は変わりませんでした。

私はAさんを脅迫して無理やり読ませているのか。

朗読は楽しいのに、Aさんがあんなに辛そうに無理やりやらされているようにしているのは私の作品がつまらないからじゃないのか。

花粉症がひどくて体調崩してたし、仕事でいろいろあったせいもあってかなり追い詰められてました。

Twitterアカウント消そう、YouTubeチャンネルも消そう、カクヨムも消して、朗読もやめよう……。

「そうだ、京都に行こう」的な感じで「そうだ、死のう」と思った。死ななきゃという強迫観念に駆られた。

そのくらいつらかった。

相方と友だちのおかげで留まったけど。

そんな小さなことでと自分でも思う。

主催の方には本当にお世話になっているので、それを裏切る形になってしまったことも申し訳なく思っています。

でも、もう一度目の前でAさんに自分の作品を読まれたら死んでしまう。

他の方はそんなことしないと思うけど、もし同じことをされたら死んでしまう。

そんなに気にするってことは、同族嫌悪なんですよ。

自分にもAさんと同じ部分があるから、こんなにイヤでダメージ受けてるんだと思います。

Aさんも言葉の選び方が悪いだけで、本当は楽しんでいてくれたのかもしれません。

でも、言葉を選んで文章を紡いでいる身としてはそこは大事にしたいのです。

ステージでお客さんが笑えないネガティブな発言はしてはいけないと思っているのです。

Aさんとは相性が悪かっただけです。弱くてすみません。

最初にも書きましたが、私の拙い文章を素敵に読んでくださった方々には本当に感謝しています。

読み手の方がどう受け取り、どう表現していただいてもいいし、自分のやりたい表現に私の作品がちょうどいいと思った時に使ってもらえればいいなという気持ちは今もあります。

個別に読んでいただきたいなと思っている作品もあります。

ただ、自分でもびっくりするほどダメージを受けてしまったので、しばらくお休みします。

相方と友だちとあんスタの力を借りて今はわりと元気です。

この件でご迷惑をかけてしまった方、本当に申し訳ありません。


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