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十二国における兵卒の年齢に関して…

十二国は昇仙制度?があるので、士卒の場合肉体的なことから年齢比率が比較的若く描かれている傾向がある気がしますが、個人的にもうちょっと年の人も実は結構いるんじゃ?と思っています。

将校幹部クラスは昇仙していて、軍という事もあって体力的なところもあるから勿論肉体的に若い人が多いのかもしれないけれど、あえて十二国記という世界の仕組み的に、色んな肉体的年齢(見た目)の人があり得そうだと思っていて…(という個人的希望のもと以下すすめるのでご注意を…)

雁や奏みたいな長い王朝下は情勢が安定しているので、自然と肉体年齢が若い人が多くなりそうだけれど、不安定で短期な王朝を普通としていて、空位の時代も長い場合がありえる十二国世界では、昇仙できる官位に就けずにいる能力ある人も多いのではないか…と。

若い人がその功績を認められて、若い時分に上官から昇仙できるほどの官に抜擢されるということは、それは情勢がある程度安定しているところではないと難しい気がする…。実力=官位となるのは、ちゃんと功績を公平に判断して登用する制度が成り立って運用されているという事だと考えていて…。

王がいない朝では腐敗している事が多いだろうし、王がいたとしても王が必ずしもそれを築けるだけ安定して玉座にいたとは限らない。なので、実力があっても必ずしも昇仙できるほどの官に昇級できるとは限らないのでは…?

軍人ではないけれども、雁国の院白沢が有能であったけれど、見た目が五十すぎだったのは、言ってみれば地方の州の下官で燻ぶらざるを得ない状況下が続いていたせいではないのか…(それでも州宰まで行ったのはもしかしたら斡由が登用したかもしれない。)

多分科挙みたいなのが王がいる間は行われているのだろうけれど、特に空位時代はそれも正しく機能して実施されていないので、賄賂や邪な官の癒着で官の登用が横行していそうだし…。

戴の場合は、戴は厳しい気候もあって気性が激しい…という面から、軍や官吏もなったり辞めたり…というのが激しそう(笑)。昇仙しても、他の官との折り合いが合わなかったりしたら辞めて、しばらく野に下って、驍宗のようにまた戻ったり…。また、そういう気性の人が多いせいで、道観寺院も多いのかも…(出家者が多いと驍宗は考えていたし)。

出家をしていたけれど、その後で官や軍に入ったり…という事も多そう(逆もしかりだが…)。檀法寺みたいに、武道派の宗派もあったり、修行僧が軍に引き抜かれたりもありそう…★(倫理的・道義的にも一般の民よりも律した人がいそうだし…。)

なので、結構渋い年齢層の人も軍に結構いてほしい…!という個人的な希望に基づいた、相変わらずの主観的理論です(笑)


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