天芽姉貴②

天芽が霞那のために怒りを燃やしているところ、突然現れたのは…?

桃ノ樹 天芽「むぅ、霞那ちゃんに失礼だよ!」
苺摘 元気「確かに酷いですね…」
橙原 麗央「心絆さんの会社にそんな奴いんのかよ…」
結緑 心絆「あ、あの…!!」
橙原 麗央「ん?誰って!社長さん!!!」
結緑 心絆「やぁ、君たち!久しぶり!」
空園 青衣良「み、心絆さん!」
翠尾 健太「こんにちは〜!」
結緑 心絆「こんにちは!」
紫安 霞那「み、心絆さん、どうしてここに!!?」
結緑 心絆「…、霞那ちゃん、君のリクルーターさんからお話伺ったよ!」
紫安 霞那「あ、せっかく選考受けさせていただいたのに無駄な時間になり、大変申し訳ございません!!!」
結緑 心絆「えっ!?なんで霞那ちゃんが謝るの!!?」
紫安 霞那「その、言葉遣いが直っていないのは事実ですし、話を遮られるくらい昨日の面接担当者様に不快な思いを与えてしまい、本当に申し訳ございません!」
結緑 心絆「いやいやいや!とんでもない!」
桃ノ樹 天芽「心絆さん、今日はどうしたんですか?」
結緑 心絆「あ、そうだったね!えっと…、昨日の選考のことなんだけど…、君に嫌な思いさせちゃったね…」
紫安 霞那「え…?!」
結緑 心絆「うちの社員が不快なことをして申し訳ない!!!僕の監督不行き届きで君を傷つけて本当に申し訳ない!!!!!」
紫安 霞那「(ど、土下座!!?)そんな!顔をあげてください!!!心絆さんは何も悪くありません!!!」
空園 青衣良「そうですよ!心絆さんはこんなこと、なさらないでしょう!?」
翠尾 健太「ここは土の上ですからお洋服汚れちゃいますよっ(汗)社長は何も悪くないですから土下座しないでください!」
結緑 心絆「3人とも、フォローありがとう。でもね、これは社長である僕の責任だ。信頼して採用担当に任命したのにこんなことになるなんて…!!」
苺摘 元気「…霞那さんが就活できなくなったらどうしてくれるんですか?」
翠尾 健太「わわっ、元気、落ち着いて(汗)」
結緑 心絆「…元気君、君の言う通りだ。昨日の面接は僕が思っている以上に霞那ちゃんに大ダメージを与えてしまった」
紫安 霞那「いえ、心絆さんは何も悪くありません!それに、あたしの力不足で不採用になってしまったので…」
結緑 心絆「待って!力不足じゃないんだ!選考をやり直すべく話があるんだ!」
紫安 霞那「え?」
苺摘 元気「また霞那さんを傷つけるつもりですか?」
結緑 心絆「いや、それじゃないよ!…お詫びも兼ねて、一次選考なんだけど、特別な形でね。今度近くのレストランで食事会という形でやりたい」
紫安 霞那「…え?」
結緑 心絆「それも僕とね」
紫安 霞那「食事会が…!!?」
桃ノ樹 天芽「…待て、その採用担当者は?」
苺摘 元気「(げっ!天芽姉貴、キレそう!!?)」
結緑 心絆「あっ、その人なんだけど、一次選考の面接官から外しといたよ!それと、謹慎処分を下しました!(天芽ちゃん怖いな…)」
翠尾 健太「よかった…」
橙原 麗央「確かにこの先もあの人が面接官だったら他にも傷つく人が出たかもな…」
空園 青衣良「確かに、霞那さんの後輩の皆様が傷つかずに済みそうですね!」
桃ノ樹 天芽「うんうん!霞那ちゃんが報告したからこそみんな助かったんだよ!」
紫安 霞那「そ、そう!?」
結緑 心絆「天芽ちゃんたちの言う通り!!昨日で発覚して助かったよ!霞那ちゃん、昨日は本当に申し訳ない!!!そして、本当にありがとう!!!」
紫安 霞那「いえいえそんな!!」
結緑 心絆「(桃ノ樹 天芽、絶対に怒らせてはいけない…!!!)」