千種にドッキリは通じません

ある日の氷川家のリビングで起きたこと。志求真は千種と仲良くなりたいと思い、あるものを持ってきたが…?

氷川 志求真「ちぐたん、これプレゼント!」
風李 千種「箱…?」
氷川 志求真「開けてみて!」
風李 千種「ん?…きゃっ!?」
氷川 志求真「ごめんね!これはびっくり箱!…あれ、ちぐたん?」
風李 千種「わたくし、今まで志求真さんに何か不快なことをいたしましたか?」
氷川 志求真「え!?いや!違うんだ!ごめん!!」
風李 千種「いつものご対応でご不快な思いをおかけしたのなら謝罪いたします。今までご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」
氷川 志求真「あわわ!ホントにごめん!君は何も悪く…」
氷川 愛倫「兄さん?」
氷川 玲文「駄目だよ〜、ちぐたんにいたずらしちゃ…」
氷川 志求真「え」
氷川 愛倫「千種ちゃんにドッキリとか冗談は通じないからさ」
氷川 楓之空「一部始終見てたけど、兄さん、お仕置きね」
氷川 玲文「お仕置きだ〜!」
氷川 愛倫「僕らの可愛い可愛い千種ちゃんを困らせちゃ駄目!!!」
氷川 志求真「ひーん!」
氷川 愛倫「ごめんね、僕の兄さんがこんなアホっぽいことを…」
風李 千種「あ、いえ…、何かしたのかなって…」
氷川 愛倫「ううん!そんなことない!千種ちゃんは良い子だよ!さて、千種ちゃんはあっちで僕と遊ぼ!」
風李 千種「遊びですか?」
氷川 愛倫「うん!この後ダンストレーニングするんだけど、千種ちゃん、見てて!」
風李 千種「はい!」
氷川 玲文「お仕置きは僕らでしとくからね」
氷川 愛倫「はーい!」
氷川 楓之空「ほら、兄さん」
氷川 志求真「え、ちょっ、ギャーッ!!!?」

こうして、志求真は二人の弟から説教された後、罰として一人で洗い物・お風呂掃除をやらされ、お買い物に行かされましたとさ。

めでたしめでたし。