霞那の面接練習③

今度は、霞那を採用するメリット、それが明確な強みについて話そうとするが…??

空園 青衣良「それでは、あなたを営業部として採用するメリットについてその強みを教えてください」
紫安 霞那「はい!私には自ら率先して動く力があります!この強みに関してですが、大学3年次に〇〇という授業があり、私はいつもその日は司会と発表役を担っていますが、その日は別の人が発表係することになり私はトラブルを想定した上で発表係の代理を務めて皆様から賛同を得ました。私の予測は的中し、その人は要点をまとめられずに発表することができなくなりました。えっと、私が代理として発表しましたが先生から頑張ったね、仲間からはありがとうと言われました。このように、ただ単に役割を考えるだけではなくトラブルをy」
空園 青衣良「ちょっとちょっと!長いです!!!」
紫安 霞那「えーっ!?」
桃ノ樹 天芽「確かに、さっきのは長かったかも…」
苺摘 元気「いや、かもじゃありませんよ」
紫安 霞那「あ〜ら、じゃあ、どうすればいいのよ?」
桃ノ樹 天芽「えっと、どうしても外せない情報って何だろう?」
紫安 霞那「外せないもの?」
苺摘 元気「何の授業のことです?」
紫安 霞那「え〜?だから、〇〇よ!」
苺摘 元気「そうですね、まず、授業のことは外せませんね」
桃ノ樹 天芽「そこで、どんな事件があったかな?」
空園 青衣良「事件とは大袈裟ですね」
桃ノ樹 天芽「わわわ、ごめんなさ〜い!!」
紫安 霞那「あらあら、天芽ったら♡えっとね、話し合い?とゆーのがあって、そこで〜、そうそう!役割分担したのよ」
桃ノ樹 天芽「うんうん!」
紫安 霞那「あたし、いつも司会と発表役というか係ね、務めるけど…、あたしやりすぎてるから別の人がやることになったの」
桃ノ樹 天芽「そうだったんだね!それで、えっと、トラブル想定してたっけ?」
紫安 霞那「そう!トラブルを想定してたこともあってあたし、発表の代理、務めたのよ、んで、その人発表できなくなったからあたしがやることになったわけ」
苺摘 元気「よほどグループメイトから信頼されていたのですね」
空園 青衣良「さすが霞那先輩!」
紫安 霞那「どーも!」
苺摘 元気「要するにこうですか?えっと、トラブルを想定しつつ役割を考えて行動することができると。そのエピソードが〇〇という授業で、役割分担をして霞那さんが発表出来なくなるかもしれないトラブルを想定して発表係の代理を務め、そのピンチヒッターとして動いたと」
紫安 霞那「そうです!」
空園 青衣良「じゃあ、再度、簡単に言ってみてください」
紫安 霞那「分かったわ。私はトラブルを想定しつつ自ら役割を考えて動くという強みがあり、それが採用するメリットと考えています。大学3年次に〇〇という授業があり、別の人が発表係でしたが私は発表できなくなるトラブルを想定し、自ら発表係の代理に立候補しました。予測が的中し、私が発表することになりましたが、先生や仲間から称賛のコメントを頂きました。私はトラブルを想定しつつ自ら率先して動ける強みが御社のお役に立てると考えています。以上です」
苺摘 元気「さっきより良くなりましたね」
桃ノ樹 天芽「うんうん!足りないと思うところ、例えばなんで発表係の代理を務めたとか、普段はどんな役割なのか、あとね…、どんなトラブルを想定してたのか、とか突っ込まれそうだね。それは向こうから聞いてくると思うよ〜」
空園 青衣良「私だったら天芽のように深く掘り下げますね」
紫安 霞那「あら、それは何より」