見出し画像

49.拘束くすぐりで気を付ける事とは?

どうも。くすぐりフェチのフロスです。

くすぐりと拘束の良さについて、このブログでもいろいろ語ってきました。


でも、拘束する事の良さばかり見てしまい、拘束する事のリスク危険についてちゃんと理解をしているでしょうか?


私は恥ずかしながら改めて考えた時に、拘束とくすぐりの楽しみばかりに気をとられ、リスクや危険については知っているつもりになっていたなと実感しました。

良い所と悪い所をきちんと理解した上で拘束くすぐりを行うのと、良い所だけ知って拘束くすぐりを行うのでは大きな違いがありますよね。


今回はくすぐりと拘束についての注意点もきちんと学ぶ事で、今後のくすぐりプレイで相手を安心させたり、痛みや恐怖心を無くして″くすぐったい″だけに集中させたい人に役立つ内容になっております。

知ってるようで知らない、やってるようで出来ていなかったと思えるような、そんなお話が出来ていたら嬉しいです!


■うっ血に注意!原因と対策■


相手をくすぐったくすると、どんな人でも反射で暴れますよね?(むしろ暴れてほしいのは分かる笑)

そんな時に役に立つのが拘束です。手首や足首を拘束して脇の下や足の裏を抵抗できない状態でくすぐりたくなるのがくすぐりフェチです。


相手を拘束した時に考えられるリスクの1つとして血流が止まる事があります。

そこで起こるのが″うっ血″なのですが、このうっ血とは、どのような現象の事を言うのでしょうか。(Wikipedia参照。詳細は文字クリック)


「そんなもん読んでられるか!」と私と気が合いそうな人の為に簡単に説明させて頂きます笑



うっ血とは血液の流れが悪くなって、特定の部分に血が溜まってしまう状態のことです。

・指先が赤紫色に変色。
・指先が冷たくなっている。
・圧迫された部位が痺れてくる

このような症状が起こります。

血流は酸素や栄養素を送る大切な役割があるので、長時間のうっ血は非常に危険と言える訳ですね。


縄状のものや手枷等、拘束する道具によって少し注意すべき点が変わるのですが、今回はこのような手枷で考えていきましょう。

画像1

タイトルはピカソの本名ではありませんよ?(訳:商品名長すぎ)

手枷や足枷の拘束具はAmazonで検索すると1000円~3000円前後で購入できるものが多いです。

このような拘束具で拘束する時「どのくらい締め付ければいいかな?」と一瞬悩むけど、拘束が外れないようにきつく締める事ってやりがちですよね。


私はもちろんやりました!(先に謝りなさい)

極論を言えば「拘束する事自体が良くないよ!」と言われてしまいそうなのですが…


お兄さん。それは言わないお約束です!笑


きつく締めてはいけない理由ですが、サブタイトルの通り血流が止まってしまう危険があるからです。

では、どのくらい余裕があれば良いのか。あくまで目安ですが手枷なら自分の人差し指1本が入るくらい。足枷なら人差し指と中指の2本が入るくらいの余裕があると良いと思います。


くすぐられると相手はどうしても暴れてしまいます。そうすると拘束具も同時に引っ張られて手首や足首に圧力がかかり、きつく締めようが緩く締めようが血流が止まりそうになるのは変わりません

ですが指1本分でも緩く固定しておくことで、圧力をかけなかった時血液を流す事ができます。ここの違いが拘束する時に余裕を持たせなければいけない事だと理解しておくと良いと思います。


注意を払っていたとしても万が一、拘束してうっ血してしまった場合はどうすればいいでしょうか。

まずは拘束を解いて圧迫を無くしてあげましょう。拘束具だけでなく、馬乗りでも圧迫してしまうと同じ現象は起こるので注意して下さい。

拘束を解いたら冷たい部位をお湯で当てたり、軽症ならさすったりして温めてあげてください。これは温かくして血管を広げる事で血流を良くする為です。

拘束は楽しいですが、当然危険もあります。特に責め手はこの事を忘れてはいけないと思いました。受け手はこのような事を言いづらいって人多いですからね…


■手枷の拘束具は簡単で使いやすい■


「拘束具ってどれが良いの?」と気になる人も多いかと思います。


何を重要視してるかによって拘束具の良い物が違うので、正直それだけの質問だと答えにくい部分ではありますが、私が拘束具で1番重要視するのは清潔感です。


先ほど出てきた拘束具の画像の詳細ページに細かく素材が書いていなかったのですが、おそらくお手入れが楽だと思われます。

大の字拘束に出来るベルト:ナイロン
手枷のベルト:ウレタンナイロン
金具:アルミ合金

主にこんな感じの素材で出来ていると想像できる拘束具になるのですが、この素材達なら、めんどくさがりな私でもネットに入れて洗濯機にぶち込めばOK!

ただ金具部分のアルミ合金は一応錆びにくい素材ではあるのですが、干す前にふき取ったり、早めに干さないと錆びやすくなるので注意が必要です。


「この洗い方だと心配」という方は、洗面器にお湯と洗剤を入れて、浸けながら揉むように洗うと良いと思います。その方が金具が水に浸かる時間が短いし、生地も傷めにくいのでより長持ちすると思います!

全て物によりますが、レザーは布に中性洗剤を染み込ませて叩くように拭かなければいけなかったり、縄は油を塗ったり火で毛羽立ちを焼いたり、湿気は常に気にしないといけなかったりと管理に手間がかかります。(この工程の良さもあるんですけどね)


拘束してる場所はどうしても蒸れたり、汗が出てしまうので次も使いたいと思うと、やはりお手入れが簡単なものが個人的には良いですね。

Amazonで売っている拘束具はそこまで高くないので、雑に使ってもまた買えばいいとは思うのですが、せっかく使うなら出来る限り長く使える方がいいと思うので、オススメを上げるなら私は先ほどの画像のような手枷が良いと思っています!


■拘束の前後、プレイ中の確認を怠るな!■


拘束が完了したら、後は相手がどんな姿で反応するのか想像しながらくすぐるだけですよね?笑

拘束されている訳ですから、当然相手に邪魔されることなく弱いところを責めれるので、ぐりとしては楽しく夢中になります。


そこで1度我に返っていただきたい。


拘束されている状態というのは決して楽な体勢ではないのです。

長い時間拘束を続けてしまえば、当然体に異変が起きてきます。先ほど話したうっ血等ですね。

なので拘束して15分以上経過していたら、「手、大丈夫?」等の確認をしましょう。


私達のようなフェチの場合、くすぐりも加わるので酸欠のリスクだってあります。

もし酸欠状態だなと判断した場合、腹式呼吸深呼吸をしてください。

鼻から息を吸って口から息を吐きだす。これを10回くらい繰り返すと良いそうです。


SMをするにあたって1番大切なのは、確認や同意を得た上で行うことです。

「前に会った時は大丈夫だったから、今回も大丈夫だろう」「こないだ聞いたからOKだったから、やってもいいよな」これらはNGです。

何故なら体調や気分によって返答は変わるからです。


「1つ1つ聞いてたら楽しいプレイも楽しくならないよ!」と思う人は多いと思います。

ですが、そんな人は聞き方を工夫する事を意識してほしいのです。工夫の1つとして、特に声を出さない同意の取り方がオススメです。


例えば、脇腹をくすぐりたいと同意を得たかったとしましょう。

そんな時は「脇腹をくすぐってよければ、手を上げてください」等の相手にアクションさせる事で同意を取ると楽しいと思います。


YESなら自ら手を上げてくれる訳ですから見ていて高まるし、同意も得る事ができて一石二鳥ですよね。

NOなら手を上げないので嫌なんだと認識し、嫌なことはしないように心がけて、良いことを他の質問で探しましょう!

他にも「首を振ってください」や「手に触れてください」なんかも良いですね。


関係性が出来ているのであれば、無理やり手に触れさせたり、頭を抑えて頷かせるのもやりたいですね笑(関係性が重要なのでオススメはしません)

私もよくやるのですが「くすぐっていいですか?」「いいですよ」のやり取りが悪いと言いたいのではありません。

ただ、何度もクエスチョンで返すと毎回返事するのって何となく言いにくくなるものです。


確認を何度もする事って恥ずかったり、めんどくさいと感じる人も多いと思います。

ですが、相手の事を思いやる事が大切なSMの価値観だと思っているので恥ずかしいから聞かないではなく、聞きやすい工夫をするのが紳士的で大人な対応と言えるのではないでしょうか。

相手の同意をさりげなくスムーズに取ってプレイする人ってめちゃくちゃカッコいいですよね。私も早くそんな人になりたいです


■終わりに■

いかがだったでしょうか?
細かい事かも知れませんが、1番大切なことは相手を思いやる気持ちだと思います。


万人に正解だったとしても、その相手に不正解なら、それは不正解なのです。


お互いがその人に合った自分になれるような努力が見えると、とても素敵な関係性だなと思いますし、そんな関係性を築いていけたら良いなと思いました。

私自身くすぐりフェチであり、仲間と一緒に界隈を盛り上げて、自分にできる事を考えていたら教科書という形にたどり着きました。

「こんな内容を記事にしてほしい!」「これってどうなの?」等あればコメント頂けると嬉しいです!

出来るだけ記事にしていきたいと思います!
最後まで閲覧いただきありがとうございました!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?