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9.くすぐったい2種類の感覚とは?

どうも。くすぐりフェチのフロスです。

突然ですが、皆さんは″くすぐったい″2種類存在するという事をご存じですか?

生理的現象で起こるくすぐりの反応なのですが、くすぐりには解明できていない謎が多くあります。

日本のみならず、外国の生理学者達も科学的に研究しているが明確な答えは出ていません

ですが、実験の結果を踏まえて起こった事実をもとにある程度の憶測を考える事はできるので、そこを噛み砕いてお話していこうと思います。

■「knismesis」と「gargalesis」■

「???、何言ってんだフロス」となったあなたは正常だと思います笑

上記の言葉は科学的な用語の論文等でしか使われず、辞書にも載っていない造語として科学者の間で使われる言葉だそうです。

そもそも生理学者とは生物の機能を対象とする研究をしている学者の事を言います。

そこで学者の間で情報共有する為に作り上げられたのが、このくすぐったいの2種類になるわけですが、ひとつひとつ解説していきましょう。

・knismesis(ネジメセス)
ギリシャ語でknismos「かゆみ」を意味する言葉を造語したもので、knismesisは「かゆみを伴うくすぐり」という意味だそうです。

日本のwikipediaで紹介している、くすぐったいメカニズムがこれに該当するので以前記事にした内容と重複するところがありますが、簡単に言うと弱い刺激のくすぐりknismesis(ネジメセス)と呼びます。

あくまで一説ですが、非常に弱い刺激でも体が危険を察知できるように起こるこのknismesis(ネジメセス)は人間以外でも犬や猫などの哺乳類で観測されている現象です。

飼い主がよく愛情表現で首やお腹を優しくなでたり、かいたりする仕草はknismesis(ネジメセス)に当たりますね。

・gargalesis(ガルガレシス)
ギリシャ語でgargalizein「くすぐる」を意味する言葉を造語したもの。
意味はそのままですね笑

こちらはknismesis(ネジメセス)とは逆に強い刺激のくすぐり事を言います。gargalesis(ガルガレシス)人間を含む霊長類にしか見られない現象です。

弱い刺激の時は危険を知らせる行為だとお伝えしましたが、強い刺激になると人間の場合、これも一説ですが、強いくすぐりは体が徐々に慣れてくることから、体が抵抗しようと刺激を抑えようとするのではないかと考える学者もいるそうです。

■フェチ的視点で考える2つのくすぐったい■

学者じゃないので難しい事はよく分かりませんが、くすぐりフェチにとってはとても大事な情報だと思いましたので「knismesis」「gargalesis」についてもう少し詳しく掘り下げたいと思います。

くすぐりフェチとして考えなければならないのは身体、精神状態刺激の慣れは注意しなければいけないのかなと感じております。

解明できていない事の1つですが身体、精神状態が悪いとくすぐったく感じず、身体、精神状態が良いとくすぐったいを感じ取ることが出来ます。

過度な緊張もくすぐりには悪影響を及ぼすのでリラックスさせないといけないことを考えると、初めてくすぐる人等には幅広い相手に効果がありフェザータッチのような気持ちいい刺激を与えられるknismesisの刺激から与えるのが有効だと言えます。

ただ、くすぐりフェチがknismesisの刺激の反応だけで楽しむのは物足りないですよね?

ここで言うgargalesisの刺激もきちんと楽しみたいわけですよ笑

先ほど説明した内容でひとつ注意点があります。それは体が徐々に慣れる事から体が抵抗しようとしてしまうことです。

危険だと感じて体が勝手に抵抗しようとするわけで人間って優秀だなと思うのですが、くすぐりフェチにとってはこれをどうにか防いでいかなければ、相手はくすぐりが効かなくなり、しまいにはこちらを楽しませる為に相手は演技を始めてしまうのです・・・

ではどうすればいいか。体が慣れる前に他の部位をくすぐれば良いのです。

人間の体は対照的なので、例えば右の足裏をくすぐってたのを左の足裏に変えたりとかも有効ですね。

でも同時に刺激を与えたい時もあると思うのでその時はくすぐる部位を変更してやりましょう!

■感覚を覚えよう■

上記2種類のくすぐったいについて解説してきましたが、弱い刺激と強い刺激の境界線ってあいまいですよね。

これに関しては人によっても感じ方は違うし、自分でもどのくらいが強い刺激なんだろうと疑問に思う事があるかもしれません。

では、どんな刺激を強いと弱いで分別したら良いのか。

圧、速さ、力の強弱のバランスが最終的な刺激の強弱を決めると考えます。

ここの感覚はくすぐったがりの相手をくすぐる時も強弱のバランスを変えていかなくてはいけないので、この感覚については正直言葉では伝えれないと思っています泣

相手をたくさんくすぐって、くすぐりの強弱の刺激を覚えていきましょう。

■終わりに■

いろいろな国の学者が研究しても分からない事だらけのくすぐり。

興味深いものですよね。いつか研究者じゃなく、くすぐりフェチがくすぐりを好きすぎてみつけてしまう新しい発見が世に広まり、くすぐりに対する意識を少しでも日常的に取り入れる事ができる日本を望んでおります。

私自身くすぐりフェチであり、仲間と一緒に界隈を盛り上げて、自分にできる事を考えていたら教科書という形にたどり着きました笑

「こんな内容を記事にしてほしい!」「これってどうなの?」等あればコメント頂けると嬉しいです!出来るだけ記事にしていきたいと思います!

最後まで閲覧いただきありがとうございました!!!

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