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ヒーローショーとニューヒロイン

 ヒーローショーって行ったことありますか。私は先日、人生初のヒーローショーに行きました。同じ事務所の後輩が先日まで放送していた「仮面ライダーギーツ」シリーズの仮面ライダー”タイクーン”役を演じていたのでそのショーを見に行ったのです。行く前の私のヒーローショーのイメージは完全にデパートの屋上でやっているものでした(笑)。

 2000人が入る広いホールで行われたそのイベントの客層は子供がほとんど…というわけではなく、小学生以下の子供は3分の1もいなかったですね。もちろん家族連れもいましたが、それより多いのは10代後半から20代の男性、そして女性。そして30〜40代の男女と幅広い世代が集まっていました。
 仮面ライダーのベルトやグッズを身につけたファンの方々に紛れ、始まるのをワクワクしながら待ちました。照明が暗くなってショーが始まると溢れんばかりの歓声。そしてカラフルなペンライト。私の想像してた昔ながらのヒーローショーとは全然違いました(笑)。

 「じゃあみんなで仮面ライダーを呼ぼう!せーのっ」みたいなことをやれるのかと期待してたけど、ショーはしっかりとしたストーリーのあるお芝居でいろんなライダーやキャラが登場するたびにそれどれのファンの声援が飛び交います。楽しいストーリーから一転、よからぬ事を企む人が現れ戦うことになるところだけはお決まりのパターンですね。

 思った以上に物語に引き込まれた私は食い入るようにショーを見てました。すると期待していた”仮面ライダーを呼ぶタイム”が!!全力で叫びたいところでしたが、私の横には同じ事務所の後輩たちが…思いっきり叫ぶ私を見られるわけにもいかず、少し控えめな声で呼びました(笑)。それから度々そんなタイミングが訪れつつ、物語はクライマックスへ。

 照明や効果音も凄かったけど、何より見応えがあったのはライダーの変身シーン。ライティングをうまく使って一瞬で変身するライダー達。さらにそのライダー達はどんどん武器をカスタマイズして進化するので、何度も一瞬で変身していました。同じように舞台に立つ仕事をしていると、こういうショーを見る時「このアクション大変そうだな」とか「あの早着替えどうやってるんだろう」とか裏側のことが気になる職業病が発動してしまうんです。コロコロ変身するライダーを見ながら「スーツアクターさんすごいな」「何人いるんだろう」とそんなことばかり考えてしまいました(笑)。

 無事に仮面ライダーが会場にいる私達と東京にいる皆を助けてくれたところで物語は終わり。大盛り上がりでショーは終わり、そのあとはトークとライブタイムがありました。女性の歓声も凄かったけど男性の力強い声援も印象的でしたし、何より推しのライダーカラーのペンライトを振りながら楽しんでいる人でいっぱいの会場は凄く綺麗な景色でした。テレビで見ていたヒーローが実際に目の前に現れて戦う、これはヒーローショーが初めての私も完全に虜になりましたよ。

 人々に夢や希望を与えてくれたり、ドキドキとワクワクそして夢を見させてくれる仮面ライダー。長期にわたって数多くの人に愛されてる理由がよく分かりました。その日たまたま私自身が誕生日を迎え32歳になったのですが、改めてお仕事頑張ろうと勇気をもらえたショーでした!

 ヒーローショーと同じくらい、先週の秋華賞もめちゃくちゃドラマがありましたね〜。いつも通り土日はいろんなレースの馬券を買いましたが、結論から言うと全部外れました(笑)。14日土曜は掠りもせず、15日は京都9R軸にした①パーティーベルのラストスパートが完璧で2着になったものの、3着サンライズジャストを買っておらず。その後東京HJもオクトーバーSも全然だめでした。

 そしてメインの秋華賞。リバティアイランドが1着になることは1番人気が嫌いな私でも予想できました(笑)。でも軸にするわけにいかない。だから2〜3着になるであろう馬を探して軸にするしか…めちゃくちゃ悩んで②ハーパーを軸に3連複にしたら見事3着!しかし穴馬を狙いすぎて⑦マスクトディーヴァを買っていない。とは言っても、3連複1210円の配当ですから、私としては悔しくないし「まあそうだろうな」と言う結果でした。

 いつもなら1番人気リバティアイランドが好走したら「あーあ」って気持ちになるはずなのに、川田騎手が最終コーナーでリバティを大外に出した瞬間「え、すご」って声が出たんです。それからのリバティの追い上げっぷりと最後に見事な末脚を見せたマスクトディーヴァの勢いといい、めちゃくちゃレースが面白く感じました。結果的に人気馬での決着で配当も低く好ましくないレースだったけど、レース展開がこんなに興奮したのは久々。川田騎手とリバイティアイランドの絆を感じたし、何より馬券の当たり外れ関係なく楽しめたんです。無事に7頭目の牝馬三冠に輝いたリバティアイランドの凄さは、1番人気を嫌いな私すらも魅了する凄さでした!!

32歳になった天野を置いておきます。

あまのまな
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優、パチンコライターとしても活躍。2022年にファースト写真集「なまのまな」(ワニブックス)が発売になった。
6月17日に東京競馬場で行われた「初心者向け競馬教室」や同25日に中山競馬場で行われた「宝塚記念スペシャル予想検討会」に出演するなど、競馬関連の仕事も増えている。
X(旧ツイッター) @akaringo_mana
公式サイト https://www.amanomana.com

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