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1番人気嫌いの「あまのじゃく」

「芸名なの?」とよく聞かれますが、本名です。初めまして、天野麻菜と申します。

 これを読んでいる方のほとんどは、名前を聞いてもポカンとした顔をされていることでしょう。現在様々なジャンルで活動しておりますが、最近で言うと一番分かってもらえる可能性があるのは「涙のリングガール」でしょうか。ボクシングのリングガールをやっておりまして、昨年行われた村田諒太VSゴロフキン戦で思わず涙したことで少しメディアに取り上げていただきました。ひとつお伝えしておきたいのは、決して目立とうとして泣いたわけではありません。そう弁解すればするほど疑われてしまいそうですが(笑)。

 リングガールの他に、役者として舞台に立ったりたまにドラマに出ています。出身は大阪で、東京に来たのは17歳の時。元々は女優になりたくて根拠のない自信だけを持って上京した結果、役者以外の仕事をする機会の方が圧倒的に多い人生を過ごしてきました。例えば、グラビアアイドルとして昨年11月には写真集「なまのまな」を発売したり、パチンコライターとして活動していたこともありました。
 馬券を初めて買ったのは多分、20歳の頃ですね。17歳で鞄ひとつ持って一人で東京に出てくるような根っからのギャンブラーなので、勝負事には熱くなるタイプです。友達と競馬場に行ったり、最近では地方競馬の配信に出たりしつつ競馬を嗜んでおりますが、まだまだ競馬に関しては勉強中です。

 競馬の予想って統計学だったりパドックの見方だったり、血統とか調教とか言い出したらキリがないですよね。誰の言うことを信じたらいいのかどの予想に乗っかればいいのか、私も未だに分かりません(笑)。
 なので私は買い方は固定していて、3連単の1着流しもしくは3連複の軸1頭流しのどちらかのみ。そして何より心に決めているのは…そう! 1番人気を軸にしないこと!

 その理由は単純に払い戻しが少ないというのもありますが、1番人気が1着でもドキドキしないんです。だってどうせならそんなに目立ってなかった馬が差してきた方が面白いじゃないですか。私が好きな競馬はソレなんです。
 これがアマノという名前に生まれた宿命なんでしょうか? 単純に強い、人気の馬を買えば当たる可能性は高いのに何故か逆向したくなる。流石にこのレースは1番人気を軸にしないと取れないと分かっていても買わない。そんなあまのじゃくな性格で予想と買い目を組んでいます。じゃあ全然当たってないんじゃない?と思われそうですが2019年のダービーは圧倒的人気のサートゥルナーリアを買わなかったおかげで見事三連複的中。最近では5月5日の船橋競馬で2連複が11万に。

 先週の日曜日には、早速、『FRONT RUNNER』さんで公開されていたコンテンツ「危険な上位人気馬」を参考に予想をしてみました。該当馬は1-2-1-4で単勝回収率は35%、複勝回収率71%。8頭中7頭が1番人気で、そのうち4頭は馬券にも絡まず。さすがです。
 なのに、私が勝負レースに選んだ函館9Rのマナウスだけ何で勝つんだ〜!
 やっぱり“マナ”は強かった。そして、昇級初戦だったマナウスをあっさり勝たせてしまう、武さんも強かった(笑)。

 1番人気を買わなくても競馬は楽しい。それに当たれば大きい!その良さをこのコラムで伝えられたらいいなと思いつつ、出来れば結果も出していきたいと思います。

あまのまな
2019年7月に行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチで村田諒太選手が王座を奪還した際に涙を流し、「涙のリングガール」として一躍話題に。リングガールの他、グラビアや女優、パチンコライターとしても活躍。2022年にファースト写真集「なまのまな」(ワニブックス)が発売になった。
6月17日に東京競馬場で行われた「初心者向け競馬教室」や同25日に中山競馬場で行われた「宝塚記念スペシャル予想検討会」に出演するなど、競馬関連の仕事も増えている。
ツイッター @akaringo_mana
公式サイト https://www.amanomana.com

「当たらなかったなぁ」の天野を置いておきます。

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